地ビールから陶芸まで、編集部員が体を張って突撃取材!
──このメンバーで具体的にはどんな活動をされているんですか?
サカネさん
いま高尾山で動いている面白いヒトやモノ、コトを取材して記事として発信する活動をしています。
スエマツさん
例えば、高尾発のクラフトビール「高尾ビール」のタップルームにお邪魔して、代表・池田さんのお話をとことんお伺いしたり……。

サカネさん
八王子市内を拠点に活動するクリエイター集団「FARMART」さんに連れて行ってもらって、陣馬山の麓でお茶碗を作ったり……。


サカネさん
高尾って本当に色々な活動をされている方がいるんですよ。
なのでいつもこの3人で体当たり取材をしております。
なのでいつもこの3人で体当たり取材をしております。
──どんなことでも、実際に全て体験しながら魅力を伝えているっていうのが素敵ですね。
”とてつもない温かさ”が高尾にはあった
──高尾への思いが強いように感じるみなさんなのですが、そもそも高尾とはどういった出会いだったのでしょう?
ジュウカワさん
僕は八王子の出身なので、小学生のとき遠足へ行くとなったら高尾山というほど身近な場所でした。
そして今は仕事でも高尾エリアに携わり、プライベートでも高尾ビールのタップルームの常連になるほどどっぷり高尾漬けです。
スエマツさん
僕は移住組なんです。静岡の山の多い地域から高尾に引っ越してきました。
この地域は街と山がグラデーションのように溶け合っていて魅力的なんです。
サカネさん
私は”とある”プロジェクトによって高尾エリアと出会いました。
普段は全然登山もしないのですが、高尾に来てはじめてちゃんと登りまして。初心者でも十分に楽しめたのですが、”登る”以外の楽しみがもっとあったらいいなぁと思って、
そこから色んな高尾の過ごし方を探そうと。

──境遇の違うお三方が、高尾にまつわる方々を巻き込みながら新しい発見をしているんですね。
サカネさん
高尾で活動されている方や高尾にご縁がある方たちを、私たちは「タカオのオカタさん」と呼んでいます。
編集部でオカタさん情報を集めて、この人にはどんな企画がぴったりかや、どんな企画であればこの人の魅力を発信できるかなどを練り上げて。
編集部でオカタさん情報を集めて、この人にはどんな企画がぴったりかや、どんな企画であればこの人の魅力を発信できるかなどを練り上げて。
スエマツさん
ありがたいことに、取材を重ねるごとにどんどんご縁が繋がっていくんですよ。次の取材先に行けば、「ああ、○○さんが取材されていたところでしょ?」と次の取材先を紹介してくれたり。
地域のネットワークが濃密なんです。だから話がトントンと進む。
地域のネットワークが濃密なんです。だから話がトントンと進む。
サカネさん
オカタさんから見れば、私たちは新参者。
だけどこうして協力してくださるのは、きっとこの地域を盛り上げていきたいという気持ちが一緒だからじゃないかなと思うんです。
だけどこうして協力してくださるのは、きっとこの地域を盛り上げていきたいという気持ちが一緒だからじゃないかなと思うんです。
──取材を続ける中で、新たに見えてきた高尾エリアの魅力はありましたか?
サカネさん
言葉にするとありきたりなんですけど……人がとてつもなくあったかいな、というのを常々感じています。
ちょっとしたお願いも快諾してくださったり、逆に企画を提案してくださったり。
ちょっとしたお願いも快諾してくださったり、逆に企画を提案してくださったり。
編集部の活動をはじめるまでは、ただ山のある場所というイメージしかなかった高尾が、オカタさんの顔を知っていくことで営みの息づいた街になりました。
ちなみに今週末もプライベートで高尾です(笑)
ジュウカワさん
印象的だったのは、薬王院の方から
「高尾は1200年続く、信仰の山でもあり、写経や滝行など、今風に言えば”整う”コンテンツもある。お寺の修行や歴史を若い方にも気軽に体験してもいたい」
と伺い、ここは文化的にも懐が深くて引き出しの多い山なんだと再認識しました。
「高尾は1200年続く、信仰の山でもあり、写経や滝行など、今風に言えば”整う”コンテンツもある。お寺の修行や歴史を若い方にも気軽に体験してもいたい」
と伺い、ここは文化的にも懐が深くて引き出しの多い山なんだと再認識しました。

スエマツさん
僕はこのエリアの包容力の高さが好きです。本格的な山岳地域の生き方でもなく、都市部のビジネス中心な生き方でもなく、すべてのバランスが丁度いいんです。
なんていうか、遊び方にも営み方にも一種の説教臭さがないんですよね。「気持ち良いからこうしてるんだ〜」みたいな、気の抜けた感じが良いなと思うんです。
なんていうか、遊び方にも営み方にも一種の説教臭さがないんですよね。「気持ち良いからこうしてるんだ〜」みたいな、気の抜けた感じが良いなと思うんです。
この夏、高尾がますます面白くなる予感
──というお三方。実はタカオのカタヲ編集部メンバーは、「高尾の様々な楽しみカタを堪能できる拠点づくりプロジェクト」のメンバーでもあるのです。
スエマツさん
ふふふ。それが2021年7月17日に高尾山口駅前にオープンする「タカオネ」というホテルのプロジェクトなんです!