迷子になった場合などの緊急時、居場所を知らせるために使用します。声よりも笛の音の方がよく聞こえるので、親子ともに1つずつもっておくといいでしょう。使い方も簡単。100円ショップなど手軽に用意できるのもうれしいポイントです。
使い方|子どもが鳴らす笛の音を頼りに居場所を探そう
お互いの姿が見えなくなったら「ピーッ!」と笛を吹いて、居場所を伝えます。
子どもが移動すると危険な場合もあるので、親が動いて「笛の音源」を探すようにしましょう。
はぐれたときにもパニックにならないよう、事前に親子で練習しておくことも大切。また、ザックのポケットなど取り出しやすい場所に収納しておくと、すぐに使えて安心です。
さらに素早く正確に!ライフビーコンで迷子リスクを抑える
発信機の携帯により、素早く正確なヘリ捜索を可能にした会員制の山岳捜索サービス「ココヘリ」。そのサービスのひとつである「ライフビーコン」を、Bluetooth通信機能でスマートフォンと連携します。専用のアプリを使えば、電波の強弱から発信機の位置を探索可能です。
最大通信距離は200m。離れてしまったときに通知くるので、より早く子どもと離れたことに気づくことができます。
ファスナーやパンツのベルトループなど、必ず身につけていられる場所につけておくと安心です。
設定方法|事前にアプリをダウンロードしておこう
ライフビーコンの使用には、スマホの事前設定が必要です。あらかじめスマホにアプリをダウンロードして、発信機の登録をしておきましょう。
使い方|アプリの数字から発信器のありかを探す
①万が一、子どもの姿が見当たらなくなった場合にアプリを起動
②周辺をぐるりと移動し、数字がより大きく反応する方向へ進む
③100に近い数字が出れば、すぐ近くに見つけられるでしょう
ここで表している数値は距離(m)ではなく、発信器とスマホとの位置関係のこと。最大値は100で、数値が大きいほど「ライフビーコンの発信場所=子ども」に近いことを表します。
ココヘリにはライフビーコン以外にも、より強い電波の発信器の携帯によって、ヘリ捜索ができるサービスも。いざという時のために、持っておくと安心ですね。
▼ココヘリについてはこちらをチェック
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