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思いたったらすぐ行ける?!1泊2日で楽しめる「週末島登山」の魅力とおすすめの山4選(2ページ目)

(1)伊豆大島「三原山」

三原山

元町浜の湯

提供:大島町役場観光課

東京・竹芝から120kmと一番近くにあり、高速ジェット船に乗れば最短1時間45分で行ける伊豆大島。

現在も火山活動が続いており、1986年に噴火した際に湧き出た温泉は元町浜の湯として、一般の人でも利用できる露天風呂となっています。

三原山 登山道

三原山 山容

三原山 火口

提供:大島町役場観光課

登山の名所は中央にそびえ立つ「三原山」で、世界三大流動火山の一つに入るほど活発な山として知られています。

火口付近は観光用に遊歩道が作られており、登山をしない人や体力に自信がない人でも巡れるのがポイント。

三原山 マップ

出典:YAMAP

三原山の山頂へ行くには5つのコースがあり、初心者に優しい所要時間45分の舗装された山頂湯歩道のほか、日帰り温泉から登れる温泉コース、足場の悪い溶岩道や裏砂漠を見ながら歩けるコースなどがあります。

裏砂漠を見ながら歩くコースは迷いやすい道のため、登山ガイドを付けていくことをおすすめします。

おすすめルート概要
【往路】御神火茶屋(60分)→神社(10分)→火口西展望所(30分)→三原山
【復路】三原山(20分)→剣ガ峰(60分)→伊豆大島温泉ホテル
おすすめは火口をぐるっと一周回ったら、伊豆大島ホテルに抜けるコース。ホテル方面に下るのではなくスタート地点まで戻るのも◎

伊豆大島情報
人口:6,969人(令和5年時点)
面積:90.76km²
周囲:52km
東京からの距離:120km

(2)利島「宮塚山」

利島

利島 椿のじゅうたん

提供:利島村役場

竹芝から高速ジェット船で2時間25分、カーフェリーに乗れば下田から1時間35分で着く、伊豆諸島で最小の利島。至るところに椿がたくさん育っており、花びらが落ちて地面にたまった状態を「椿のじゅうたん」と言われているそうです。

宮塚山

宮塚山からの景色

提供:利島村役場

そんな利島には宮塚山という山があり、標高は高尾山(599m)より低い508m。山頂まで約40分で到着します。中腹にある展望台からは、晴れていると伊豆半島や富士山が見られるそうです!

宮塚山 マップ

出典:YAMAP

ハイキングコースは、まんきつコースとしあわせコースの2種類がありますが、どちらも山頂への登山コースではありません。登山口は南・東の2箇所にありますが、舗装はされておらず、人が通らないことから草が生い茂っていることが多いとのこと。

途中には神代椿やオオイヌマキといった巨木を見られ、大自然を堪能しながら島を巡れるのも魅力。登山ガイドは在籍していないため、心配な人は村役場に相談してみましょう。

おすすめルート概要
【往路】利島港(80分)→宮塚山南登山口(45分)→宮塚山
【復路】宮塚山(35分)→宮塚山東登山口(50分)→利島港

 

利島情報

人口:320人(令和4年時点)
面積:4.12km²
周囲:8km
東京からの距離:147km

(3)神津島「天上山」

神津島 天上山

神津島 星空

出典:PIXTA(天上山)

島に育つ青松と白い砂浜、そしてグラデーションの海辺が美しい神津島。竹芝から高速ジェット船で3時間5分、東京・調布から小型機に乗れば45分で行けます。

南側にある三浦湾展望台は、空が開けており星空がキレイに見られる場所としても有名。

天上山 登山道

天上山からの景色

天上山 海

提供:神津島観光協会

神津島にある天上山は標高572mの低山で、山頂からの風景は1982年に都が選定した新東京百景の一つに数えられています。

天上山 マップ

出典:YAMAP

登山口は白島と黒島の2箇所があり、ハイキングコースは初心者向けの最短コースと展望満喫コース、完全周遊コースの3つがあります。

途中にコウヅシマヤマツツジといった固有種の花が生えており、中には2,000〜3,000m級の山に生える植物も。登山をしながら植生を見て楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめルート概要
【往路】黒島登山口(55分)→黒島(20分)→天上山
【復路】天上山(60分)→白島登山口

 

神津島情報

人口:1,739人(令和6年時点)
面積:18.58km²
周囲:22km
東京からの距離:188km

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