#◯◯◯でシェア。カメラ片手に白馬山麓&絶景の八方池をハイキング

北アルプスの山麓の町、白馬村。北アルプスを抱く国際的な山岳リゾートである一方、古き良き街道沿いの歴史の面影がいまなお残っています。今回は夏の八方池までお花畑ハイキングを楽しみながら、村内のグルメや見どころを写真を撮りながら散策。ハッシュタグをつけてSNSでシェアしたくなる秘密のポイントも紹介します!

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YAMAHACK 編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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カメラを持って向かうのは、北アルプスの山!

八方池ハイキング
出典:PIXTA
白馬村といえば、白馬三山に五竜岳、唐松岳といった北アルプスの名峰への登山口として、訪れたことがある人も多いはず。この10年ほどは「JAPOW(ジャパウ)」と呼ばれる良質なパウダースノーを目的に外国人スキーヤーが多く訪れることもあり、マウンテンリゾートとしての盛り上がりをみせています。

今回は「八方池へゆるりハイキング」

縦走ルート上の山小屋が一部営業休止になっていたりと、初〜中級の登山者にとっては北アルプス登山のハードルが少し上がってしまった、2021年の夏〜秋山シーズン。

そんなときでも、手軽に絶景を楽しめるのが八方池ハイキングです。唐松岳へのルート途中にあり、往復3時間程度で行ける八方池。午前中に山歩きをして、午後は散策やおいしいもの巡りといった、山と旅の両方を楽しむことができます
加藤由佳さん
今回は山歩きがライフワークというモデルの加藤由佳さんが、カメラを片手に白馬村を散策。

実はあまり知られていませんが、稜線だけでなく白馬村の山麓にも、懐かしい町並みやおいしいローカルフードの店など、写真を撮りたくなるスポットやアイテムが多くあります。SNSで「#蕎麦」や「#八方池」といった「#◯◯◯(ハッシュタグ)」をつけて紹介したくなる白馬の魅力を巡ります!
  • 今回の山旅プラン
  • ・地元カフェでコーヒー豆を買う
  • ・山ごはんをテイクアウト
  • ・八方池へハイキング
  • ・下山後に温泉でほっこり
  • ・白馬村内でカメラ散策
  • ・信州名物の蕎麦を食べる
  • ・白馬限定のお土産を買う

山ごはんは「白馬グルメ」をテイクアウトで!

「山ごはん」というと簡単なインスタントで済ましてしまいがち。でも、山麓にカフェやレストランの多い白馬では、お弁当やサンドイッチといった軽食をテイクアウトして行くことができます。意外と知られていませんが、登山口が町から近い白馬ならではの選択肢なのです。

地元素材を使ったブリトーでヘルシーランチ

LION CAFE
向かいにコンビニがあり、待ち合わせスポットとしても便利。
<ライオンカフェ>は八方バスターミナルからもほど近い交差点の角という便利な場所にあります。店先ではインターナショナルな白馬村らしく外国人客がコーヒーを飲みながら談笑している姿も。

ブリトー
写真は「ヘルシーチキン」ブリトー。食べごたえばっちり!
ここでのテイクアウトのおすすめは、メキシコ風ラップサンドの「ブリトー」。片手で食べられて持ち歩きしやすいため、ハイキングのランチにはぴったり。

ユニークなのは、白馬産の紫米を具材に使っている点。名前の通り、紫色をした栄養価が高い古代米で、白馬のご当地食材としても人気。福味鶏という銘柄鶏と野菜もたっぷりでとてもヘルシーです。

LION CAFE
住所:長野県北安曇郡白馬村北城5436-3
電話:0261-72-3860
営業時間:9:00〜16:30(16:00LO) 火曜休
料金:ブリトー各種1,000円

LION CAFE|公式サイト

山での極上の1杯には自家焙煎コーヒーを

SOUNDS LIKE CAFE
テラス席もあるロッジ風の外観。店主の中尾和也さんが焙煎も行っています。
カフェやレストラン、ゲストハウスなどが軒を連ね、村内でも駅前通りに次いで人気エリアとなっているエコーランドへ。ここで自家焙煎コーヒーや手作りの焼菓子などを販売しているのが<サウンズライクカフェ>。オーナーの中尾和也さんも白馬の山々に魅せられて移住したひとりで、12年前からカフェを営んでいます。

マフィン
マフィンはベリーやオレンジなど味はもちろん、見た目も絵映え。
「山でもコーヒーを手軽に飲めるように」と、あらかじめ挽いてお湯を注ぐだけのドリップパックと、30gパックの豆を販売しているのも、登山者にはうれしいサービス。奥さんが焼いているマフィンはコーヒーのお供にもぴったり。

自家焙煎珈琲
山用パックは3種類。いずれも店内で生豆から焙煎しています。

SOUNDS LIKE CAFE
住所:長野県北安曇郡白馬村北城3020-504
電話:0261-72-2040
営業時間:9:30〜16:00(15:00フードLO) 土日祝休
料金:ドリップパック(1杯分)280円、豆30gパック450円、マフィン330円

SOUNDS LIKE CAFE|公式サイト

リフトでお花畑を空中散歩。八方池までハイキング

八方アルペンライン
足元に広がるお花畑。夢のような空中散歩の時間です。
登山道の始まりとなる八方池山荘までは「八方アルペンライン」を使って行きます。ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、約40分で到着。そのあいだ足元には一面にお花畑が広がります。

スタートハウス
ジャンプ台など1998年長野五輪の舞台となった、八方尾根スキー場。
1本目のアルペンクワッドリフトを降りると、長野五輪での女子滑走スタートハウスが。ここからグラートクワッドリフトへと乗り換えれば、登山口はすぐそこ!
営業期間:2021年10月31日まで
運行時間:日によって異なる。公式サイトにて要確認
料金:(往復)大人3,000円、小児1,850円

八方尾根|八方アルペンライン

八方池山荘から山歩きスタート!

八方池山荘
夏は休憩での利用も多い「八方池山荘」。
アルペンラインで一気に登って、標高1,830m。赤い屋根とレトロな看板が目印の「八方池山荘」から山歩きを始めます。第2ケルン(息ケルン)までは木道歩きなので、徐々にペースに慣れていきましょう。ゆっくり歩いても、片道2時間程度。休日はハイカーも多いので、譲り合いながら登っていきます。

息ケルン
息(やすむ)ケルンは別名第2ケルンとも呼ばれています。トイレも近くにあり。
八方池までのあいだには、6つのケルンがあります。写真の息(やすむ)ケルンは標高2,005mにあります。

八方尾根
お年寄りや子供などそれぞれのペースで歩ける、八方池までの登山道。
来た道を振り返ると、岩岳や栂池高原、雨飾山などを望むことができます。

不帰ノ劍
「あと少しなのになかなか雲が……」このもどかしさも山旅ならでは。
八方尾根
不帰ノ劍の谷にはまだ雪が残っています。
標高が高いだけに、ガスが出たり抜けたりと山の風景は目まぐるしく変わっていきます。あと少しで不帰ノ劍が見えそう!

山だけでなく高山植物も。被写体はあちこちに!

高山植物撮影
足元の高山植物も風景に負けない被写体です。
山がガスで見えなくても、足元にカメラを向けると色とりどりの高山植物が。説明板がつけられている花もあり、被写体にはまったく困らないのが、このハイキングルートのいいところです。


晴れ間を待ちながら、のんびりコーヒー時間

山コーヒー
山で飲む淹れたてのコーヒーは格別!
八方池に到着するとベンチがあるので、ここでテイクアウトしたブリトーで軽くランチ。

買ってきた豆でコーヒーを淹れて、しばし天気のご機嫌をうかがいながら、ゆっくり晴れ間待ち。こういうのんびりとした時間の使い方ができるのも、コースタイムの長い唐松岳へのピストン登山にはない利点です。

八方池
青空やアルプスの山並みが雲間から八方池に映し出されます。
すっきりガスが抜けたならば、水面に雲や白馬三山、不帰ノ劍などが映し出されます。とはいえ、ガスならガスで幻想的な風景となり趣がある。どちらに当たっても、さすがは北アルプス!という風景に出会えるのが、八方池ハイキングなのです。

八方池
風が止むと、まさに鏡面のような八方池。

白馬の町並みと里山を望むテラスでひと休み

兎平
兎平の展望ベンチにて。東の長野方面には戸隠山などの山並みが。
帰路は往路と同じくアルペンラインで下ります。途中、ゴンドラ山頂駅となる兎平でひと休み。見晴らしのいい場所にベンチが置かれており、涼やかな風を感じながら、眼下の町や遠くの山々を眺めることができます。

今回は八方池までのハイキングでしたが、栂海新道を歩いてきたばかりという蕎麦屋で出会った熟練登山者の言葉が印象的でした。

「40年間登山をやっているけど、最初に行ったのが八方池。あそこから見た北アルプスの風景が始まりだったんだよ」

歩いた後は、肌つやつやの温泉で癒やされる

八方の湯
晴れていれば、背景に八方尾根スキー場や五竜岳の風景が広がっています。
八方の湯
提供:八方の湯
下山して汗をすっきり洗い流しに<八方の湯>へ。駐車場も広く、また八方バスターミナルの向かいということもあり、自家用車派も高速バス派も、どちらも立ち寄りやすく利便性抜群。

とろりとした柔らかい温泉は、pH11と強アルカリ性。湯船に浸かっただけでも、肌がつるつるになるのがわかります。

松田牛乳
じわじわと人気の「松田牛乳」。坊やのイラストもチャーミングです。
八方の湯足湯
「八方の湯」の敷地内には足湯もあり。風呂上がりの休憩にちょうどいい。
湯上がりには地元で有名な松田牛乳も販売中。SNSでも「#富より健康」というハッシュタグで人気です。瓶を片手にグビリと飲むと、登山の疲れも一気に吹き飛びそう!

八方の湯
住所:長野県北安曇郡白馬村北城5701-2
電話:0261-72-5705
営業時間:7/17〜10/10は10:00〜21:00(最終受付20:30) ※その他期間は公式サイトにて要確認
料金:大人800円、小人400円

八方の湯|公式サイト

八方の町なかも「すごい」「かわいい」がいっぱい

ゴンドラ山麓駅周辺の八方エリアは入り組んだ路地が広がっていて、散策にはぴったり。戦前より「細野」と呼ばれているこのあたりの集落の人たちが登山の案内人を務め、また登山者を泊めたことから「民宿発祥の地」とされています。

白馬の名水

白馬の名水
これぞ、正真正銘の「北アルプスの天然水」です。
小さな宿が連なる路地沿いにある「白馬の名水」。冷たく、ミネラル分はあるけれどほんのりと甘みある水でのどの乾きも癒やされます。

道祖神
道祖神は安曇野に多くありますが、白馬でもよく見かけることができます。
馬頭観音
馬頭観音は江戸時代のものも多くあり、お顔の表情がそれぞれ異なっています。
糸魚川から松本まで続く街道「塩の道」など、白馬村には歴史を感じさせる風景がいたるところにあります。そのひとつが「石仏」。上は比較的新しいものですが「道祖神」。男女一対となり地域の守り神として祀られています。下は「馬頭観音」で荷物などを運搬する馬を祀ったものです。

国際的な山岳リゾートという顔とは別の、江戸時代から地域に息づく信仰の歴史に触れることができるのも、白馬ならでは。
白馬大橋
左に白馬鑓ヶ岳、中央に杓子岳の稜線が雲間から少しだけ見えています。
八方エリアから少し足を延ばして、姫川にかかる「白馬大橋」へ。ここは白馬三山を撮影できるベストポイント。最高のショットをおさめようと、観光客だけでなく地元住民がカメラ片手にスタンバイしています。

霧が育てた、白馬産の蕎麦を味わう

蕎麦
茹でたてをまずはつゆにつけずにひと口、というのが通の食べ方。
ローカル御用達の定食屋や各国料理など、食事のバリエーションも多い白馬ですが、やはり信州に来たからには「おいしい蕎麦を食べたい!」という人も多いはず。そこで訪ねたのが<蕎麦処 りき>です。

蕎麦
蕎麦の説明をする店主の山田力さんは白馬の北にある小谷村出身。
「ソバは葉から水分を吸収するので霧の出るところが栽培に適しているんですよ」。そう語るのは、店主の山田力さん。村内でも切久保・落倉地域で育ったソバを石臼で挽いて使っています。

甘みが強く喉ごしの良いソバの実の中心を生かした粉を使うのが店の特徴。まずは何もつけずにひと口。「よく噛むと甘みと風味が口の中に広がる、それが蕎麦の味。つゆや薬味はお好みで。本わさびは蕎麦にのせて食べるのがおすすめ」と楽しみ方を教えてくれた。

蕎麦処 りき
住所:長野県北安曇郡白馬村北城3020-90
電話:0261-85-4311
営業時間:11:00~15:00(売切次第終了) 木曜&第2・4金曜休
料金:天ざる1,680円、ざる蕎麦880円など

蕎麦処 りき|公式サイト

あのアウトドアショップの白馬限定アイテムをお土産に

グラビティ白馬
通りから一歩入ったところにあるショップ。
JR白馬駅から八方バスターミナルのあいだは、村いちばんの目抜き通り。とりわけ、アウトドアショップが集中しています。そのひとつが<ザ・ノース・フェイス グラヴィティ 白馬>。1階はショップ、2階はカフェとフィールドインフォメーションデスクが設置されています。

グラビティ白馬
白馬オリジナルのパーカーは13,200円、保温ボトルは4,290円。
ショップでは白馬限定のアイテムが販売されており、お土産にもぴったり。緯度と経度が書かれたパーカーやTシャツはさり気ないデザインなので「いかにもお土産」感がなく、デイリーユースでも活躍しそうです。

グラビティ白馬
ボードには「ヤマテン」から提供された白馬岳頂上の天気が表示されています。
グラビティ白馬
店長の井立信行さんにルート上のアドバイスを受けています。
2階のフィールドインフォメーションデスクは2021年4月より始まった試み。白馬岳の山岳気象情報や雪崩情報の提供に加え、現地ガイドから寄せられたフィールドの現況情報を元に、地図を見ながらのルート相談や装備などについてもスタッフがアドバイスを行っています。

登る前の情報収集と登った後のお土産。2回立ち寄りたくなるショップです。

THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA
住所:長野県北安曇郡白馬村北城5930-1
電話:0261-85-2855
営業時間:11:00~19:00(5~11月)、12:00~20:00(12~4月) 不定休

THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA

楽しかったハイクの瞬間を「#白馬村」でシェア

加藤由佳さん

今回の山旅では、愛機であるフィルムカメラで撮影していた加藤さん。旅の思い出も、いまはSNSで気軽にシェアできます。

同じ場所、同じ被写体であっても、光や時間帯、撮る人によってまったく違う表現となり、それが共有されていくことで、何倍にもその場所の魅力が引き出されていく。あなただけの山旅の瞬間をぜひ#白馬村」でシェアしてくださいね。


撮影:加藤由佳さん(フィルムカメラを使用)
▼今回紹介したお店の地図はこちら

※今回紹介した各店舗では新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した上で、撮影時の短時間のみ特別にマスクを外す協力を得ています

秋の白馬も写真を撮りたくなる風景が広がる!


提供:白馬村観光局
今回の白馬山旅は7月下旬の夏シーズン。8月下旬ごろまでは次々に変わる花の八方池を楽しめます。その次にやってくるのが、9月中旬〜10月中旬の秋シーズン。錦繍に彩られた八方池や白・赤・緑の三段紅葉など、夏とはまた違った魅力で迎えてくれます。

山旅シーズンはまだ始まったばかり。のんびりとした山歩きに、最高のシーズンを迎える白馬へぜひ!

白馬村観光局|公式サイト

Sponsored by 白馬村観光局