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憧れの景色を見るために!2年越しの思いが詰まった「冬の唐松岳」(2ページ目)

雪山の魅力は”景色”

うっとりするほど美しい雪山

提供:RISACOLLAGEさん

── 雪山シーズンの唐松岳には2回登っているとのことですが、雪山の魅力とは?

RISA
COLLAGEさん
雪山は過酷な環境ですが、唐松岳に登った2回ともお天気に恵まれたので運がよかったです。雲海と夕焼け、ピンク色に染まる不帰や星空など、それぞれ表情の違う素晴らしい景色を見ることができました。
夏山からは想像もできない、白の世界に感動しますよ。

── たしかに、夏山と雪山では登るルートも違うし、同じ山でも全く異なる景色ですもんね。

RISA
COLLAGEさん
そうそう。夏に登った時に、「あ、雪で隠れていたところはこんな登山道だったのか」と、新鮮な気持ちで登れて楽しいんですよ。

山の上から眺める夕陽

提供:RISACOLLAGEさん

── 夏山と雪山なら…やっぱり雪山が好きですか?

RISA
COLLAGEさん
はい!とにかく、空の色がきれいでたまらないですよ〜。
冬は空気が澄んでいるので、写真を撮るのにもぴったりですしね。白銀の世界はサイコーです!

── カメラなどの機材もあるとなると、荷物は重たいですよね?

RISA
COLLAGEさん
なんとか16kgくらいには抑えてます。まわりに影響されて…この間、ついにカメラだけで1.5kgになっちゃいました。笑
星空も撮るため三脚も持っていくので、軽量化できるところはg単位で削ります!

── と、言うことは…食事はフリーズドライで我慢ですか?

RISA
COLLAGEさん
基本テント泊で、きれいな景色と美味しいご飯を食べるために登っているので、食料の軽量化はできません。
山で美味しいものを食べたり作ったりするのってすごく贅沢だと思うので、そこも楽しみたいんです。
提供:RISACOLLAGEさん(美味しそうなご飯がたくさん!)

── どんな山ごはんを楽しんでますか?

RISA
COLLAGEさん
冬は基本、”鍋”ですね。友人が初めての山ごはんで作ってくれたのがお鍋だったので、「山は鍋なんだな」って思ったのがはじまりです。
卵料理をしたり、旬の食材も使いたいですね。ボイルのホタテはそのままツマミにもなるし、鍋に入れたりとすごく便利ですよ。デザートも必ず用意して行きますし。

(…料理の話が止まりません!笑)

── 山で美味しいごはんを食べることへの熱量が半端ないですね。雪山装備で写真機材も食材も担いで登っていくということは、ハードな山行が好きなんですか?

RISA
COLLAGEさん
うーん…でも実は、登る(標高をあげる)のは好きじゃないんですよ。それに、雪山は極寒なので「早く温泉入りたいなぁ」って思いながら登ってます。

── 笑。それを聞いてなんか安心しました。それでも、登ってしまう程の魅力が雪山にはあるんですね。

RISA
COLLAGEさん
そうですね。人が行かない場所、人のいないところが好きなんですよね。混んでるところが好きじゃないと言うか。

── なるほど、だから基本テント泊なんですね。

RISACOLLAGEさん
小屋だと、人に気を遣ってしまうんです。星を撮るので、テント泊の方が良いというのもありますね。
でも逆に、お正月とかは小屋泊にしてゆっくりと過ごしますよ

── 年末もやっぱり山で過ごすんですね。笑

RISA
COLLAGEさん
予定や状況が許せばそうしたいと思ってます。大好きな唐松岳には、この冬も登りたいです!

雪山に対する熱い想いがひしひしと伝わってきましたね。初めての唐松岳登山で、天気にも恵まれて憧れていた景色を見られたのは、コツコツと登山の経験を積んで頑張ったご褒美だったのかもしれないですね。

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