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高機能ウェアだからと1枚に頼るのはNG。組み合わせの具体例で見る夏山登山の「最適」レイヤリング(2ページ目)

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【3】テント場で意識すべき要素は「ドライ+保温」

テント泊登山での食事
最後にテント場でのレイヤリングの基本は2つ。ドライと保温です。

穂積さん
穂積さん
テントを張ったら、まず行動中に濡れた行動着を一旦全て脱いで、乾いていて軽いものに着替えて気持ちを切り替えます。

登山ウェアと登山靴と登山靴下
なるべく締め付けがあるウェアは全て脱いで、体を解放させて、精神的なストレスを取り除くのが大事。

特に標高が高い場所だと全身にむくみが出てくるので、メッシュアンダーや靴下も抜いで解放させます。

穂積さん
穂積さん
同じものを着続けないで、気持ちをリフレッシュすることが大切です。

<ポールワーズのウェアでテント場でのレイヤリング>
テント場でのウェア
八ヶ岳くらいの標高帯(2000〜2500m)であれば、

グラフィックTシャツ+薄手のジップフーディフリース(テックフェイスストレッチフーディ)

の組み合わせがあれば、昼間は十分。
登山用フリース

テックフェイスストレッチフーディー:ストレッチ性、透湿性に優れたフリースジャケット。保温性だけでなく、通気性も兼ね添えています。(9月発売予定)

登山用フリース

登山に慣れていない人は、フリースといえば厚みのあるものをイメージしてしまいがち。

しかし、フリースやダウンには厚手、薄手、中厚手など厚さの段階があります。

穂積さん
穂積さん
フリースやダウンは行動中に着られる透湿性のあるタイプから保温性を重視したタイプまで、歩く山と季節によって、防寒着のタイプを選択するといいと思います。

ちなみに、保温性を重視するならば、防寒着はフードがあるタイプがおすすめ。

頭のてっぺんからの放熱が大きいので、体温を逃さず効率的に保温できます。
テント泊登山のテント場

穂積さん
穂積さん
あれもこれもウェアを持っていくことはできないので、比較的標高が低くて気温が高い山であれば、私は薄手のジップアップフリースの上にウインドシェルやレインウェアを重ね着してやり過ごすことも多いですね。

夜になると冷え込む山(富士山や3000m台の山)では、夏場でも中綿系のウェアを1枚持っていきます。


中綿入り防寒着

グラフェンサーモフーディ(ポールワーズ・9月発売予定)

夜中に星空鑑賞を楽しんだり、ご来光を求めて暗いうちに出発するのであれば、真夏の山小屋泊でもグラフェンサーモフーディのような保温着はマスト。

ただ、フリースなどを持って行かずダウン1枚で全て済まそうとすると、必要ないシーンではオーバースペックになってしまうので、ここでも重ね着することを意識して選びましょう。

ポールワーズのウェアはどこで手に入る?

スポーツショップ
シーン別に紹介してもらった3パターンのレイヤリングは、オンラインからも購入可能ですが、ぜひ店頭で袖を通して、フィット感や肌触りを確かめてみてください。

ヴィクトリア、エルブレスやスーパースポーツゼビオなど、全国に185店舗で手にとることができます。

 

スーパースポーツゼビオの店舗を探すエルブレスの店舗を探すヴィクトリアの店舗を探す
※ポールワーズのアイテムの取り扱いは店舗に問い合わせください。

ウェアの組み合わせの妙を考えるレイヤリングは登山の面白いところ

樹林帯を歩く登山者
いくら1点ごとの性能が高いウェアを揃えても、組み合わせの相性が良くなければ機能しないところが、登山ウェアの難しいところであり、面白いところでもあります。
石を積んだケルン

快適さの感じ方は人それぞれなので、誰にでも当てはまる正解はありません。

「ウェアごとの役割」を意識して、自分なりのレイヤリングを作り上げ、快適な山登りを楽しんでください。

ポールワーズでレイヤリングのアイテムを見る

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