とんでもなく快適な山岳用テントを見つけちゃいました。
室内空間が広々としたテントって、開放的で気持ちいいですよね!でも山岳用テントはコンパクトで必要最低限の大きさ。「頭が天井にあたったり、ちょっと背を曲げて使ってる……」なんて人もいるのではないでしょうか。
どこかに「のびのび過ごせて、山でも使えるテントはないかな〜」なんてことを考えていた矢先、そんな問題をズバッと解決してくれる逸材に遭遇。
それは…モンベルの「ルナドーム」です!
国産アウトドアブランド<モンベル>から、2019年に発売された山岳用テント「ルナドーム」。
サイズ:2型(2人用)のみ
重量:1580g(総重量1790g)
販売価格:52,800円(税込)
タイプ:自立式ダブルウォールテント
対応シーズン:3シーズン
モンベルといえば、超人気テント「ステラリッジ」を思い浮かべる人も多いはず。しかし、このテントはステラリッジと同等の剛性を持ちながらも、より居住性に特化したモデルなんです。実際に長野県にある鹿嶺高原(標高1,800m)で使ってみました。
ほかに類を見ない圧倒的な居住性!使ってわかった3つのポイント
ルナドームの特徴のなかで、一番に推したいのが居住性の高さ。まずは実際に使用して感じた、劇的にテント生活を快適にする3つの機能をご紹介します。
① 垂直のフレーム構造による、超広々空間
とにかく天井が広い!外観からは想像もつかないような、開放感のある居住空間が広がっています。とはいえ、ルナドームは2人向け山岳用テントとしては一般的なサイズ。高さも110cmと天井が特別に高いわけではありませんが、これには秘密があるんです。
② 全側面にあるベンチレーションで通気性抜群!
ルナドームの通気性をささえるのは、全側面に配置されたベンチレーション。その数は4つと、一般的な山岳用テント(1〜2つ)よりも多いのが特徴です。
全ての面が通気することでテント内に風の流れが生まれ、常にクリアな空気を取り込んでいました。これだけの換気力であれば、蒸し暑い季節のテント泊でも活躍すること間違いなし。
もちろん、通気させたくないときはベンチレーションを閉めればOK。フライシート側はマジックテープで開閉ができる構造で、操作にも手間がかかりません。