薄手なのに肌に張り付かない!2.75層の新感覚シェル「マウンテンハードウェア T3 ジャケット」

2021/12/26 更新

雨でも快適に登山を楽しみたい?それならマウンテンハードウエアの「T3ジャケット」がおすすめです。
軽くて丈夫で着心地◎、今までのレインウエアとは一味も二味も違う!その秘密はMHWが新しく打ち出した2.75層の新素材にありました。雨の日も軽やかに山を楽しめる最強レインウェア。今回は「T3ジャケット」の特徴をピックアップして、その魅力に追ってみたいと思います。

Avatar

制作者

yuko

登山歴5年。百名山ハンター76座(2022年3月)。ゆる山から厳冬期テント泊までオールシーズン登山を楽しんでいます。北海道から九州まで行きたい山があればソロでも行けちゃうフッ軽です。写真も好きなのでコースタイムは遅め。最近は外岩・マルチピッチとアルパインにも手を出し始めました。好きな山域は大雪山、阿寒岳、鳥海山、苗場山、後立山、九重。

yukoのプロフィール

...続きを読む


撮影:筆者

マウンテンハードウエア「2.75層」の新感覚シェルT3 Jacket

T3ジャケット
撮影:筆者
マウンテンハードウエア(以下MHW)が2021年春夏に新しくリリースした防水ウエア「T3ジャケット」を知っていますか?
軽い・柔らかい・着心地が良いという、2.5層と3層のメリットを併せ持った「2.75層」素材を使っている、まったく新しいジャケットです。

まずは、T3ジャケットのスペックと特徴をチェック

slider image
slider image
{"pagination":"true","pagination_type":"bullets","autoplay":"true","autoplay_speed":"3000","direction":"horizontal","auto_stop":"false","speed":"300","animation":"slide","vertical_height":"","autoheight":"false","space_between":"0","loop":"true"}

撮影:筆者
重量250g(Mサイズ)
カラーGrey Ice/Black/Golden Brown
素材 ボディ:ダーミザクス 2.75L 3D リップストップ(ナイロン100%)

2.5レイヤーの肌面側にドットの立体加工を施した2.75層素材「東レダーミザクス3D」を使用したレインジャケット。肌離れがよくべたつかないので全天候で快適に着ることができます。通気性が高く、夏の高所登山ではウィンドシェルとしての使用もおすすめです。

特徴:防水透湿、フラップ付きのチェストポケットは裏地がメッシュでベンチレーションに、ハーネスと干渉しない大型サイドポケット、スタッフサック付き

引用:MHW公式サイト

「T3ジャケット」を知るには、まずは層(レイヤー)をチェック

T3の一番の特徴と言えば、「2.75層」の素材を使用したという事。
この2.75層の特徴を知る前に、まずは今までの基本といった「3層」と「2.5層」について説明していきます。

3層と2.5層の大きな違いは「裏地のある・なし」

3層と2.5層
作成:橋爪 勇志
「撥水性のある表地」、「防水透湿性のあるメンブレン」、そして「裏地」と3層が重なっているのが、一般的なレインウェアでもよくつかわれている3層構造。裏地がある分耐久性が高いですが、比較的重く、生地が硬いといった点が特徴です。

一方、裏地の代わりに保護フィルム(コーティング・メッシュ)が施されているのが2.5層構造。裏地がない分、3層に比べて柔らかくて軽く、かさばらないためコンパクトに持ち運べるといった長所があります。しかし3層と比べると耐久性が弱いというデメリットもあるため、山行に合わせて選ぶ必要があります。

軽さはそのままに、肌離れを良くした2.75層

T3ジャケット 2.75層の構造
作成:橋爪 勇志
軽さを重視した2.5層素材は、耐久性や雨に濡れたときの肌離れが気になる…でも3層だと丈夫だけど硬くて少しかさばる…。そこで、そんな2.5層と3層のメリットを併せ持った「2.75層」が開発されました。
3層と2.5層の短所を打ち消し、長所はそのままに、MHWの持つ技術を盛り込んだのが「2.75層」のTORAY(東レ)”製の新素材「ダーミザクス」を使った、T3ジャケットなのです。

裏地の3Dビーズで肌離れ抜群

T3ジャケット裏地
撮影:筆者
裏地のこのドットプリントが2.75層の最大の特徴。薄くて軽いながら、肌離れの良さ(肌に張り付かない)を実現可能にしました。

T3ジャケット表地
撮影:筆者
裏地でなく表地にも強度の高い表地を使うことにより岩場などの擦れにも強い耐摩耗性を実現。長年の使用でも劣化しにくく耐久性にも優れています。MHWの防水透湿テクノロジーの使用により、アルパインクライミングやスノースポーツ、登山やトレイルランニングに至るまで様々なアクティビティに対応可能。

ここまでT3ジャケットのスペックと特徴を説明してきましたが、実際に山で着てみないと着心地の良さは分からない。ということで、山を歩いて確かめてみました。

想像以上の快適さ!ノンストレスのT3ジャケット



slider image
slider image
{"pagination":"true","pagination_type":"bullets","autoplay":"true","autoplay_speed":"3000","direction":"horizontal","auto_stop":"false","speed":"300","animation":"slide","vertical_height":"","autoheight":"false","space_between":"0","loop":"true"}

撮影:筆者(153cm、Mサイズを着用。カラーはグレーとブラウンを着用)
まず驚いたのはその着心地の良さ。軽い、柔らかい、そしてなにより肌触りが良い!
今回検証時は気温も高かったので半そでの上に着用しましたが、2.5層のウェアを着用した時に感じていた”肌に張り付く感じ”もなく、かといって3層のバリっとした硬い感じもありません。

T3ジャケットGB山写真背面
撮影:筆者
腕の上げ下げもノンストレス。

T3ジャケットGB山写真横
撮影:筆者
私は普段2.5層のレインウェアを着ることが多いのですが、どうしても肌にまとわりつく感じがあり、行動時は蒸れて汗ばむことが多いのが悩みでした。その点、T3ジャケットはさらりと着られて、レインウェア特有のムシムシとした蒸れ感も感じにくかったです。

T3ポケットベンチレーション
撮影:筆者
細かい点もよく考えられています。脇下ベンチレーションに加えて、ポケットも内側がメッシュになっていて、ベンチレーションになるよう工夫されていました。チャックを開くことで、ウェア内の蒸れ軽減につながります。

T3ジャケットドローコード
撮影:筆者
袖部分のドローコードでサイズ調整が可能。

T3ジャケットフードドローコード
撮影:筆者
ヘルメットの上からもフードがかぶれるよう、深めの構造に。フード裏に付いているドローコードを絞ることで、風でフードが飛ばされないように調整することが可能です。

T3ジャケットペットボトル比較
撮影:筆者(T3ジャケットと500mlペットボトル比較)
使わないときは小さく収納が出来る点もポイントが高いですよね。
T3ジャケットは生地が薄いため、かなりコンパクトになります。スタッフサック付きはとても嬉しい気遣いです。筆者はいつも別ブランドのレインウエア使用していますが、収納の際には畳んでそのまま詰め込んでいるので、ザックの中でクシャクシャになっていることも。

2.75層の新素材の着心地に加えて、細部までよく考えられたレインウエアです。「雨の日にも快適に過ごしてほしい。」MHWの心意気をひしひしと感じました。

急な雨の日もストレスなく山を楽みたいなら「T3ジャケット」に決まり!

T3ジャケットGB横
T3ジャケットGBフードT3ジャケットGB背面
撮影:筆者
筆者は普段2.5層のレインジャケットを使っていましたが、どうしても裏地がペタペタと肌にまとわりつく着心地の悪さに、ストレスを感じていました。生地が薄い反面、その点はしょうがないと諦めているポイントでしたが、T3ジャケットは薄いのに肌触りが良くてびっくりしました。

また、T3ジャケットは生地が薄くコンパクトになり荷物の邪魔になりません。荷物はできるだけ軽くしたい、でも急な雨に備えて丈夫で機能性に優れたレインウエアを探しているという方にはぴったりの製品です。

T3ジャケット

マウンテンハードウェア T3ジャケット



マウンテンハードウェア T3パンツ


この記事を読んでいる人にはこちらもおすすめ


関連する記事

関連する山行記録 byヤマレコ

T3ジャケットGB正面
この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」