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スコーロン®パーカー

《着る防虫》スコーロン®パーカーで登山を快適に!フォックスファイヤーシリーズを乾きやすさ・重さ・着心地で徹底比較しました

アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した「スコーロン®」。この繊維で作られたウェアは、まさに《着る防虫》です。今回はそんなスコーロン®のパーカーを徹底レビューしていきます。なんだか体に悪そう、肌触りも気持ちよくないのではなど、果たして登山で快適に着用できるのかについて調査してきましたよ。

目次

アイキャッチ画像 撮影:H.O.

虫除け対策をしても、刺されてしまう……

蚊

出典:PIXTA

スプレーや液体タイプの虫除けで対策をしても、汗をかいて流れてしまったり、時間が経過すると効果が薄れたりと何度も使用しないといけないため面倒ですよね。

一度準備するだけで効果が持続する虫除けアイテムはないだろうかとお悩みの皆さん、朗報があります。

虫に刺されない新対策に!【着る防虫】スコーロン®ウェアを

スコーロン 着る防虫

「スコーロン®」とは、アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した、特殊な防虫成分をナノレベルの接着技術で繊維に定着させたもの。

この繊維で作られたウェアは、まさに《着る防虫》なんです。

気になる!実際の効果はいかに

スコーロン 虫の動き

繊維に定着されている防虫成分によって、服にとまっても、逃げていくように。蚊やマダニなども、スコーロン®の上からは吸血しにくくなるのが大きなポイントです。

ただ虫除けの液体を染み込ませているって「着ていて痒くならないの?」「登山でも使えるの?」となんだか不安な点も……。

そこで今回は多くのスコーロン®ウェアを手がけるフォックスファイヤーのパーカーシリーズを着用し、徹底レビューしていきます。

フォックスファイヤーの防虫パーカー!生地は全部で3種類

スコーロン 着用イメージ

毎年多くのスコーロン®シリーズを展開しているフォックスファイヤー。使用シーンに合わせて、3種類の生地素材で作られたパーカーを用意しています。2021年のラインアップより、代表的な3つの素材を比較してみましょう。

代表的な3つの生地素材

スコーロン 3つの生地素材

主に重さや通気性、汎用性の高さなど、使用シーンに合わせてウェアを選べます。防虫性能やUVカット性能についてはどれもしっかり確保されていますので、着心地、デザインなどでも選んでもいいですね。

今回はそれぞれの生地で作られたパーカーを使用。実際の使い心地をチェックしていきます。

ズバリ登山にぴったりなのは?

スコーロンウェア 比較

撮影:H.O.

◆今回試したアイテム◆
・SCアルティメットフーディ ウィメンズ Mサイズ(ファインタッチ生地)
・SCウィンドパスフーディ ウィメンズ Mサイズ(ウィンドパス生地)
・SCフーディ ウィメンズ Mサイズ(モクテン生地)

3着を試して、筆者が一番登山向きだと感じたのはモクテン生地を採用した、「SCフーディ」。

スコーロン 着用例

撮影:H.O.

実際にフォックスファイヤー社員の菅野さんに聞いてみると

生地の特性に合わせて、それぞれパーカーのデザインも異なっています。
SCフーディはシンプルで使い回しのきくデザイン。
SCウィンドパスフーディはゆったりシルエットで普段着としても快適。
SCアルティメットフーディはフェイスマスクと二重の袖で完全防備。

登山に持っていくなら、軽量・コンパクトで明るめのカラーもラインアップしている「SCフーディ」がおすすめです!

菅野さん
菅野さん

だそうです。

今回は登山に最もおすすめと評価した、乾きやすさ・重さ・着心地を軸に比較。それぞれのウェアを細かくみていきましょう。

「乾きやすさ」を比較

直射日光が当たらない風通しのいいベランダで、洗濯したそれぞれのパーカーを干して、全体が乾くまでの時間を比較しました。
※)気温・湿度などによって乾燥時間は異なります。目安程度にお考えください。

乾きやすさ スコーロン 比較

撮影:akko_y
乾きやすさ製品乾くまでの時間
SCフーディ
(モクテン生地)
約30分
SCウィンドパスフーディ
(ウインドパス生地)
約40分
SCアルティメットフーディ
(ファインタッチ生地)
約1時間5分
SCフーディとSCウィンドパスフーディは、さほど大差ない結果に。全体的にすぐに乾き、フード部分や袖の部分が少し乾くのに時間がかかりました。一方でSCアルティメットフーディは、ほか2つと比べると湿った状態が長く続く結果に。

その理由の一つとして挙げられるのが、SCアルティメットフーディは肩から肘にかけて生地が二重になっていることです。

アルティメットフーディ

撮影・編集:YAMA HACK編集部

釣りや写真撮影などその場でじっととどまる人に向けて、刺されやすい部分の生地を厚めにして刺されにくく補強しているのが特徴。
フードとフェイスマスクも装備すれば、完全防備できるようになっています。

「重さ」を比較

それぞれのパーカーの重さをはかり、さらに畳んだ時の厚さを比べました。

スコーロン 重さ 比較

撮影・編集:akko_y
軽量性製品重さ
SCフーディ
(モクテン生地)
約134g
SCアルティメットフーディ
(ファインタッチ生地)
約182g
SCウィンドパスフーディ
(ウインドパス生地)
約188g

SCフーディがダントツで軽く、薄くてコンパクトに畳めました。ただほか2タイプも180gほどと、スマートフォンと同じくらいの重さのため、山へ持っていくのも手軽です。

SCウインドパスフーディは凹凸のある生地なので、少しふわっとした厚みが。SCアルティメットフーディは、素材は薄いものの二重生地やフェイスカバーがあるため、最も厚みが出る結果になりました。

「着心地」を比較

雨続きで山に行けない休日、比較的アップダウンのある公園へハイキングへ。
半袖Tシャツ1枚でじっとしていても汗が噴き出るような中で、長袖パーカーを試着。蒸し暑い日でも快適に着ることができるのかをチェックしてみました。

スコーロン 着心地
撮影:H.O.
着心地製品感想
SCウィンドパスフーディ
(ウインドパス生地)
立体感のある模様編みのため、生地はほか2つと比べて厚め。ただ編み目が細かいメッシュのようになっているため、風の入りがとてもいいです。歩くと中の空気が入れ替わるような感覚。
SCフーディ
(モクテン生地)
フラットな生地で、目が詰まってはいますが、とにかく薄いので結構風を感じます。肌ざわりがツルッとしているので、涼感があります。
SCアルティメットフーディ
(ファインタッチ生地)
ワッフルのような凹凸のある生地なので、目が詰まって少し厚みもあります。ほかの2点と比べると若干暑いと感じることも。それでも風が吹くとしっかりと空気が抜けていくのを感じました。
SCフーディは薄い分、汗で濡れた時も乾きがはやいと感じました。
ただ、汗をかいている状態で着用すると、摩擦でキュッと少し袖の通りが悪く感じることも。ほかの2点も若干滑りは悪く感じましたが、生地に凹凸があるためか、そこまで摩擦を感じませんでした。
スコーロン SCフーディ
撮影:H.O.(写真はSCフーディ。汗をかいてもはりつくことなくサラッとしています)
どのパーカーも汗をかいても肌にはりつくこともなく、柔らかくサラッとした肌ざわりで快適に過ごせました。

筆者はモクテン生地がイチバン使いやすいと感じましたが、ほかの2タイプももちろん、問題なく登山で使用できますよ。

普段使いや旅行時に使いたい人はSCウインドパスフーディ。釣りや写真家の方など虫が多い環境でじっとしている時間が長い人はSCアルティメットフーディ。など使用シーンに合わせて選ぶのもいいでしょう!
菅野さん
菅野さん

いいのはわかったけど、こんなところも気になる!

心配していたように虫除けの液体を染み込ませているからといって、かゆくなることはなく、汗をかく登山でも快適に過ごせることがわかりました。ただまだまだ気になるポイントも。

「生地の安全性は大丈夫なのか」「洗濯しても効果が続くのか」「防虫ウェアとしてしか使えないのか」の疑問にお応えしていきます!

生地の安全性は大丈夫?

スコーロン 安全性イメージ

出典:PIXTA

スコーロン®に用いられている防虫成分は、虫にのみ強く作用します。もしも誤って舐めてしまうようなことがあっても、短時間で分解、排出されるため、問題ありません。パッチテストでもしっかりと安全性が確認されています。

(試験不可能なため、乳幼児への安全性は確認されていません。また、アレルギー体質や敏感肌の方は反応が出る場合もあります。)

洗濯しても効果は落ちない?

スコーロン 洗濯イメージ

出典:PIXTA

スコーロン®は、独自技術により生地そのものに防虫成分を固着。そのため、洗濯を繰り返しても効果が落ちることなく持続します。30回洗濯したあとも、90%以上の効果が維持されると実験で確認されいるので安心です。

(効果維持のため、洗濯表示をしっかり守り、洗濯後は陰干ししてください。)

防虫だけだと、使う機会が少ないかも?

スコーロン 紫外線イメージ

出典:PIXTA

スコーロン®製品はUVカット機能も併せ持っています。さらに汗が噴き出る真夏でも肌をドライな状態にキープできるよう、速乾性や通気性、肌触りの良さも考慮して開発。日焼け防止はもちろん、日差しが強い時には着ることで体への負担を軽減できますよ。

1枚あれば、快適度UP間違いなし

スコーロン 着用した人

撮影:H.O.
『防虫』と聞くと、なんだか刺激がありそうなイメージを抱きがち。肌触りも優しく、爽快な着心地のスコーロン®ウェアで、虫の多い季節も快適に山歩きを楽しみましょう!

今回はパーカーのみのレビューでしたが、ほかにもタイツやパンツなど商品ラインナップもたくさんあります。自分の手持ちのアイテムにぜひプラスしてみてはいかがでしょうか。

▼スコーロン®ウェアの種類を見たい人はこちらをチェック
▼今回使用したフォックスファイヤーのパーカーはこちら
・SCフーディ(モクテン生地)

フォックスファイヤー SCフーディ レディース

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:ライトブルー/グレー/ネイビー/ピンク
サイズ:S ・M ・L ・XL

フォックスファイヤー SCフーディ メンズ

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:ネイビー/グリーン/チャコール/グレー
サイズ:S ・M ・L ・XL
・SCアルティメットフーディ(ファインタッチ生地)

フォックスファイヤー SCアルティメットフーディ レディース

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:サーモン/ネイビー/オフホワイト
サイズ:S ・M ・L

フォックスファイヤー SCアルティメットフーディ メンズ

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:チャコール/ネイビー/ゴールドオーカー
サイズ:S ・M ・L ・XL
・SCウィンドパスフーディ(ウィンドパス生地)

フォックスファイヤー SCウィンドパスフーディ レディース

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:グレー/アクア/チャコール
サイズ:S ・M ・L

フォックスファイヤー SCウィンドパスフーディ メンズ

素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
カラー:チャコール/グレー
サイズ:S ・M ・L ・XL

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