カルピスは体に嬉しい飲み物です!
自動販売機やコンビニでもよく見かける、お馴染みの”カルピス”。ペットボトルでも売られているので、気軽に飲むことができますよね。実はカルピスを飲むことで体に嬉しい事がたくさんあるんです!ではいったいどんな嬉しい事があるのか、紹介します!
カルピスってどうやって出来ているの?
カルピスの原料は牛乳です。牛乳からクリーム(脂肪分)を取り除き、世界でも珍しい2度の発酵を行うことでカルピスを作っています。
まず1次発酵で国産の生乳の脂肪を取り除き、そこにカルピス菌を加えます。カルピス菌を加えることで乳酸菌が活発に働き、酸味のあるカルピスが出来上がります。更に砂糖を加えて2次発酵を行うことで独特の香りが加わります。
摂取された乳酸菌は大腸内で糖分などを元に乳酸を作ります。作られたこの乳酸が腸壁を刺激し、腸の蠕動運動を促進させます。結果、おなかの環境をととのえると共に老廃物などの有害なものは体外に排出され、食物の栄養をしっかり取り込めるようになるため、便秘の解消が期待できます。
また、便通が良くなることで肌が綺麗になるなどの美容効果も期待できます。この他にも安眠効果があったり、リラックス効果もあるといわれています。
ホットカルピスでホッと一息
もちろん冷たいままでも美味しいカルピス。ですが、寒い時期や朝の一杯には暖かいカルピスもおすすめです。温めることで栄養が失われてしまうのでは…?と心配になってしまいますが、実は製造工程ですでに加熱処理をし、乳酸菌をすべて殺菌してから密封しているので、ホットカルピスにしても体に嬉しい働きはそのままです!
普通に温めて飲むのも美味しいですが、色々プラスするのもおすすめ!手軽にできる美味しいホットカルピスのレシピを紹介します。
ホットカルピスの作り方・レシピ8選
1.シンプルなホットカルピス
【用意するもの】
カルピス・・・適量
お湯・・・適量
【作り方】
カルピスの原液にお湯を注いで割ります。温めたカルピスは甘みを感じやすくなることがあるので、そのときは水で割るときよりも薄目になるように、お湯の量を少し増やして割ると良いでしょう。
2.ミルクホットカルピス
【用意するもの】
(2人分)
カルピス・・・100cc
牛乳・・・400cc
【作り方】
材料は、カルピスの他にはどの家庭にもある牛乳だけなので、とても簡単に作れます!まず先に、牛乳をレンジで温めておき、その後にカルピスを入れてよく混ぜるのがコツです。
3.しょうが入りホットカルピス
【用意するもの】
(1人分)
カルピス・・・30cc
お湯・・・120cc
すりおろししょうが・・・適量
【作り方】
体を芯から温めたいときに最適な、すりおろしたしょうがを加えたホットカルピスです。まず、お湯でカルピスの原液を割ります。カルピス1に対してお湯は4ぐらいにするのがポイントです。最後にすりおろしたしょうがを入れます。目の細かいおろし器を使用して、きめ細かい状態にすりおろすのがポイント。
4.豆乳ホットカルピス
【用意するもの】
(1人分)
カルピス・・・適量
豆乳・・・適量
【作り方】
カルピスを豆乳で割ります。豆乳の量を調整することで甘さやまろやかさを調整することができます。豆乳は沸騰させると、豆乳に含まれるたんぱく質が変化し、成分が分離してしまうため、温めた豆乳とカルピスを混ぜたときに固まることがあります。強く煮立てたり温めすぎたりしないよう注意してください。レンジで軽く温めて混ぜるのが良いでしょう。
5.ハチミツ入りホットカルピス
【用意するもの】
(1人分)
カルピス・・・カップ5分の1程度
お湯・・・カップ5分の4程度
蜂蜜・・・小さじ2分の1(お好みで)
【作り方】
ホットカルピスを作るとき、カルピスとお湯は1:4の割合がおすすめです。ホットカルピスに蜂蜜の甘味が加わることでマイルドな味わいとなります。蜂蜜の量を調整することで、自分好みの甘さにすることができます。
6.ホットカルピスでラッシー
【用意するもの】
(1人分)
ヨーグルト(無糖)・・・大さじ5
牛乳・・・大さじ5
カルピス・・・大さじ1
(道具)
タッパーなどのしっかり密閉できる容器
【作り方】
材料をタッパーなどのしっかり密閉できる容器に入れ、よく振ります。次に、カップに容器の中身を注ぎ、レンジで1分温めます。温め終えたら一度かき混ぜ、さらに30秒レンジで温めて完成です。ポイントは、レンジで温める前に味見をしておくと良いでしょう。甘さが足りないと感じた場合はカルピスを追加します。また、温めすぎると材料が分離することがあるので、少しずつ温めるなどして注意してください。
7.ホット梅カルピス
【用意するもの】
(1人分)
カルピス・・・30cc
お湯(or ホットミルク)・・・160~170cc
梅ジャム(他のジャムでもOK)・・・小さじ2~3
蜂蜜(お好みで)・・・少々
【作り方】
お湯を注ぐ前に、カップに入れたカルピスの原液にジャムと蜂蜜の半分の量を入れておくのがポイント。それらをよく混ぜておきましょう。お湯を注いだら、ジャムと蜂蜜の残りを入れ、軽く混ぜます。少しジャムや蜂蜜の触感を残すとおいしくいただけます。また、お湯の代わりに沸騰直前まで温めた熱々の牛乳を使うこともできます。
8.チャイ風ホットカルピス
【用意するもの】
(1人分)
カルピス・・・30cc
紅茶・・・120cc
すりおろししょうが・・・適量
【作り方】
紅茶としょうがの香りが口の中で広がり、後味も楽しめるチャイ風のホットカルピスです。カルピスの甘さと酸味で割ったことで、ミルクで割ったときよりもまろやかで甘酸っぱい味わいになり、すりおろししょうががアクセントとなるのが特徴です。カルピス1に対して紅茶4の割合で割るのがベストです。
自宅で簡単&美味しいカルピスを作ろう!
カルピス 希釈タイプ(470ml)
スタンダードなカルピスを楽しみたいならこの「カルピス希釈タイプ」をおすすめします!味わいはさわやかな甘さで、ついついたくさん飲んでしまうおいしさがあります。濃さを調整できるもの嬉しいポイント!
アサヒ飲料 カルピス 希釈タイプ
原材料名:乳、砂糖、麦芽糖、香料、大豆多糖類
栄養成分表示・希釈時100ml(原液20ml)あたり:エネルギー 48kcal、たんぱく質 0.4g、脂質 0g、炭水化物 11.5g、ナトリウム 5mg、カルシウム 12mg
カルピス 希釈タイプ カロリー60%オフ(470ml)
カロリーを大幅に減らしたカルピスです。カロリーを減らしても、おいしさはカルピスそのままなのが嬉しいポイント!コクや甘酸っぱさといったカルピスの味をしっかり楽しめます。
アサヒ飲料 カルピス 希釈タイプ カロリー60%オフ(470ml)
原材料名:乳、砂糖、酸味料、香料、安定剤(ペクチン)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム、スクラロース)
栄養成分表示・希釈時100ml(原液20ml)当たり/エネルギー 16kcal※、たんぱく質 0.4g、脂質 0g、糖質 3.7g※、食物繊維 0g、ナトリウム 20mg、カルシウム 10mg
※「カルピス」に比べ60%カット
(希釈時100mlの「カルピス」カロリー60%オフとは、原液20mlに水80mlを加えたものです。)
カルピス 希釈タイプ 巨峰(470ml)
カルピスに完熟巨峰の果汁を合わせて作られた「カルピス 巨峰」。カルピスのコクや甘酸っぱさと巨峰の味わいがミックスされ、豊かな味わいとなっています。
アサヒ飲料 カルピス 希釈タイプ 巨峰(470ml)
原材料名:乳、砂糖、ぶどう果汁、香料、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、野菜色素
栄養成分表示・希釈時100ml(原液20ml)あたり:エネルギー:51kcal、たんぱく質:0.3g、脂質:0g、炭水化物:12.5g、ナトリウム:4mg
※希釈時100mlの「カルピス」巨峰とは、原液20mlに水80mlを加えたものです。
カルピス 希釈タイプ みかん(470ml)
カルピスにみかんの果汁をプラスした「カルピス みかん」。甘さの中にほのかな酸味がたまりません。
アサヒ飲料 カルピス 希釈タイプ みかん(470ml)
原材料名:砂糖、乳、みかん果汁/香料、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、カロテン色素
栄養成分表示・希釈時100ml(原液20ml)当たり)/エネルギー:53kcal、たんぱく質:0.3g、脂質:0g、炭水化物:13g、食塩相当量:0-0.03g
ホットカルピスでおいしくリラックス!
手軽に手に入り、体に嬉しい効果が期待できる乳酸菌飲料「カルピス」。水で割って普通に飲むのも良いですが、温めて少しアレンジしたり、ミルクや紅茶などと混ぜることでさらにホッとできます。是非紹介したレシピを試して毎日飲んでみてください!
取材協力・監修/清水 雅之(薬剤師)