前穂高岳(1泊2日):上高地〜岳沢小屋から頂上ピストン
最高点の標高: 3028 m
最低点の標高: 1509 m
累積標高(上り): 2608 m
累積標高(下り): -2608 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 1泊2日
- コースタイム:10時間20分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
【1日目】上高地バスターミナル(80分)→天然クーラー(70分)→岳沢小屋(泊)
【2日目】岳沢小屋(180分)→紀美子平(30分)→前穂高岳(20分)→紀美子平(120分)→岳沢小屋(50分)→天然クーラー(70分)→上高地バスターミナル
コースのポイント
上高地バスターミナルから歩き始めて、初日は岳沢小屋で1泊しましょう。コースタイムは2時間30分なので、ゆっくりと出発しても大丈夫。翌日はヘルメットを装着して、ハシゴとくさりが連続する急登の重太郎新道へ。約1,500mもの標高差がある急な登りには、覚悟して挑みましょう。紀美子平に到着したら荷物をデポして前穂高岳を往復します。
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西穂高岳(1泊2日):新穂高ロープウェイで一気にアクセス
最高点の標高: 2847 m
最低点の標高: 2113 m
累積標高(上り): 1118 m
累積標高(下り): -1118 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 1泊2日
- コースタイム:7時間40分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
コースのポイント
新穂高ロープウェイを利用して一気に標高2,156mまで登ることができます。初日は樹林帯の中を歩き、1時間30分で西穂山荘に到着。翌日の西穂独標までのコースでは、比較的緩やかな登山道が続きますが、その先が険しい岩稜帯。要所要所に設置されたくさりを頼りに難所を通過しましょう。
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準備万全で憧れの穂高岳に挑戦しよう!

剥き出しの岩肌が迫力を生み出す穂高岳の山容は、国内でもここでしか見ることができない特別な景観。だからこそ人気が高く多くの登山者の憧れの的になっています。
ただ、いずれのコースもくさりやハシゴが設置された岩稜が立ち塞がり、難易度はトップレベル。技術、体力、装備、どれが欠けても重大事故に繋がる可能性があります。3つの要素をしっかりと準備してから、憧れの穂高岳に挑戦しましょう。
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