子どもと一緒なら持っていきたい!《安心3アイテム》で笑顔あふれる親子登山を(3ページ目)

ホイッスル

出典:PIXTA

迷子になった場合などの緊急時、居場所を知らせるために使用します。声よりも笛の音の方がよく聞こえるので、親子ともに1つずつもっておくといいでしょう。使い方も簡単。100円ショップなど手軽に用意できるのもうれしいポイントです。

使い方|子どもが鳴らす笛の音を頼りに居場所を探そう

笛を鳴らす子供

撮影:YAMA HACK編集部

お互いの姿が見えなくなったら「ピーッ!」と笛を吹いて、居場所を伝えます。
子どもが移動すると危険な場合もあるので、親が動いて「笛の音源」を探すようにしましょう。

はぐれたときにもパニックにならないよう、事前に親子で練習しておくことも大切。また、ザックのポケットなど取り出しやすい場所に収納しておくと、すぐに使えて安心です。

さらに素早く正確に!ライフビーコンで迷子リスクを抑える

ライフビーコン ココヘリ

撮影:YAMA HACK編集部

発信機の携帯により、素早く正確なヘリ捜索を可能にした会員制の山岳捜索サービス「ココヘリ」。そのサービスのひとつである「ライフビーコン」を、Bluetooth通信機能でスマートフォンと連携します。専用のアプリを使えば、電波の強弱から発信機の位置を探索可能です。

最大通信距離は200m。離れてしまったときに通知くるので、より早く子どもと離れたことに気づくことができます。

ファスナーやパンツのベルトループなど、必ず身につけていられる場所につけておくと安心です。

※なるべく地面と地肌から離れた位置につけていただくとより通信距離が伸びます。

設定方法|事前にアプリをダウンロードしておこう

ライフビーコン アプリ

作成:YAMA HACK編集部(※画像をクリックすると拡大します)

ライフビーコンの使用には、スマホの事前設定が必要です。あらかじめスマホにアプリをダウンロードして、発信機の登録をしておきましょう。

使い方|アプリの数字から発信器のありかを探す

ライフビーコン アプリ 使い方

作成:YAMA HACK編集部

①万が一、子どもの姿が見当たらなくなった場合にアプリを起動
②周辺をぐるりと移動し、数字がより大きく反応する方向へ進む
③100に近い数字が出れば、すぐ近くに見つけられるでしょう

ここで表している数値は距離(m)ではなく、発信器とスマホとの位置関係のこと。最大値は100で、数値が大きいほど「ライフビーコンの発信場所=子ども」に近いことを表します。

ココヘリにはライフビーコン以外にも、より強い電波の発信器の携帯によって、ヘリ捜索ができるサービスも。いざという時のために、持っておくと安心ですね。

▼ココヘリについてはこちらをチェック

親子で思い切り登山を楽しむために!事前準備は抜かりなく

自然を楽しむ親子

出典:PIXTA
アイテムを用意したり、意識を変えてみたりと準備や対策をしておくことで、子どもはもちろん、親も安心して山を歩けるようになります。いきなり山へ行くのではなく、自然公園やキャンプ場などの身近な場所からはじめて、様子を見てみるのもいいかもしれません。

子どもと足並みをそろえて、一緒に登山を楽しんでいきましょう!

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