山岳映画は数多くある!心打たれるおすすめ映画をご紹介!

山岳映画おすすめ邦画5選
<八甲田山>1977年公開
高倉健主演。明治34年日露戦争を目前にし、ロシア軍と戦うために”生きては帰れない”と言われていた八甲田山での雪中訓練を行う。210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材に描かれた映画。「天は我々を見放した」という台詞は当時の流行語にもなった。
キャスト:高倉健, 北大路欣也, 丹波哲郎ほか
上映時間:170分
原作は山岳小説の第一人者、新田次郎の「八甲田山死の彷徨」で、この作品や
「チンネの裁き・シュプールの謎」とか「武田信玄」「武田勝頼」などを時間を忘れて
読みふけった記憶があります。
映画の方は雪また雪の山の中の撮影で、出演された俳優の方々、色々な
ご苦労があったようです。何せ210名中199名が死亡するという大惨事を再現した
事もあって、主演の高倉健に「これができれば、何でもできる」と言わしめたほどの
過酷な撮影現場であったということは想像に難くないです。
出典: amazon
<銀嶺の果て>
1947年公開
冬のアルプスでロケを行った、迫力ある映画。三船敏郎のデビュー作でもある。3人組が銀行強盗を働き、冬の北 アルプスに逃げ込む。しかし、捜索隊が追いかける中、1人は雪崩に巻き込まれて姿を消してしまう・・・
脚本:黒澤明
キャスト:三船敏郎、志村喬、若山セツ子、河野秋武、高堂国典ほか
60年前のモノクロ作品。
黒澤明と三船敏郎がはじめてであった映画なのだという。
すごい…
ウソのない凄さのようなものを感じる。
映画の力を感じる。
戦後間もないころの雪の北アルプスが舞台…
今こうして見つめている自分が、すごく不思議に感じる。
撮影は大変だったろう。
美しい…
思わず敬意を表したくなる作品だと思った。
出典: amazon
<黒い画集 ある遭難>
1961年公開
松本清張原作。ほぼ山の中が舞台で、特に後半になると登場人物はたった2人なのにその展開に目が離せない。山岳遭難事故を題材に、その事故で三人のパーティーのうちたった一人死んだ男の死の真相をめぐる山岳ミステリー映画
キャスト:伊藤久哉, 香川京子, 土屋嘉男, 児玉清, 和田孝ほか
上映時間:89分
かつて幼い頃、NHKドラマで観て相当ショックを受けたことを今でも覚えている。その後、小説を読んだ時は、これだと思ってむさぶるように読んだ。改めて本作を観ると、映画が丁寧に作られている。同じ山々の夏山、そして冬山それぞれでロケをしているのは凄い。撮影機材を山に上げたり、撮影スタッフの足場確保は大変だったのではなかろうか。夏山は暴風雨のシーンは現場だったのかセットだったのか、冬山は撮影スタッフの足跡をつけないように気をつかっただろう。
結末が衝撃的だった。本作では警察は出てこないが、あのような結末にするとは松本清張ならでは。同じような結末の作品では「陸行水行」を想起する。音楽は神津善行。懐かしい
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<植村直己物語>
1986年公開
植村夫人の視点を軸に、植村直己の生き様を描く。エベレストのベースキャンプでの撮影など映像も美しい。
<岳-ガク->
2011年公開
山岳遭難救助をリアルに描いた、山岳映画。日本アルプスで行った過酷な雪山映像は圧巻
キャスト:小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之助、市毛良枝
上映時間:125分
山岳救助隊の厳しい自然との闘いを描いた、人気コミックの実写映画化。
原作コミックはとても面白いと、周りから評判を聞いているのですが、未読のため、映画のみでの感想です。(原作キャラとのイメージのギャップ等はわかりません。)
個人的に、登山やクライミング等が好きなため、映画のテーマが「山」であるだけで、評価が上ブレしていると思いますが、全体的によくできていると思います。冬山で撮られたロケシーンはとても雄大で美しく、山の魅力が伝わってきます。主役の小栗旬は、とても魅力的な主人公を熱演。山をこよなく愛する純粋な青年の役どころをうまく演じています。あえて言うなら、全体的に明るいトーン
出典: amazon
山岳映画おすすめ洋画5選
<クリフハンガー>1993年公開
シルヴェスター・スタローン主演、岩壁登攀や雪崩などハラハラするシーンが続く。山岳救助隊員として活動していたゲイブは、友人のハルとその恋人が山でのデート中にハルの怪我により救援に応じる。しかし装備品の不備により、ハルの恋人を救うことが出来ず責任を感じたゲイブは山岳救助隊を辞めてしまい、山からも離れてしまう・・・
<アンナプルナ南壁 7,400mの男たち>
2012年公開
スペイン映画。ヒマラヤ山脈でも非常に危険なルートと恐れられている“アンナプルナ南壁”。そこで遭難した一人の男を救うために集結した、世界10カ国の登山家たちの尽力を追ったドキュメンタリー映画。
<ブラインドサイト 小さな登山者たち >
2007年公開
盲目の子供たちが、エベレスト登頂を目指したドキュメンタリー。困難に立ち向かう子供たちの姿、それをサポートする大人の価値観の対立も興味深い。
キャスト:サブリエ・テンバーケン,エリック・ヴァイエンマイヤーほか
上映時間:104分
ダイアログインザダークというイベントのウェブサイトで紹介されていたので、映画館で観ることができました。数々の映画祭で観客賞を受賞した、ドキュメンタリーの傑作です。
何かしたい、何かできる人間になりたい、と強く思わされる映画です。
まず印象的なのは、その美しい映像です。ヒマラヤの壮大な風景、素晴らしい音楽、そして
その風景を見ることはできない盲目の子供たち。酷い差別にさらされながらも、登山を通して
少しずつ自信をつけていく姿に心打たれました。また、自身も盲目である教育者サブリエの
意志の強さにも感動しました。
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<バーティカル・リミット>
2000年公開
ロッククライミング中に起きた事故で、兄ピーターは妹と自身を救うため父親の命綱を切ることを決断。父の夢を追って登山家になった妹は、標高8000mでクレバスに閉じ込められてしまう。妹を助けるために兄は立ち上がる・・予測不能なハラハラする展開に目が離せない。
キャスト:ピーター・ギャレット, クリス・ オドネルほか
上映時間:124分
オープニングのシーンから、ショッキングである。
ロッククライミングのアクシデントで、父親が、自分を犠牲に兄妹たちを救うように数秒の間で指示する。
兄妹たちにとってはトラウマとなってしまうシーンである。しかし、これが登山における暗黙の了解であることを、いずれ兄妹たちは知る。他の多くの犠牲を出さないために、救助を希望しつつも、
さらなる犠牲を求めない。「極限状態」での決断である。生存のためにしてよい利己的行動の善悪判断すら、この状態では、一般の判断は通用しない世界。
それこそ"Vertical Limit"である。
出典: amazon
<山>
1956年公開
アルプスでロケした山岳映画。山を愛する老ガイドとその弟の愛情に心打たれるだけでなく、登攀シーンの迫力は手に汗握る。[spacekey_affiliate_shortcode key=10]
映画で”山”を楽しみ、体感し、感じよう。

Let’s enjoy mountains movie!
山岳映画を楽しもう