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道草山歩きのススメ。登山やハイキングの楽しさが倍増する野草観察のコツ(2ページ目)

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POINT③:思い切り近づいて、葉っぱの「質感」を観察

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一見普通の葉っぱや花に見えても、顔を近づけてよく見ると、毛がびっしりと生えていたり、パールが入ってキラキラしていたり、不思議な模様が入っていたり。新たな発見がきっとあります。

写真はシロダモ。芽吹いたばかりの葉は、ふわふわした毛で触ると気持ちがいいです。

KUSACOさん
KUSACOさん
離れてみると緑一色にしか見えないような葉っぱも、近づくと色の濃淡や質感がわかるんですよ

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ルーペを山に持っていって、気になる植物があったら取り出してみるのもおすすめ。
肉眼では見えにくい、より細かいところまで観察できます。

POINT④:記録の写真を撮るときは「3枚」撮る

植物の写真を撮るときは、つい花などディテールをクローズアップしてしまいがち。
でも、後から図鑑などで調べようと思ったときに、花だけでは判別がつかないことが多いのです。
よく見かける野草の中でも、例えばセリ科やスミレ科などは、花だけ見るとほとんど同じなのだそうです。

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セリバヒエンソウ(鎌倉広町緑地で撮影)
そこで、以下のように写真を3枚撮るのがオススメ。
①花のアップ
②葉のアップ
③植物全体

花だけだと同じような形でも葉の形状や生え方などで見分けがつきます。

KUSACOさん
KUSACOさん
写真を見ながら図鑑で調べて、植物の名前やその由来、特徴などがわかると、観察がどんどん楽しくなりますよ!

POINT⑤:図鑑は色別に分かれているものがオススメ!

気になる植物を見つけたら、図鑑で調べてみましょう!
インターネットも参考にはなりますが、ときに正確でない情報が載っていることもあるので、最終的には図鑑で確認するのがおすすめです。

なかなか図鑑で見つけられないと、調べるのが億劫になって挫折してしまいがち。

最初はシンプルで調べやすい色別の図鑑や、その場所の植物がまとめられたパンフレット等を活用してみてください。

あまり知識がなくても、見つけた花を探しやすいです。


ちなみに、上の写真のキツネノボタンは、実が金平糖のようなかわいい形をしているので、コンペイトウグサと呼ばれることもあるそう。

植物の名前の由来には物語があるものが多いので、調べるのも楽しいですね。

KUSACOさん
KUSACOさん
ミレーのサイトでもお伝えしたように私も図鑑に出会えたことで野草にハマったんです。知識が増えていくのは楽しいですよ

POINT⑥:「マイフィールド」へ季節ごとに通う

いろんな山を歩いてみたい! と思いがちですが、野草観察に関しては、逆に同じ山を何度も歩くことでしか味わえない楽しみもあります。

同じ植物が芽を出して、葉を伸ばし、つぼみをつけ、花を咲かせて、実をつけるといった一連の変化を見届けると、我が子のように愛おしくなるはず。

その場所で見られる野草や花が紹介されていたり、そのエリアのオリジナル図鑑が作られていることも。書店で売っている本だけはない情報も活用しましょう!

KUSACOさん
KUSACOさん
いろんな場所に行くのも楽しいですが、季節ごとにお気に入りのフィールドに行くのも楽しいですよ!

POINT⑦:雨が降っていても楽しめる!

天気が悪いと山の眺望は楽しめませんが、植物観察なら雨でも関係なく楽しめます。

KUSACOさん
KUSACOさん
雨の日は、むしろ、山やフィールドに人が少なくて、野草をじっくり観察するにはうってつけなんです!


植物は水滴をたたえて生き生きと輝き、雨のときにしか見られない姿を見せてくれることもあります。

出典:PIXTA

雨を受けると花が透明になるサンカヨウは、雨だからこその美しい姿を見せてくれます。わざわざ見に行きたくなりますね。

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