ステンレスタイプ
カーボンに比べると、メンテナンスしやすいのがステンレス。サビにくい材質ですが、絶対にサビないわけではないので、メンテナンス後はしっかり乾かしましょう。
■メンテナンス手順
《1》刃を流水で洗う
《2》食器用スポンジに食器用洗剤(中性)を少量付け、刃を数回スポンジで洗う
《3》刃を流水ですすぎ、乾いた布でふき取る
刃を流水で洗うとき、ハンドルを濡らしたり、溝に水が入ったりしないように注意しましょう。
カーボンスチールタイプ
切れ味抜群で人気のカーボンですが、とても繊細な材質で、日頃からしっかりとメンテナンスすることが大切です。十分に乾燥させないと、すぐにサビが発生するので、メンテンナス後の乾燥はもちろん、湿気が無い場所で保管するように心がけましょう。
■メンテナンス手順
《1》温水で湿らした食器用スポンジに食器用洗剤(中性)を少量付けて洗う、数回洗う
《2》その後、乾いた布できれいに拭きとる。洗剤が残らないように注意
- 《1》温水で湿らした食器用スポンジに食器用洗剤(中性)を少量付けて数回洗う
- 《2》その後、乾いた布できれいに拭きとる。洗剤が残らないように注意
なお、ステンレスのように流水にさらすようなことはNG。あくまでも湿らしたスポンジを使用することがポイントです。
ハンドルのメンテナンス
刃ほど、メンテナンスする必要はありません。汚れた時や、たまにはメンテナンスするようにしましょう。
■メンテナンス手順
《1》温水で湿らせたスポンジや布でハンドルを拭く
《2》乾いた布で拭き上げる
《3》十分に乾かす
- 《1》温水で湿らせたスポンジや布で柄を拭く
- 《2》乾いた布で拭き上げる
- 《3》十分に乾かす
くれぐれもハンドルを流水にさらしたり、濡れたままにしたりしないように。刃が出にくくなるどころか、ハンドルのゆがみの原因にもなります。
正しくメンテナンスを!そして困ったら“コンコン”
刃が出にくい時は、”コンコン”の「サヴォワ打ち」を覚えておけば、困ったときにもすぐに使えますね。でも、そうならないのが一番。日頃から正しくメンテナンスし、使い方や保管方法も、今回紹介したことを守れば、いつでもサクッと刃が出てきます。
それでも、刃が出にくい時は“コンコン”、筆者も、今度困ったときは使おうと思います。