アゾロ 登山靴

トレッキングシューズのイメージがひっくり返された! アゾロ「ファインダーGV」着用レビュー

2022/11/02 更新

登山に慣れてくると、ローカットの軽いトレッキングシューズやアプローチシューズを選びがち。この傾向に当てはまる人、けっこう多いのでは? 筆者もそのひとりで、足首が隠れるミッド・ハイカットのシューズは足元が重くなりそうで、最近まで敬遠していました。そんなときに出合ったのが、ASOLO(アゾロ)の「ファインダーGV Men’s」。見た目はゴツい登山靴ですが、履いてみると疲れにくく、しかも軽快に歩けるからビックリ。特長を含めて、テント泊縦走でテストしたレビューをお届けします。

目次

撮影:筆者

足首が隠れるトレッキングシューズは重たいイメージ

トレッキングシューズ

ハイカットやミッドカットはトレッキングシューズの王道デザイン

登山をはじめて早17年。これまで、いろいろな登山靴にお世話になってきましたが、実はハイカットかミッドカットのトレッキングシューズを履いていた期間は、わずかしかありません。

トレッキングシューズ

山登りを始めた当初の写真。履いているのは中古で買ったハイカットのトレッキングシューズ

記憶を遡り、過去の写真などを見返してみたところ、そのようなトレッキングシューズを購入したのは2回だけ(しかも、1回目は右も左も分からずに手にした中古品)。山歩きに慣れてからは、ローカットのシューズが定番になっていました。

その理由は「足首が隠れるシューズ」=「重たい」と思っていたからです。

経験値が増えるほど軽いシューズを選びがち

ローカットシューズ

最近手に入れたローカットのシューズ。こういうタイプが筆者の好み

それと、登山歴が長くなると靴全体の剛性やソールのクッション性、足首回りのサポートなどがさほど必要ではなくなり「ローカットでいいや」と、好みが傾倒。

最近までは、とにかく軽くて歩きやすい靴を好んで履くようになっていました。

突然の出合い。価値観をひっくり返したアゾロの「ファインダーGV」

アゾロファインダーGV

ファインダーGVの見た目は分厚いソールに丈夫そうなアッパーで「これぞトレッキングシューズ!」と言わんばかり

そんな折、縁あって試してみることになったのが、ASOLO(アゾロ)の「ファインダーGV(Men’s)」。いわゆるミッドカットのトレッキングシューズです。

結論から先に述べると、プライベートの山行でファインダーGVをテストしてみたら、「こんなに軽くて歩きやすいミッドカットのトレッキングシューズがあったのか!」と、目から鱗状態。これまで足首が隠れるトレッキングシューズに抱いていたイメージがガラリと変わる結果となりました。

安心の品質を保証するアゾロの歴史と「ファインダーGV」の特徴

ASOLO

提供:mont-bell

アゾロは1975年の創業から45年以上も続く、イタリアの老舗登山靴ブランド。高所での使用を想定したハイエンドなアルパインブーツから、今回試した「ファインダーGV」のようなトレッキングシューズ、さらにライトなウォーキングシューズなど、さまざまなレベルに合った登山靴を展開しています。

また、耐摩耗性に優れる「コーデュラ・ナイロン」を初めて登山靴に採用したブランドとしても知られており、機能に定評のある素材や生地を製品に採用している点が特徴です。

そのため、高機能な素材使いは「ファインダーGV」にも散見できます。場所を屋外に移して、その特長を紹介しましょう。

アッパーに使われているのは、引き裂き強度や耐摩耗性に優れる「コーデュラ・ナイロン」。

つま先に「ラバー」を組み合わせることで、耐久性を向上しています。

防水透湿素材には、高い透湿性を誇る「ゴアテックス・エクステンデッドコンフォート」を採用。

アウトソールに使われているのは、高いグリップ力に定評がある「ビブラム・メガグリップ」です。

「ファインダーGV」を履いて2泊3日のテント泊縦走へ

鈴鹿山脈の一座、竜ヶ岳を少し下った斜面から釈迦ヶ岳方面の眺め

高品質で機能も申し分ない「ファインダーGV」ですが、冒頭で述べたように筆者の好みではないので、特別なきっかけがなければ手にとって履いてみることはなかったでしょう。

しかし、せっかくの機会なので履き心地を確かめてみよう! そう思い立って向かった先は、三重県と滋賀県の県境に南北に連なる鈴鹿山脈。「鈴鹿セブンマウンテン」と名付けられた7つの山を繋げて歩く、2泊3日のテント泊縦走で使用してきました。

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