親にも見せてあげたい山の絶景!けれども引率が少し心配……
絶景を堪能した登山の余韻にひたりながら帰宅したあなた。その思い出話とともに写真や記念に買った山小屋グッズを親に見せていると、何やらとてもうらやましそうな表情。自分の足で歩いたからこそ目の当たりにできる山の絶景、せっかくなら親にも見せてあげたいですよね。
とはいえ登山経験も装備もなく、年齢的にも体力や身体能力が低下しつつある親を、果たして自分が安全に連れていけるのか。そんな不安から、親を積極的に登山へ誘うことを尻込みしてしまうこともあるのでは。
そんな心配を一気に解消すべくお届けするのがこの記事。親の年齢・体力・装備に視線を合わせた計画と行動で、秋の素敵な思い出とともに親孝行ができるかもしれませんよ。
今回は高齢の親と一緒に安心して登山を楽しむために注意すべき点や、おすすめのコースをご紹介します。
お金もかかる「親の装備」。どう揃えればいい?
何かと高額な登山装備、親の分を一気に揃えるのはお財布にも厳しいですよね。けれども手軽に用意できるアイテムを賢く活用することで、初期投資をおさえることは十分に可能。「試しに一緒に登ってみようよ」のひと言が、ぐっとかけやすくなりますよ。
自分のアイテムを貸せば、初期投資ゼロ!
まずは親と登山に出かける時に、自分が「使わないアイテム」はありませんか?
お気に入りのブランドで揃えた多くのウェア類や、アタックザックとして購入した容量の小さいザックなど“シェア”できるアイテムを使ってもらうことは「初期投資ゼロ」の最大の近道です。
普段使いのアイテムもうまく取り入れよう
アウトドアブランドのアイテムと普段使いのアイテムの価格の大きな差。そこにはアウトドア向けに開発されたというスペックの差があります。ただし、それぞれのアイテムを選ぶ際の「ポイント」をクリアしてれば、普段のウェアでも活用可能ですよ。
高価なものはレンタルを賢く活用
防水透湿性を備えた上下セパレートのレインウェアなど、安全登山を考えるとスペックに妥協ができないアイテムはレンタルの利用もおすすめ。アイテム単品からシチュエーションに応じたフルセットまで、さまざまな組み合わせでのレンタルが可能。「お試し登山」の心強いサポートになるのではないでしょうか。