八ヶ岳:ネット予約の普及が進んで便利に!
昨年同様、八ヶ岳は比較的営業している小屋が多いだけでなく、コロナ禍を受けてオンライン予約を導入した山小屋も増えています。また個室のみでの営業というスタイルも増えているようなので、しっかりと宿泊条件などを確認しましょう。
八ヶ岳(休業)
八ヶ岳(営業中もしくは営業予定)
青苔荘
赤岳鉱泉
赤岳天望荘
硫黄岳山荘
オーレン小屋
北横岳ヒュッテ
黒百合ヒュッテ
白駒荘
行者小屋
しらびそ小屋
青年小屋
高見石小屋
蓼科山荘
蓼科山頂ヒュッテ
夏沢鉱泉
根石岳山荘
双子池ヒュッテ
美濃戸山荘
美濃戸高原ロッヂ
麦草ヒュッテ
縞枯山荘
八ヶ岳山荘
湯元本沢温泉
尾瀬:今年の尾瀬は営業しています!
今年は一部山小屋で休業もありますが、ほとんどが営業となっています。感染症予防対策をしっかりして、夏の尾瀬を訪れましょう。
尾瀬(休業)
尾瀬(営業中もしくは営業予定)
尾瀬小屋
尾瀬ヶ原 第二長蔵小屋
国民宿舎 尾瀬ロッジ
龍宮小屋
尾瀬沼畔 長蔵小屋
尾瀬沼山荘
尾瀬沼ヒュッテ
至仏山荘
清四郎小屋
鳩待山荘
原の小屋
燧小屋
檜枝岐小屋
弥四郎小屋
山の鼻小屋
甲信越:「乗鞍岳」「御嶽山」なども営業予定
宿泊での登山が考えられる乗鞍岳や御嶽山も山小屋の営業が予定されています。
甲信越(営業中もしくは営業予定)
駒の小屋(越後駒ヶ岳避難小屋)
蓬ヒュッテ(谷川岳)
谷川岳肩の小屋(谷川岳)
赤湯温泉山口館(苗場山)
高谷池ヒュッテ(妙高)
位ヶ原山荘(乗鞍岳)
乗鞍白雲荘(乗鞍岳)
銀嶺荘(乗鞍岳)
七合目行場山荘(御嶽山)
女人堂(金剛堂)(御嶽山)
石室山荘(御嶽山)
二の池ヒュッテ(御嶽山)
二ノ池山荘(御嶽山)
飛騨頂上御嶽五の池小屋(御嶽山)
三ツ峠山荘(三つ峠)
平標山乃家(平標山)
金峰山小屋(金峰山)
大弛小屋(金峰山)
鉢伏山山荘(鉢伏山)
丸川荘(大菩薩嶺)
北海道:日本百名山の「幌尻岳」は今年も小屋開けなし
北海道にある日本百名山のうち、渡渉があるなど難易度が高い幌尻岳は山荘が休業となっています。
北海道は通常の山小屋ではなく、避難小屋の利用が考えられるため、小屋が開放されているかどうかの確認をしましょう。ちなみに大雪山系は下記サイトで避難小屋の営業状況等がまとめられています。
大雪山国立公園連絡協議会
北海道(休業)
北海道(営業中もしくは営業予定)
木下小屋(羅臼岳)
愛山渓倶楽部(大雪山)
蝦夷富士小屋(羊蹄山)
東北:「鳥海山」も今年は小屋が営業します!
東北(営業中もしくは営業予定)
御浜小屋(鳥海山)
山頂小屋(鳥海山)
祓川ヒュッテ(鳥海山)
鉾立山荘(鳥海山)
滝ノ小屋(鳥海山)
朝日鉱泉ナチュラリストの家(朝日連峰)
吾妻小舎(浄土平)
県営くろがね小屋(安達太良山)
会津駒ノ小屋(会津駒ヶ岳)
白雲岳避難小屋(白雲岳)
飯豊切合小屋(飯豊山)
月山仏生池小屋(月山)
月山頂上小屋(月山)
関東:各山の小屋は営業予定
基本的に日帰りで登れる山が多いですが、縦走などの場合に小屋を利用することも。以下の小屋の営業が確認されています。
関東(営業中もしくは営業予定)
三斗小屋温泉煙草屋旅館(那須)
日光澤温泉(奥鬼怒)
芳ヶ平ヒュッテ(芳ヶ平湿原)
雁坂小屋(秩父)
十文字小屋(秩父)
富士見平小屋(秩父)
雲取山荘(雲取山)
七ツ石小屋(雲取山)
三条の湯(雲取山)
東雲山荘(奥多摩)
みやま山荘(丹沢)
木ノ又小屋(丹沢)
蛭ヶ岳山荘(丹沢)
甲武信小屋(甲武信岳)
その他エリア:コロナ以外の自然災害情報もチェックを
日帰りでの登山が可能な山が多く、宿泊での山小屋利用は少ないかもしれませんが、休憩などの立ち寄りを考えている場合は情報を確認していきましょう。
コロナではありませんが、昨年7月の豪雨の影響で登山道に土石流がなだれ込み、九州のくじゅう連山では登山道に甚大な被害がありました。くじゅう連山の登山道は復旧が進んでいるものの、長者原ビジターセンターや行政の発信する現在の状況を確認して、安全登山に努めましょう。
北陸
東海・中部
藤内小屋(御在所岳)
粟谷小屋(三重・大杉谷)
桃の木山の家(三重・大杉谷)
関西
四国
石鎚神社頂上山荘(石鎚山)
市営一の森ヒュッテ(剣山)
剣山頂上ヒュッテ(剣山)
九州
宝満山キャンプセンター(宝満山)
県営金泉寺山小屋(多良山系)
法華院温泉山荘(くじゅう連山)
山に行く前に知っておいてほしいことがあります
コロナ以降、「登山のために山へ行く」ことは山小屋での宿泊手配だけでなく、感染状況や予防対策などのさまざまな情報を事前入手し、その都度自分で行動の可否を判断する必要があります。山小屋情報と併せて、ぜひこちらの記事も読んでおいてください。
また2021年のGW連休中には各地で遭難事故が多発していました。滑落などもありましたが、体力の低下による行動不能や道迷いなど、未然に避けられる事故に関しては備えを十分にしておきましょう。
とはいえ、登山は自然を享受できる素晴らしいアクティビティです。しっかりと事前準備を行ったうえで、山では思いっきり楽しむことも大切。この夏だけでなく、これからのみなさんの登山経験がよきものとなりますように!
情報協力:黒田猫太郎