求めてくれる人のために、発信していきたい
中には、思いやりのない言葉を向けられることもあると思うんですが・・・。
昔、心無い言葉を向けられて、そのことばかり考えてしまい、動画の編集ができないことがありました。
どうやって気持ちを切り替えたんですか?
もちろん間違いの指摘や要望は受け止めて改善する努力をします。
でも、石を投げつけてくる人のことばっかり気にしてちゃいけないって気づけました。
だから、喜んでくれる人たちのことだけを考えようということですか?
私を求めてくれる人のために、時間や労力を使うべきだと思ったんです。
それに厳しい言葉を投げてくる人も増えたんですけど、それ以上にあたたかい言葉の花束で応援してくれる人が増えたことに気づけました。
いろんな方法で楽しさを発信していきたい
発信者として、楽しい部分も厳しい部分も受け止めているかほさん。
今後の活動については、どのように考えているのでしょうか?
人を巻き込んで、いろいろなことを実現する力をつけたい
次はどこを目指すんですか?やはり、登録者数を増やしていくことですか?
でも、数字だけ求めていては楽しさがなくなってしまうので、チャンネル運営者と個人としてうれしいことは別で考えるようにしています。
YAMA HACKにとっても、メディアの運営をするため客観的なデータは大事です。
しかし、根本の部分は読んでくれている人の役に立ったり、新発見につながったりしたいという気持ちなので、かほさんの考えにはとても共感します。
なので、動画というフォーマットを大切にしながら、視聴者さんに楽しいと思ってもらえることを考えてやっていきたいんです。
山小屋ってまだまだ見えていない部分もあると思いますし、もっとその魅力を知ってもらう一助になれたらと思います。
登山の面でも、チャレンジしたい!
もっと高いところにも行ってみたくて。
その他、日本の山はいかがですか?視聴者さんからリクエストとかあるんじゃないですか?
まだ登ったことがない山がたくさんありますし、「地元の山に来て」や「この山に登って」と多くの要望をもらうので、日本全国を駆け回りたいですね。
もちろん今は、コロナの情勢にも配慮しながらですが。
発信することで
登山の楽しみがどんどん広がっていく
動画では背伸びをしない等身大の姿が魅力のかほさん。
しかし、そういった部分だけでなく、視聴者さんに楽しんでもらうため細やかな撮影の工夫や「もっといろんなことを実現するための力も欲しい」と力強く語る姿に感じた、プロとしての頼もしさが印象的でした。
今は、誰でも簡単に情報を発信できます。
そんな中で「自分の登山の姿を発信することで、いろんな人に喜んでもらう」という、責任感を持って山を楽しむかほさんがどんな活躍をするのか楽しみです。