②ストレッチソフトシェルジャケット|大きい動きが多い岩場・鎖場で活躍!

撮影:筆者(ストレッチシェルジャケット)
今回紹介する中で最もストレッチ性が高く、とても動きやいすソフトシェルジャケットです。
撥水性

撮影:筆者
前述の高撥水モデルほどではありませんが、撥水加工が施されているので水を弾きます。小雨程度であれば凌げますが、晴れの日用と考えるのがよさそうです。
着用感
撮影:筆者(身長158cm/ユニセックスSサイズ着用)
細身シルエットですっきりと着こなせます。
生地感
撮影:筆者
ザックを背負っていても、腕上げや肘の曲げ伸ばしが非常に楽にできるのが大きな特徴。また、腕を上げても裾が上がらず、背中を気にすることなく快適に登れます。
生地も一番厚手なので、岩に擦ってしまっても簡単には破れなそうです。岩場・鎖場の登山時に使いやすいでしょう。
ディテール

撮影:筆者
このモデルも、サイドポケットがベンチレーションを兼ねています。

撮影:筆者
厚みのある生地のため襟元がしっかりと立ち、首回りも寒さから守られる仕様でした。
携行性
撮影:筆者
左内側のポケットに収納できるのが便利。袋を失くす心配もありません。
生地に厚みがあるため、力を入れてグイグイ押し込む必要がありますが、とてもコンパクトにしまえました。

撮影:筆者
収納状態で323g(Sサイズ)。厚手なため他のモデルに比べて重量はありますが、それでも350mlペットボトル程度と軽量です。
動きが多くウェアへの傷が気になる岩場・鎖場・薮で最適!

出典:PIXTA
また、厚みのある生地で傷がつきにくく、岩や薮などでウェアが擦れてしまっても、気にせず歩けます。その反面、真夏の低山で着るには暑そうです。春・秋やちょっと肌寒い夏の高所の岩場で活躍するモデルです。
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③耐久撥水 ライトシェルジャケット|軽さ重視なら!

撮影:筆者(耐久撥水 ライトシェルジャケット)
4モデルの中で最も軽量。薄手の生地を採用した、ザックに入れても邪魔にならないシェルジャケットです。繊維の摩耗による撥水性能の劣化に強く、長く撥水効果が持続する“耐久撥水加工”が施されています。
撥水性

撮影:筆者
高撥水モデルと同様に吹きかけた瞬間に水玉ができ、高い撥水効果があることが実感できました。防水ではないので、中雨や大雨には向きませんが、小雨をちょっと凌ぎたいときや、朝露が降りる早朝の登山で活躍しそうです。
着用感
撮影:筆者(身長158cm/ユニセックスモデルSサイズ着用)
羽織っていることを忘れるくらい軽く、着心地のいいすべすべな肌触り。
生地感
撮影:筆者
細身のシルエットながら、ストレッチが効いているので可動域も広く取れます。肩周りが非常に楽で、腕を伸ばしても突っ張ることや裾が上がることはありません。
ディテール

撮影:筆者
長めの袖にはサムホールがあり、袖がずり上がるのを防いでくれる仕様。ちょっとした岩場でも手の平を守ってくれたりと安心感があります。手袋と合わせることで手先の冷え対策も可能です。
携行性
撮影:筆者
左内側のポケットに収納できるため、袋を失くす心配がないのでとても便利。手のひらサイズに収納できます。
撮影:筆者
たった40秒程度でしまえます。

撮影:筆者
収納状態でたったの164g(Sサイズ)。手で持っても羽織っても、驚きの軽さです。
森歩きが多いハイキングで最適!

出典:PIXTA
とても軽量で持ち運びには便利ですが、生地が薄いため強風の時や木や岩場での引っ掛けには十分注意したいところ。軽さ重視の夏の登山におすすめの一枚です。