お土産の定番といえば…
壮大な縦走路と景色を味わえる八ヶ岳や南アルプス。下山後には帰りを待っている家族や、職場の同僚のためにお土産を買うという方も多いはず。
登山愛好家の長野県のお土産といえば「雷鳥の里」を思い浮かべる方も多いと思いますが、山梨県の土産といえば「桔梗信玄餅」が大定番!
筆者も大好物・・・なのですが、実は大好きゆえにいくつか気になっていることがあります。
例えば「きなこが黒蜜をはじいてなかなかうまく絡められない!」という悩み。
そのほかにも「“桔梗信玄餅”と“信玄餅”、何が違うの!?」「『桔梗信玄』と名前のついたお菓子、いったいいくつあるの!?」といった疑問。
そんなわけで今回は桔梗信玄餅を製造している株式会社桔梗屋の担当者さんに美味しい食べ方や知られざる豆知識を聞いてきました!
あなたが知っている桔梗信玄餅の豆知識、いくつありますか?
豆知識1.桔梗信玄餅っていつからあるの?
実は製造元の桔梗屋の創業は明治22年(1889年)。そう考えると、桔梗信玄餅が誕生したのはかなり後の方なんですね。
豆知識2.黒蜜がお餅にうまく絡められない!どうすればいい?
黒蜜をかけて食べようとすると、お餅の表面についたきな粉がはじいてうまく絡められない!
桔梗信玄餅を食べたことがある方の99%が体験したことがあるのではないでしょうか?
一番気になっているこちらの悩みを聞いてみると次のような回答が。
余ってしまったきな粉と黒蜜は、牛乳に入れてラテや、食パンやアイス(特にバニラや抹茶)にかけてもおいしいとのこと!
実際にやってみた
①黒蜜をとって蓋を開ける
②真ん中のお餅を付属のようじで持ち上げる
③持ち上げてくぼみができた部分に黒蜜をかける
④持ち上げたお餅をくぼみにつけながら黒蜜と絡める
たしかに!シンプルですがこの方法なら蜜をこぼさずにうまく絡められました!
実はこのやり方、桔梗信玄餅を購入した時のしおりにも記載されているので是非試してみてくださいね!(筆者、今までちゃんと読んでいなかった……)
しかし、実はやり方はこれだけではないのだそう。
公式ページではきな粉をお餅の下に入れ込む方法なども紹介されているので、そちらもチェックしてみましょう。
これが最強!人目がなければ試したい食べ方【番外編】
さまざまな食べ方を試した結果、一番黒蜜ときな粉を絡ませることができたのが下記の食べ方。
なんと包みの風呂敷に全部出して手でしっかり揉み込むことで黒蜜、きな粉、お餅を三位一体で楽しめました。
①きな粉とお餅を全部風呂敷に出す
②黒蜜をかける
③端の部分から包み込みこぼれないように持つ
④お餅をよく揉み込む
最終的に黒蜜ときな粉がしっかり馴染み、お餅が絡みました。見た目はあまり上品ではないですが、美味しさはこちらがピカイチ!
自宅で食べるときは是非試してみてくださいね!
豆知識3.中央道のSA・PAで桔梗信玄餅が売っているのはどこまで?
下山後の帰り道、SA・PAで休むことはしばしばありますが、油断したら東京に入ってしまい、「桔梗信玄餅が売ってない〜!!」という事態になることも。
担当者さんによると、桔梗信玄餅の販売エリアは下記のとおりとのこと。上りと下りで販売エリアが異なります。
上り線 諏訪湖SA~石川PA
下り線 石川PA~恵那峡SA
※区間内で取り扱いの無い店舗もあるので要注意!
都内住みだと、談合坂を過ぎたあたりで「しまった忘れてたー!!」と慌ててしまった経験がある筆者にとっては、東京に入った後の石川PAでも販売されているのは嬉しい誤算でした。
豆知識4.姉妹スイーツがたくさんあるけれど人気なのは?
お土産コーナーでよく目にする桔梗信玄餅ですが、探してみるとそのほかにも桔梗信玄餅アイスや桔梗信玄生プリンなどなど・・・姉妹商品がたくさん!
試してみたいけれど、守りに入ってしまう筆者はついついベタに桔梗信玄餅を買ってしまいがち……。
次回は他のスイーツも試してみたい!ということで、特に人気の商品を聞いてみました!