モンベル「ルナドーム」が半端ないっ!超快適な居住性+ガッツリ使い込める山岳テントに注目

2020/12/30 更新

<モンベル>のテントといえば、人気の「ステラリッジ」をイメージする人が多いかと思います。しかし、快適性を重視するテント泊ユーザーに激推ししたいのが、同メーカーの山岳用テント「ルナドーム」です!その居住性の高さはまさに革新的。今回はそんなルナドームを徹底的に深掘りレビュー!他に類をみない特有の機能に注目です。


アイキャッチ画像撮影:筆者

とんでもなく快適な山岳用テントを見つけちゃいました。

出典:PIXTA(写真はイメージ)
室内空間が広々としたテントって、開放的で気持ちいいですよね!でも山岳用テントはコンパクトで必要最低限の大きさ。「頭が天井にあたったり、ちょっと背を曲げて使ってる……」なんて人もいるのではないでしょうか。

どこかに「のびのび過ごせて、山でも使えるテントはないかな〜」なんてことを考えていた矢先、そんな問題をズバッと解決してくれる逸材に遭遇。

それは…モンベルの「ルナドーム」です!

撮影:筆者
国産アウトドアブランド<モンベル>から、2019年に発売された山岳用テント「ルナドーム」。

サイズ:2型(2人用)のみ
重量:1580g(総重量1790g)
販売価格:46,000円+税
タイプ:自立式ダブルウォールテント
対応シーズン
:3シーズン

モンベルといえば、超人気テント「ステラリッジ」を思い浮かべる人も多いはず。しかし、このテントはステラリッジと同等の剛性を持ちながらも、より居住性に特化したモデルなんです。実際に長野県にある鹿嶺高原(標高1,800m)で使ってみました。

ほかに類を見ない圧倒的な居住性!使ってわかった3つのポイント

撮影:筆者
ルナドームの特徴のなかで、一番に推したいのが居住性の高さ。まずは実際に使用して感じた、劇的にテント生活を快適にする3つの機能をご紹介します。

① 垂直のフレーム構造による、超広々空間

撮影:筆者
とにかく天井が広い!外観からは想像もつかないような、開放感のある居住空間が広がっています。とはいえ、ルナドームは2人向け山岳用テントとしては一般的なサイズ。高さも110cmと天井が特別に高いわけではありませんが、これには秘密があるんです。

撮影:筆者
それが、ルナドーム独自の側面が垂直になるフレーム構造によるもの。山岳用テントのコンパクト性を保ちながら、極限まで空間を広げた設計にすることで、一般的なテントに比べて圧迫感のない空間を生み出しています。

② 全側面にあるベンチレーションで通気性抜群!

撮影:筆者
ルナドームの通気性をささえるのは、全側面に配置されたベンチレーション。その数は4つと、一般的な山岳用テント(1〜2つ)よりも多いのが特徴です。

撮影:筆者
全ての面が通気することでテント内に風の流れが生まれ、常にクリアな空気を取り込んでいました。これだけの換気力であれば、蒸し暑い季節のテント泊でも活躍すること間違いなし。

撮影:筆者
もちろん、通気させたくないときはベンチレーションを閉めればOK。フライシート側はマジックテープで開閉ができる構造で、操作にも手間がかかりません。

③ 広い前室で使い方も自由自在



撮影:筆者
ルナドームは長辺入口タイプ。その横長の構造により、広々とした前室空間を生みだします。前室はトレッキングポールなどの道具や靴を置いたり、天気が悪いときには調理スペースとしても活躍。快適なテント生活には欠かせないポイントですね!

撮影:筆者
フライシートはダブルファスナー仕様。下のスライダーってテント内から手を伸ばしても届かないこともしばしば、結構大変なんですよね……。ダブルファスナーは、ちょっと外の様子を確認したいときなどにも活躍する、便利な機能。

撮影:筆者
本体の入口は「つ」の字型で横に広い設計です。この形状により、流れるようにスムーズな開閉が可能。テントのファスナーは詰まることも多いのですが、今回はまったくストレスを感じませんでした。

ルナドームの魅力まだまだこれだけではありません。その他の「おっ!」となる機能もみていきましょう。

居住性だけじゃない!あるとうれしい使える機能が満載

あの名作テントと同じ、軽くてタフな高機能素材

撮影:筆者
本体には10デニールの高強力ポリエステル、フロアは30デニールのバリスティック®ナイロン・リップストップを採用。世界最高レベルの強度と軽量性を兼ね備えており、あの人気テント「ステラリッジ」と同じ素材が使用されています。

撮影:筆者
フライシートには、耐水圧1,000mmのウレタン・コーティングが施された、20デニールバリスティック®ナイロン・リップストップを採用。保水しにくい軽量・耐久性に優れたナイロン素材で、雨や風から本体を保護します。

撮影:筆者
ポールは世界的ポールメーカーの「DAC社」製。強風下でもテントを支える強力な耐久性としなやかさをもったアルミニウム合金が使われています。

コンパクトな収納で無駄がない

撮影:筆者
居住性を高めている分、ステラリッジテント2(1.43kg)に比べて総重量(※)が360gほど重くなっています。。とはいえ、過酷な山岳環境に対応する強度をもったダブルウォールテントとしては上位クラスの軽さ。重量差が気にならないくらいに、居住性や耐久性のメリットが大きいと言えそうです。
※総重量は本体とポール、レインフライ、さらにぺグ、張り綱、スタッフバッグを含んだ重さを表しています。

撮影:筆者
ちなみに、テントの収納袋の底面には手をフックできる機能が備わっています。これを使うことで、テントをストレスなく引っ張りだすことが可能。

一見するとたいしたことない機能ですが、ぜひ一度使ってみてください。キツいとストレスなテントの取り出しがとっても楽になりますよ!

とにかく簡単設営!吊り下げ式で力がない人でも楽々

撮影:筆者
ここからは設営に関するレビューです。ルナドームの基本セットは以下の通り。

・本体
・フライシート
・ポール(メインポール&サブポール)
・アルミペグ12本
・張り網4本

ざっくりと設営手順をみてみましょう。

ルナドームの設営手順をチェック!




撮影:筆者
ルナドームは吊り下げ式を採用しており、設営に不慣れな人でも扱いやすいのが特徴。あまり力を必要としないので女性のソロテントとしても安心して使えそうです。ただ、ルナドーム特有の設営方法もあるので、下記もチェックしてみてください。

【注意】設営は簡単だけど、ちょっとだけ慣れも必要

独自フレームの構造上、一般的なテントにはあまり見ないポールの取り付け方や連結方法が採用されています。

撮影:筆者
ルナドームにはメインポールとは別で、1mほどの長さのサブポールが付属。サブポールは、メインポールとクロスするようにテントの頂点にフックして取り付けます。

撮影:筆者
ポールの先端は、本体の計4ヶ所あるポール受けにはめ込みます。

撮影:筆者
ポール受けの上にフライシートのグロメットを差し込みます。これをしないと、フライがバタついてしまいストレスに。今回筆者も最初付け忘れてしまいましたが、慣れないうちは忘れやすいので注意です。

ルナドームにはどこかプラモデルのような”組み立てる感”を感じました。「あれっ、これ合ってるのかな?」という部分もあったので、テントに慣れている人もいきなり山で使用するのではなく、正しい立て方を覚えてから実践しましょう。

広いテントでのびのび過ごしたい!そんな人に太鼓判のテント

撮影:筆者
他に類を見ない圧倒的な居住性と、軽量・耐久性に優れたルナドーム。厳冬期を除く日本のあらゆる山岳シーンで快適な空間を提供してくれるテントと言えるでしょう。そんなルナドームは、こんな人におすすめです!
・アルプスでもガッツリ使い込める、居住性の高いテントを求めている人
・のんびり快適なテント山行を楽しみたい人
・2人でのテント泊が多い人
・スタンダードテントとは別で、快適重視のセカンドテントを探している人
現在のところ、サイズは【2型のみ】の展開ですが、単独〜2人用のテントとして幅広く使えますよ。フライシートも一色だけですが、今後のバリエーションにも期待です。

ルナドームなら、どんなテント山行も楽しく快適に

撮影:筆者
今回使用してみて、とにかくルナドームの居住性の高さに驚かされるばかり。これからテント泊を始めようと思っている人にも、セカンドテントを探している人にも、あらゆる登山者に使ってもらいたい快適なテントです。

ルナドームでのびのび快適なテント泊を楽しんでみませんか。
モンベル ルナドームの詳細はこちら

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橋爪 勇志

日本アルプスに囲まれた、長野県の伊那谷生まれ。登山好きな母親に連れられ、山を駆け巡って育つ。アルパインクライミングや沢登り、冬山縦走など、ちょこっとスパイスの効いた登山が大好き。

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