アライテント カヤライズ

夏のキャンプはこれ!総メッシュで通気性抜群のアライテント「カヤライズ」

2021/12/28 作成

真夏に使える軽量テントを探しているなら<アライテント>カヤライズ。エアライズの携帯性や耐久性はそのままにテントを総メッシュ化で通気性抜群。今回は実際に試して性能や使用感、おすすめシーンなどをまとめました。カヤライズなら真夏のキャンプが超快適になりますよ!

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

夏のテント泊が快適に!エアライズがメッシュ化したカヤライズ

アライテント カヤライズ
撮影:筆者

国産山岳テントの代表として、たくさんのユーザーに愛されているアライテントの「エアライズ」。その構造をベースに、気温の高いシーズン向けのバリエーションテントとして開発されたのが「カヤライズ」。つまり、エアライズの夏版がカヤライズなのです。

▼「エアライズ」の基本性能については、こちらをチェック

まるで蚊帳!通気性抜群の総メッシュ仕様

カヤライズのメッシュ

撮影:筆者

エアライズにも通気性能は備わっていますが、冬でも使える4シーズンテントである以上、夏の低山で使用すると暑いと感じたり、結露を不快に感じたりする人もいます。

そんな人に用意されているオプションがカヤライズ。エアライズの本体を総メッシュ化したその姿は「まるで蚊帳」と評判です。

実はカヤライズは、1990年代の終わりにアマゾンのカヤックツアーでの防虫対策用に開発されたテント。熱帯雨林の中で使用されていた経緯を考えると、日本の蒸し暑い夏でも快適に過ごせそうですね。

フライシートとフレームはエアライズと共通!

エアライズとカヤライズ

撮影:筆者

画像左がエアライズ2、右がカヤライズ2です。見てわかる通り形状は全く同じなので、「フライシート・フレーム」は共通。そして、カヤライズはフレーム抜きの本体のみで販売されています。

つまり、エアライズユーザーであれば、わざわざフライシートとフレームを購入する必要はありません。エアライズユーザーの夏キャンプ用テントとして愛用されているのもううなずけますね。

総重量を見ると、カヤライズ2(本体+フライシート+フレーム)は1750g。エアライズ2は1550gなのでその差+200g。モスキートネット(ナイロンメッシュ)のテント素材がちょっと重くなるようです。

サッと設営完了。手軽さはエアライズと同じ

カヤライズの設営後

撮影:筆者

基本的にカヤライズはエアライズと同様に山岳用テント。携行性や設営・撤収のしやすさは重要なポイントです。

実際にはどうなのか?じっくりとチェックしてみましょう。

今回使用したテント

・カヤライズ2本体のみ
・2人用(最大3人)
・フレームとフライシートはエアライズ2用のものを流用

【カヤライズ2本体のみ 仕様】

重量900g(本体)
サイズ設営時:間口130×奥行210×高さ105cm
収納時:38×19cm
ラー本体:ライトグレー
素材本体:モスキートネット(ナイロンメッシュ)
シート:40dnナイロンタフタPUコーティング

3分割可能、バックパックへの収納も問題無し

カヤライズの収納時

撮影:筆者

画像左から、フライシート・カヤライズ(本体のみ)・フレームです。カヤライズの付属スタッフバッグは、フライシートも入れられるほど余裕があります。
カヤライズの収納時

撮影:筆者

カヤライズ(本体のみ)を筆者の手持ちのベルトで締めてみると、こんなにコンパクトに。しかも3分割できるので収納方法のアレンジがしやすく、持ち運びに便利です。

設営撤収はとっても簡単手間いらず

設営方式は2本のフレームを入れるだけの簡単設営、フライシートの固定はバックルで一発接続です。

設営手順は以下の通り。フライシートを掛けない場合、⑦から⑩は必要ありません。

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撮影:筆者

①.テントを広げる。
②.スリーブにフレームを押し入れる。
③.フレームの先端がスリーブの先端まで届いたかを確認。
④.フレーム付け根のテント本体を掴んでフレームを押し込みアイレット(穴)に差し込む。
⑤.2本ともフレームを押し込む。→テントが立つ。
⑥.ガイラインが結ばれていれば、ほどいておく。
⑦.前後を確認しフライシートを掛ける。
⑧.この時点でガイラインをフライシートのガイラインホールヘ通す。
⑨.テント後部をフライシートのバックルで接続。
⑩.テント前部をフライシートのリングをフレームの下に回り込ませ引っ掛ける。
⑪.テント4隅、ガイライン4箇所、後左右のフライシートのテンションコード3箇所、前室、前室のガイライン、計13箇所をペグダウンし、張り具合を調整し完成。

手順はエアライズと全く同じ。手順は多く見えますが特に難しい部分はありません。フレームを押し入れるときにちょっと力が必要ですが、慣れれば5分程度で完了するでしょう。

撤収は設営の逆、フレームを抜く時は気を付けて

カヤライズの撤収

撮影:筆者

撤収は設営の逆で特に難しい部分はありませんが、フレームを抜く時は「引く」のではなく「押す」ようにしましょう。引くと途中でフレームが抜けてスリーブの中に残ってしまい、取り出しにくくなります。

総メッシュで結露無し、エアライズ譲りの耐久性

カヤライズの室内

撮影:筆者

設営後に気になるのが耐久性と居住性。それぞれ確認しました。特に耐久性はさすがエアライズ譲りです。

耐久性は山岳テント仕様、エアライズと同じ性能

カヤライズ

撮影:筆者

強風や雨など、4シーズンあらゆる状況で使うことを前提に設計されたエアライズ。カヤライズは、そのエアライズと同じ形状、フロア材質やフレーム・フライシートも共通なので、同等の耐久性を持っています。山でも安心して使用できそうです。

フロア部分はしっかりと防水、耐久性もあり安心

カヤライズのフロア

テント上部は総メッシュですが、ボトムのいわゆるバスタブ部分はエアライズと同じ材質で、高い防水性を持っています。ボトム生地には40デニールの素材が使われており、山岳テントの中では厚手。実際に触ってみても丈夫さを感じました。

メッシュなのでそれほど圧迫感無し、必要十分な室内スペース

カヤライズの室内スペース

撮影:筆者

居住スペースはエアライズ同様、山岳で2人で使用するテントとしては必要十分というスペースです。

カヤライズの室内

撮影:筆者

しかし総メッシュで半透明なので狭苦しさは感じません。テント内結露はほとんどなく、その点では快適ですが、高原で使用すると朝晩はちょっと寒いかもしれません。

カヤライズの前室

撮影:筆者

短辺側が出入口なので前室の面積は少なく、靴が置ける程度。荷物置き場としては考えないほうがいいでしょう。

開放感抜群の「フライシート無し」、夏の星空観賞やお昼寝にも

カヤライズの天井

撮影:筆者

今回設営している時に「フライシート無し」の状態で中に入ってみました。その時に天井を見上げると上の画像のようにきれいな青空が。これが夜なら星空観賞にも使えそう。開放感抜群です。

カヤライズ フライシート無し

撮影:筆者

木陰に置けばお昼寝テントにも。虫に悩まされずのんびりできそうで、まさに「蚊帳」。ただしスケスケなので目立たないところでお昼寝することをおすすめします。

カヤライズは携行性抜群な夏用テント

カヤライズ

撮影:筆者

通気性は抜群ですが、室内スペースや前室の広さなどの居住性はツーリングテントやファミリーテントほどではありません。しかし、カヤライズの設計は基本的に山岳テント。携行性や設営・撤収のしやすさ、高い耐久性は折り紙付き。

カヤライズは気軽に持ち運べる夏用テントとして、暑い季節も快適にテント泊を楽しめそうです。

おすすめシーン

・エアライズユーザーの夏山用テントに

・暑い場所でキャンプをする徒歩移動のバックパッカー
・夏のサイクリングテントとして
・フライシート無しで星空観賞やお昼寝テントに
・真夏のフェスにもおすすめ

3サイズのカヤライズ、本体のみとフレーム付きの2種

カヤライズは3サイズで、それぞれ「本体のみ」「フレーム付き」の2種類。なお、フライシートはエアライズ共通で別売り、DXフライシートなどのオプションも共通で使えるのも魅力です。

カヤライズ(本体のみ)

カヤライズ1 本体のみ 1人用(最大2人)

【重量】700g
【サイズ】設営時:間口100×奥行205×高さ100cm
     収納時:33×18cm

カヤライズ2本体のみ 2人用(最大3人)

【重量】900g
【サイズ】設営時:間口130×奥行210×高さ105cm
     収納時:38×19cm

カヤライズ3本体のみ 3人用(最大4人)

【重量】1170g
【サイズ】設営時:間口185×奥行220×高さ115cm
     収納時:40×20cm

カヤライズ(フレーム付)

カヤライズ1(フレーム付)

【重量】1070g(本体+フレーム)

カヤライズ2(フレーム付)

【重量】1310g(本体+フレーム)

カヤライズ3(フレーム付)

【重量】1720g(本体+フレーム)

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