テント泊経験者に聞いたマット選びの失敗談
テント泊に欠かせないスリーピングマット(以下マット)は日中に使わない道具なので、「重さ」や「収納性」など、持ち運びに関わるスペックに注目して選びがちではないでしょうか。でも、実際にそれで満足のいくマットを手に入れることはできるの? ほかに気にしたほうがいいポイントはなかったか、テント泊の先輩登山者に聞いてみました。
意外な落とし穴があった先輩たちの失敗談
テント泊経験者の失敗談はこんな意見がありました。





重さ?収納性?マット選びの基準は、何ですか?
先輩登山者の失敗談を聞く際に、YAMA HACKではマットに関するアンケートを実施(有効回答数225)。回答してくれた先輩登山者のうち、76.9%が登山歴4年以上、80.9%が年2回以上テント泊登山をするという内容から、マットを選ぶうえで基準となる要素が見えてきました。
マット選びで一番重要なポイントは?
「重さ」(27.1%)、「収納性」(19.6%)に次いで、4番目に多かったポイントは「断熱性」(13.3%)。そして、もっとも多くの先輩登山者が重要と答えたのは「寝心地」(31.6%)という結果に。
マットのタイプは3つ。クローズドセルから他のタイプに変えている人も
さらに、現在使っているマットの種類についても聞いてみました。ちなみに、マットは以下の3タイプに分かれます。
一番最初に選んだマットのタイプ
現在使用しているマットのタイプ
すると、最初はクローズドセルフォームマットを買う人が圧倒的に多いですが(52%)、経験を重ねるうちにエアマットに買い換える人が一定数いることが分かりました。