【捻挫の予防はシューズから】X ウルトラ4GTXの安定感が全登山者に必要なワケとは?

登山者の怪我で多い内反捻挫。テーピングでサポートするのが効果的なのはわかるけど、毎回やるのも正直億劫……。と、悩んでいた時に発見したのが捻挫リスクを軽減するための機能が搭載された、サロモンの「X ULTRA 4 GTX(X ウルトラ 4 GTX)」です。今回は捻挫リスクについて学びながら、シューズの特徴と履き心地を解説していきます。

    登山を楽しむために気をつけておきたいことって?

    サロモンXウルトラ4 山頂できれいな景色を見たら、あとは無事に下山するだけ。でも、最後まで油断してはいけません。

    実は登山において、もうすぐ下山!というタイミングに事故は起きやすいんです。
    参考:青山千彰「山岳遭難の構図」東京新聞 2007年
    その中でも特に注意したいのが、足首の捻挫。
    登山やトレイルランニングなどのアイテムを製造販売するサロモンと、バイオメカニクスの専門家の共同研究によると

    ・ハイキングの怪我の80%は足首の捻挫
    ・これらの足首の捻挫の95%は外側の動きで発生する
    ・それらは下りの際に80%が発生する

    ということが確認されました。

    捻挫は誰にでも起こるもの。
    登山を楽しく終えるためにも、なぜ捻挫になるのかを知っておくほうが良さそうです。

    医療マッサージ研究所 そこで今回、さまざまな山岳会が開催するイベントでテーピングなどの講師を務めている、医療マッサージ研究所の岡田智一さんに内反捻挫について教えてもらいました。

    内反捻挫が起こりやすいのは
    足の内外のバランスの違い

    内反捻挫 ―捻挫が起きた場合、内反捻挫が多いのはどうしてですか?
    岡田先生
    主な理由は4つあります。

    1つ目は、くるぶしの長さ。足の内側と外側では、外側のくるぶしのほうが長く、地面に近い位置にあります。

    そのため内側のくるぶしの下が空洞となり、内向きにまがりやすくなっているのです。

    ―手で両サイドのくるぶしを触ってみると、わかりやすいですね。
    足裏を外に向けようとしても、外側のくるぶしがつっかえている感覚があります。

    岡田先生
    2つ目は、靭帯の強度。
    内側にある三角靭帯と外側の副靭帯を比べると、三角靭帯の方が強度が高く引っ張られやすくなっています。
    この違いが、内反捻挫が起きやすい要因です。

    3つ目は、足の外側と内側の筋力のバランス。
    外側と内側で比較すると、外側の筋力は内側の半分くらいしかなく、内反を防ぐ筋力が弱いことも原因のひとつと言われています。

    ―何気なく使っている足ですが、内側と外側でいろいろな違いがあるんですね。
    岡田先生
    そうですね。4つ目は、足関節のアーチ機能です。

    下山時は疲労がたまり、注意力が散漫になります。
    さらに、地面がデコボコしていると足底外側から着地し、足が内反しやすくなってしまうのです。


    足の動き
    ―思っていたより、いろんな要因があるんですね。
    あと、内反捻挫にはショパール関節とリスフラン関節の影響が多いとも聞いたことがあるのですが?

    岡田先生
    そうですね。底屈・内転・回外が組み合わさった時が最も内反捻挫が起きやすいです。

    ショパール関節は底屈・背屈に関与し、リスフラン関節は内転・外転と回外・回内に関与しています。

    ―このショパール関節やリスフラン関節をテーピングなどでサポートすることは有効ですか?
    岡田先生
    有効です。
    キネシオテープによるアーチサポート、カカトをしっかり合わせてからシューズを履く、靴紐をこまめに結び直すなどが大切です。

    インソールなどでカカトが靴の中でぐらつかないように安定させることも効果が期待できます。

    足のサポートになんだか良さそうなシューズを発見!

    サロモンXウルトラ4 内反捻挫の予防のためには、テーピングなどのサポートをしたりすることが大事ということがわかりました。

    ただ、正直なところ怪我もしていないのに、毎回テーピングをするのも億劫……。
    そんなワガママな悩みを抱えている時に、気になる機能を持ったシューズを発見しました。

    それが「X ULTRA 4 GTX(以下、X ウルトラ 4 GTX)」
    何が気になるって、このシューズには怪我予防のための機能が搭載されているのです。



     


    その名は「ADV/C シャーシ(アドバンスドシャーシ)」

    サロモンXウルトラ4
    ADV/C シャーシ(アドバンスドシャーシ)は、捻挫のリスクを軽減するために、テーピングやサポーターで行うサポート機能をシューズに取り入れたもの。

    TPU素材をアルファベットのCのようなカタチで整形し、リスフラン関節とショパール関節をカバーできるように配置。

    ただしっかりとサポートするだけでなく柔軟性も合わせ持つことで、歩きにくさを感じずに保護だけしてもらえるという、なんともお得な機能です。

    なんだか良さそうなのはわかった!
    だけど、実際どうなのADV/C シャーシ

    サロモンXウルトラ4 足の捻じれを抑え、安心した歩行のサポートをしてくれるという理屈はわかりました。
    でもやっぱり大事なのは、履いた感触ですよね。

    今回は編集部だけでなく、長年アウトドアライターとして、さまざまなシューズを履いてきたPONCHOさんにも試してもらいました。

    ローカットとしては抜群の安定感!

    サロモンXウルトラ4 まず足を入れた時に感じたのが、しっかりと保護されている感触。アウトソールは硬めでしっかりとしていて、その上に歩行時の衝撃を吸収してくれるクッションが乗っています。

    ソールが硬すぎるわけではないので、登山初級者から足の筋力に自信がない方にもおすすめ。日帰り登山はもちろん、筋力がある人ならテント泊の荷物でも背負って歩けるほどの安定力です。
    ライターPONCHO
    ベルトが甲の内外両側面のホールドする力をアップさせるADV/C シャーシ。

    さらにヒールの高さや幅のバランスもよいので、ザレ場やガレ場、木の根が多い不安定な路面で足がヨレたりブレたりしません

    つまり足首を捻って痛める可能性を最小限にしてくれます。登山はもちろん、スピードを出すファストパッキングで、かなり安心感があります

    サロモンXウルトラ4 シューズはしっかりしていますが、スニーカーのような感覚で歩くことが可能。
    そのため、テンポ良く軽快に山の中を進んでいけます。
    ライターPONCHO
    重量は390g。ローカットのトレッキングシューズとしてはやや重め。その反面、シューズに入れた足の安定感が高く、ガシッと保護されている印象です。

    アウトソールが硬めで反発力もあるため、長時間ハイクで疲れてきた時に、効果を実感できそうです。

    ただ、気になる点もあるようです。
    ライターPONCHO
    ヒールカップも硬く、私のカカトのカタチが合っていなかったからか、久しぶりにカカトに靴擦れができそうになりました。

    急登でカカトがヒールカップと履き口のクッションの縫い目に当たっていたので、少し痛みが……。すぐにカカトにテーピングを貼り、問題にはなりませんでした。

    履き口は広くて着脱もしやすいのですが、ローカットシューズの必然、枯れ葉や小石等の異物がシューズ内に入りがちです。

    アキレス腱を覆うクッションとくるぶしの間の一番履き口が低い部分から、結構大量の落ち葉が入り込んでしまいました……。

    が、これはゲイターなどで防ぎましょう。

    メンズとウィメンズにあった細かい作り分け

    サロモンXウルトラ4
    同じ足でも、男性と女性では違いがあります。そのため、メンズモデルとウィメンズモデルでは細かな部分に違いが。

    例えば、ADV/C シャーシの剛性も、歩く時にかかる力が異なるため、それぞれに合わせて調整されています。

    また、足首周りやシュータンの素材の違いも、男女でくるぶしの位置が違うことから配慮されているのです。

    まだまだあるぞ!
    圧倒的安心感を支える機能たち

    サロモンXウルトラ4 ADV/C シャーシや男女の足の特徴に合わせた作り分けなど、さまざま工夫が見られたXウルトラ4GTX。

    しかし、まだまだこのシューズにはたくさんの魅力があるんです。

    しっかりと地面を捉えるグリップ力

    サロモンXウルトラ4 乾いた土や岩はもちろん、濡れたぬかるみなどでも滑ることなく、しっかりとグリップしてくれます。
    ソールは硬めなので、柔らかいシューズのような粘りはないものの、下りでも安心して歩くことが可能です。

    ただ、濡れた粘土質の土や滝の近くの濡れた岩などの、滑りやすい場所では滑ることもありました。
    十分なグリップ力があるシューズですが、過信せずに歩きましょう。
    ライターPONCHO
    明け方まで大雨が降った朝からの行動で、トレイルはぬかるみが残っていました。
    岩肌が濡れている場所もありましたが、アウトソールコンタグリップMAのグリップ力は大したものです。

    雲取山山頂北側の凍結箇所以外では、ズルッとなることも皆無でした。

    フィット感の高さはセンシフィットで実現!

    サロモンXウルトラ4 シューズの安心感を生み出している要素のひとつが、センシフィット。

    靴ひもを締めると、アッパー全体で足を包み込むようにフィットしてくれるため、足とシューズが一体化しているようなホールド感を生むことができます。
    ライターPONCHO
    最近のトレイルランニングシューズ、トレッキングシューズは、ソフトなアッパーで足との一体感の高いモデルが多くなっています。

    しかし、X ウルトラ 4 GTXは、アッパーも含めてシューズ全体が硬め。硬めだけれども、足指を動かせる自由度は備える珍しいフィット感のシューズです。

    でもやっぱり硬めなので、薄手のソックスだと人によってはマメができる可能性も感じました。なので、中厚手以上のソックスがおすすめです。

    なに、この楽さ!クイックシューレースが想像以上に便利だった

    サロモンXウルトラ4 サロモンシューズの代名詞とも言える「クイックシューレース」。紐をひっぱるだけで、素早くシューズをフィットさせることができます。

    シュータン部分に収納ができるため、引っ張った紐を引っ掛けてしまう心配もありません。

    長時間、履いていること足の位置が微妙に変わったり、アーチが下がることで隙間が生じたりすることもあります。緩んだなと感じたら、締め込んでフィット感を調整しましょう。

    こまかく調整をしても、それが苦にならないくらい便利な機能です。
    ライターPONCHO
    クイックシューレースは、シュータンに厚みがあるので食い込みは感じられず、よくフィットするのですが、ちょっと緩みやすいような……。

    新品シューズなので足にフィットしていないことが理由かもしれません。

    ただ、その名の通り、クイックにフィット感を調節できるので、休憩の時にサッと締め込めば問題なし!

    タウンユースでも違和感なしのデザイン

    サロモンXウルトラ4
    さまざまな機能も魅力的ですが、見た目の良さも忘れてはいけません。

    カジュアルなファッションに合わせても、問題なく馴染んでくれるので「たまにしか山に行かないのに、専用のシューズを買うのもな~」と悩んでいる人にもおすすめです。

    アウトソールはしっかりしているものの、コンクリートでも硬さを不快に感じることなく、軽快に歩けます。




    ADV/C シャーシ搭載の安定感抜群のシューズたち!

    サロモンXウルトラ4
    今回紹介した「Xウルトラ 4 GTXローカットタイプ」以外にも、「ミッドカットタイプ」やADV/C 4D シャーシという機能を搭載した「QUEST」シリーズも安定感抜群です。

    それぞれの違いやカラーを見ていきましょう。

    軽快な動きやすさと使いやすさならローカットタイプ

    軽快な歩行をしっかりとした安定感でサポートするローカットタイプ。
    カジュアルでの使い勝手も抜群です。

    メンズモデルはレギュラーフィットに加えて、ワイドフィットモデルも用意されています。

    X ULTRA 4 GORE-TEX(メンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーBlack、 Magnet、 Lunar Rock、 Deep Lichen Green(奥から) 全4色
    サイズ25.0~28.5cm
    重量約390g(27.0cm 片足標準)
    X ウルトラ 4 GTX(メンズ)を詳しく見る

    X ULTRA 4 WIDE GORE-TEX(メンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーDeep Lichen Green 全1色
    サイズ25.0~29.0cm、30cm、31cm
    重量約395g(27.0cm 片足標準)
    X ウルトラ 4 ワイド GTX(メンズ)を詳しく見る
    X ULTRA 4  GORE-TEX(ウィメンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーBlack、 Mocha Mousse(左から)  全2色
    サイズ22.0~25.0cm
    重量約330g(24.0cm 片足標準)
    X ウルトラ 4 GTX(ウィメンズ)を詳しく見る

    足首の安定性やホールド力を求めるならミッドカット

    ローカットモデルの機能をベースに、足首周りの安定性やホールド力を高めたミッドカットタイプ。
    より、重量のある装備を持ちパワフルに歩きたい人におすすめです。

    X ULTRA 4 MID GORE-TEX(メンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーGreen Gables、Kelp(奥から) 全3色(もう1色はBlack)
    サイズ25.0~28.5cm
    重量約425g(27.0cm 片足標準)
    X ウルトラ 4 ミッド GTX(メンズ)を詳しく見る
    X ULTRA 4 MID WIDE GORE-TEX(メンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーBlack 全1色
    サイズ25.0~29.0cm、30cm、31cm
    重量約420g(27.0cm 片足標準)
    X ウルトラ ミッド ワイド 4 GTX(メンズ)を詳しく見る
    X ULTRA 4 MID GORE-TEX(ウィメンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーEbony、 Safari  全2色
    サイズ22.0~25.0cm
    重量約370g(24.0cm 片足標準)
    X ウルトラ ミッド 4 GTX(ウィメンズ)を詳しく見る

    重量感がある装備を背負っても快適に歩けるクエスト

    サロモンXウルトラ4 X ウルトラ 4シリーズに搭載されているアドバンスドシャーシと、起伏の激しい地形でも安定して歩くための4Dアドバンスドシャーシという2つの機能が合体した「アドバンスド 4Dシャーシ」を搭載したハイカットシューズ。

    テント泊の荷物を背負った長期縦走など、タフな登山での足もとをしっかりと支えてくれます。

    サロモンXウルトラ4 ソール部分にもシャーシが搭載されることにより、ソールの剛性が高められています。

    これにより、重い荷物を背負っても安定してあるくことが可能になります。

    QUEST 4 GORE-TEX(メンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーMagnet、 Olive Night(左から) 全2色
    サイズ25.0~28.5cm
    重量約655g(27.0cm 片足標準)
    クエスト 4 GTX(メンズ)を詳しく見る
    QUEST 4 GORE-TEX(ウィメンズ)
    サロモンXウルトラ4
    カラーSlate 全1色
    サイズ22.0~25.0cm
    重量約535g(24.0cm 片足標準)
    クエスト 4 GTX(ウィメンズ)を詳しく見る

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    YAMAHACK 編集部

    YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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