【鳥取エリア】雄大な砂丘だけじゃない魅力がたっぷり!
有名な鳥取砂丘以外にも、日本海らしい景色が見られるバラエティー豊かなエリアです。
①鳥取砂丘
日本有数の砂丘として有名な鳥取砂丘。馬の背と呼ばれる標高47mから見下ろす美しい海岸線や風が作る風紋や砂柱など、広さだけではない自然の造形美を味わうことができる場所です。
また、鳥取砂丘の一部は日本有数のらっきょうの生産地で、10月から11月には赤紫色のらっきょうの花がいっぱいに広がって訪れる人を楽しませてくれます。
訪れた日は風も雨も強く、日本海の厳しさを感じることに。
ただ、逆に厳しい環境だからこそ砂の風紋や砂柱を見ることができて貴重な体験でした。
ただ、逆に厳しい環境だからこそ砂の風紋や砂柱を見ることができて貴重な体験でした。

かほさん
②鳥取砂丘ビジターセンター
見ての愉しむだけでなく、知って愉しむのもジオトレイルの魅力のひとつ。鳥取砂丘のすぐ横には鳥取砂丘ビジターセンターがあり、鳥取砂丘のできかたや自然現象の解説があります。
ビジターセンターで学んでから砂丘を訪れると、いろんな発見ができるのでおすすめです。
「どうして砂丘ができるのか?」という疑問が展示物を見ることで解決できました。砂丘の生物や植物など、新しい発見も。
砂丘とセットで訪れることで、より充実した時間を過ごせると思います。

かほさん
③滝ケ磯
波によって侵食されてできた海食崖(かいしょくがい)と呼ばれる高い断崖が目の前に広がります。雨が降ると滝のように水が流れ落ち、その姿はとても美しいです。
道は整備されていますが、急な斜面や痩せた場所もあるので注意して歩きましょう。
この辺りは両側に海を感じながら歩けてとても気持ちの良い場所でした。
マグマが冷えて固まった山の斜面は特徴的なカタチで、迫力満点です。
マグマが冷えて固まった山の斜面は特徴的なカタチで、迫力満点です。

かほさん
④大谷西海岸
花崗岩、流紋岩、安山岩、松脂岩、凝灰岩、凝灰角礫岩、砂岩、泥岩など多くの岩石が見られる海岸。ただ歩くだけでなく、いろんな種類を探しながら歩くとおもしろいかもしれません。
ビジターセンターに石の種類の展示があったので、思い出しながら石を集めました。

かほさん
⑤山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館
2010年にリニューアルオープンした山陰海岸ジオパークトレイルの拠点。それぞれの地域に点在する自然館やビジターセンターで各エリアの自然環境や歴史について学びながら歩くと、きっと他のトレイルでは味わえない発見ができるようになりますよ。
山陰地方の地質や歴史、日本海の生き物について教えていただき、ただトレイルを歩くよりも深みある旅になりました。
とくにダイオウイカの展示が印象に残っています。ニュースでしかみたことがないので、実物を見たときはこんなにも大きいイカがいるのかと本当にびっくり!

かほさん
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地球の歴史を知りながら大自然とそこに暮らす人の営みを味わうトレイル
途中にはビーチ沿いのトレイルもあるので、旅の途中で海水浴をしたり、近くの温泉を満喫しながらゆっくりと歩くのもおすすめです。
230kmと長いので、一度に完歩は難しいかもしれないですが、訪れる季節を変えて少しずつ歩いてみると日本海とその自然のさまざまな一面を見ることができ、楽しみながら歩けるのではないでしょうか。

かほさん
そのエリアの自然や歴史について学びながら歩くことで、見える景色の解像度が上がったり、感動の味わいも深くなったりするはずです。
山陰海岸の雄大な自然を感じたくなった人は、少しずつでも一気にでも良いので山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてみてください。
山陰海岸ジオパークトレイルをもっと知りたい
山陰海岸ジオパークトレイルは、スポーツ庁の「スポーツによるグローバルコンテンツ創出事業」の一環として実施しています。
Sponsored by 山陰海岸ジオパーク推進協議会