【京都エリア】大地のパワーや不思議を感じる海沿いのトレイル
京都エリアでは、立岩や屏風岩などの巨岩など、山陰海岸らしい荒々しい景色を見ることができます。
①経ヶ岬
丹後半島の先端に突き出した近畿地方最北端。海抜140mの位置にある灯台は、日本に5つしかない貴重な第1等レンズを使用した第1等灯台のひとつで、ここからの景色は「京都百景」に選定されている場所です。
海岸付近には、柱状節理(ちゅうじょうせつり)という噴出した熱い溶岩が冷え固まった時にできる割れ目が特徴的な岩石がたくさん露出しています。
真っ白な灯台と海の組み合わせが絶景でした。
この灯台は恋する灯台にも選ばれているそうなので、私にも近々ロマンスがあるということでしょうか?笑

かほさん
近くの駐車場からは階段が付いている舗装されて道ですが、落ち葉や岩が多く濡れると滑りやすいので注意して歩きましょう。
②高嶋オートキャンプ場
海のすぐ側にあるオートキャンプ場。テントサイトは芝できれいに整地されていたり、電源付きサイトもあったりといたれりつくせり。
キャンプ場からは「丹後松島」という、波浪により侵食されてできた美しい景観を目にすることができます。
テントを背負うと荷物は増えますが、海の音を聴きながら眠りについたら気持ちよさそうですね。

かほさん
③屏風岩
硬い安山岩が周りの地層の侵食により取り残されてできた巨岩。岩が海面からそびえ立つような不思議な景色です。
1500万年前のマグマが固まってできたそうで、大地の歴史を感じられる場所でした。
トレイルにはいくつも見どころがあるので、ついつい足を止めてしまいますね。
トレイルにはいくつも見どころがあるので、ついつい足を止めてしまいますね。

かほさん
④てんきてんき丹後
道の駅てんきてんき丹後では美味しい食事やお土産だけでなく、ジオパークについてのさまざまな展示があります。近くを訪れた際は、休憩や情報収集のためにぜひ立ち寄ってみてください。
本当に砂から音がするのかな?と半信半疑でしたが、棒で押すと「キュッキュッ」と音がして不思議な感覚でした。

かほさん
⑤大成古墳(おおなる古墳)
大成古墳は横穴式石室の古墳群で、全部で18基の古墳があります。海を見下ろす高台にあり、ここからは犬が寝そべった姿に見えるという「犬ヶ岬」も望むことが可能です。
海を見渡せる場所なのですが、昔の人も亡くなった人に良い景色の場所で眠ってほしいとこの場所にお墓を作ったのでしょうか。

かほさん
⑥立岩
地下から隆起したマグマが固まってできた周囲約1km、高さ20mにも及ぶ巨石。長い年月をかけ波の侵食によって地層が削られて、この美しく力強い柱状節理が生まれました。
高さ20mもある岩は大迫力!砂浜を歩くのが楽しくて歩いていると、波が押し寄せてきて波と追いかけっこ状態に。笑
これも良い思い出ですね。
これも良い思い出ですね。

かほさん
立岩のすぐ近くには、聖徳太子とその母である間人皇后(はしうどこうごう)の銅像が。かつて皇后より間人の名が村名として贈られ、里人はそのまま名前を地名にすることをおそれ多いとし、間人(たいざ)と読みかたを変えたという言い伝えがあります。
⑦夕日ヶ浦
夕日が美しい景勝地として有名な夕日ヶ浦は、テレビのロケ地としてもよく利用されています。たくさんの人が沈む美しい夕日を眺めていました。
夕日に染まる海を見ながら一日を締めくくるのも良さそうですね。
とにかく景色が良いのでいろいろな角度から写真を撮りました。まさに、映えスポット!
とにかく景色が良いのでいろいろな角度から写真を撮りました。まさに、映えスポット!

かほさん
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【兵庫エリア】海岸線もまち歩きも見どころ満載!
山陰海岸らしい海沿いのルートだけでなく、気軽に楽しめる足湯や一風変わった駅など、見どころたっぷりです。
①はさかり岩
海にそそり立つ岩の間に上から落ちてきた岩がはさかった(挟まるという意味)ことから名付けられた奇岩。落ちない岩ということで、合格祈願のシンボルにもなっています。
まさに「はさかる」という名前の通りの不思議な岩でした。

かほさん
②かえる岩(かえる島)
溶岩が冷え固まってできた岩が、波によって削られてかえるのように見えることからこのように呼ばれています。昔、航海に出た男たちが「この地に帰る」ということを祈願したとも言われる場所です。
トレイルの途中で立ち寄って、無事に帰れるように旅の祈願をするのも良いですね。

かほさん
③岡見公園
眺望が素晴らしく、ここから見える香住海岸の夕陽は日本の夕陽百選に選ばれています。春は桜、夏にはシイの群生林や菩提樹やユウスゲが訪れた人を楽しませてくれるでしょう。
香住海岸を一望できる、気持ちの良いポイントです。
昔は離島だったと書かれていたので、長い月日をかけて本土にくっついたと思うと歴史を感じます。
昔は離島だったと書かれていたので、長い月日をかけて本土にくっついたと思うと歴史を感じます。

かほさん
④余部鉄橋「空の駅」と道の駅あまるべ
2010年にコンクリート橋梁へ架け替えられるまで、高さ41.5m、長さ309mの谷をまたぐ鉄橋として98年間利用されていました。
2013年には歴史継承と観光拠点とするために旧鉄橋を残しながら空の駅が完成し、2017年にはエレベーターが整備され、地域の人の生活を支える駅としても観光地としても賑わっています。
駅から10分ほど歩いた高台から駅を見下ろすと、背景に空と海があって駅が浮かんでいるように見えました。
空の駅と呼ばれているのも頷けます。
空の駅と呼ばれているのも頷けます。
空の駅には昔のレールがあって歩けるのですが、普段歩けないところを歩けるのはテンションが上がりました。

かほさん
余部鉄橋の麓にある「道の駅あまるべ」では、お土産や現地のグルメを食べることができます。
特に地元・香住のパン屋特製のごまバンズにカニクリームコロッケと香住ガニと野菜を挟んだ”香住バーガー”は絶品!
香住バーガーは歩いている途中で小腹を満たすのにちょうど良いボリューム感。
バンズの表面はサクッとしていて、中はふんわり。お花のカタチをしているのも可愛かったです。
地元のグルメを味わいながら歩けるのも嬉しい。

かほさん
⑤浜坂駅前の足湯
まちの中を歩くことができる浜坂エリアで立ち寄りたいのが、浜坂駅にある無料の足湯。旅のリフレッシュになること間違いなしです。
歩き疲れて一息つくのにピッタリの足湯。
駅前にあるので、住んでいる人たちの生活感も感じられます。
駅前にあるので、住んでいる人たちの生活感も感じられます。

かほさん
⑥加藤文太郎記念図書館
登山好きにぜひ立ち寄って欲しい場所が「加藤文太郎記念図書館」。著書『単独行』や新田次郎さんの小説『孤高の人』で知られた、昭和初期の登山家である加藤文太郎の遺品や資料などが展示されています。
こういった場所に立ち寄って歴史を振り返られるのも、ジオトレイルの魅力です。

かほさん
⑦城山園地
つづら折りを登っていくと展望の良い城山園地に到着。ここからは日本海や漁港を望めます。ベンチも常設されているので、景色を見ながらゆっくりと休憩しましょう。
諸寄港を眺めながらの絶景ティータイムは疲れを忘れさせてくれるひとときです。
地元で食べ物をゲットしたので、食も大満喫しました。
地元で食べ物をゲットしたので、食も大満喫しました。

かほさん