②タイガーウォール UL2 EX|広々しかも2ドアで居住性アップ
タイガーウォールは、フライクリークの骨格を継承しつつ、テントを横方向に広げるためのポールがトップにあるので、テント内、特に上部が広々としています。
長辺側の両側に出入口があり、広い前室を2か所とれるので、荷物を置くスペースが充実。居住性は格段にアップしています。「タイガーウォール UL2 EX」も日本仕様ということで、メッシュ部分が少なくなっている3シーズン対応テントです。
携行性をチェック
収納サイズはフライクリークとほとんど変わりません。こちらもポールは別袋なので、バックパックに縦に収納します。
フライクリークと同じようにやわらかいので、横向きにしてもバックパックの底部にすんなりと収まりました。
設営手順をチェック

ここがフライクリークと大きく違うところですが、特に手間もなく設営できました。
居住性は?
■フロアの広さはフライクリークと同じ
フライクリークと同じフロア面積で、こちらも1人なら余裕の広さ。
■頭上は広々
中央部分の横にポールが入っているのでサイドが立ち上がり、2人で使っても向かい合って座ることができるぐらいのスペースがあります。
■広い2か所の前室
出入り口がテントの長辺側なので、かなり広い前室を作ることができ、靴以外の荷物を置くことも可能な広さです。しかも2か所なので、2人での使用時はそれぞれの荷物を置いておくこともでき、室内をもっと広く使えます。
■大きめのメッシュポケット
天井には、小物を片付けるのに便利な大きめのメッシュポケット付き。
■風通りがいい両側メッシュドア
両サイドのドアは開閉式のメッシュパネル。開けると室内を風が通り抜け、暑い時も快適に過ごせます。
ちょっと気になったところ
■フライクリークよりも、さらに薄いフロア
フライクリークのフロア素材は20デニール(※)、タイガーウォールは15デニールのリップストップシルナイロン。フライクリークでもかなり薄いと感じましたが、タイガーウォールはもっと薄くなっています。フットプリントは必須ですね。
コーナーやガイラインなど、テント固定のためのコードはフライクリークと同じ細さ。不安感は拭えません。
■鮮やかな黄色の室内
フロアも含め全面が黄色の室内なので、ちょっと落ち着かないという人もいるかもしれませんね。
どんなシーンや人に最適か