日帰り縦走アイキャッチ百名山

歩きごたえあり!だけど日帰りで行ける縦走コース(関東甲信・日本百名山編)

天気予報の好転や思いがけず空いたスケジュール、思い立ったら気軽に出かけられるのが日帰り登山の魅力。とはいえ、せっかく出かけるなら達成感も味わいたいのも人情ですね。そこでオススメなのが変化に富んで歩きごたえもある縦走登山。今回は日帰り可能な日本百名山のオススメ縦走コースをご紹介します。

目次

2023年1月11日現在、県道201号線と218号線は冬季閉鎖されいる箇所があります。車での通行はできませんので、ご注意ください。詳しくは山梨県 県土整備部 道路管理課の道路規制情報をご覧ください。
県道の冬季閉鎖についてはこちら
アイキャッチ画像出典:PIXTA(谷川岳)

登頂では満足できない!縦走コースで満喫したい「日本百名山」

日帰りだと天神尾根往復が一般的な谷川岳

出典:PIXTA(日帰りだと天神尾根往復が一般的な谷川岳)

例えば、北アルプスで人気の日本百名山・白馬岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳をつなぐ後立山連峰を縦走する場合、どんなに健脚な登山者でも最低3泊4日は必要。ルート自体の難易度もさることながら、スケジュール調整も至難の技ですよね。日本百名山を縦走したいけど、まとまった日数を確保するのは難しい。そんな場合の選択肢はおのずと日帰り登山に絞られてきます。

関東甲信など比較的近場にある日本百名山1座であれば日帰りも可能ですが、往復の移動を考慮すると往復ルートでとりあえず登頂してしまおうと妥協してしまうもの。けれどもせっかくの日本百名山、単なるピークハントだけでなく縦走コースでその山の魅力を存分に満喫したいですよね。今回はちょっと奮発して特急や新幹線を利用することで、首都圏から日帰り可能な日本百名山の縦走コースをご紹介します。

 

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【1】日光白根山|ロープウェイ〜弥陀ヶ池〜菅沼

登りはロープウェイ利用で標高差を少なくしましょう

出典:PIXTA(登りはロープウェイ利用で標高差を少なくしましょう)
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース全長:約6.4km
コースタイム:約5時間10分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
・往路:北千住駅〜東武日光駅・東武線特急で約100分/東武日光駅〜湯元温泉:東武バスで約85分/湯元温泉〜日光白根山ロープウェイ・関越交通バスで約37分/日光白根山ロープウェイ・ゴンドラキャビンで乗車約15分
・復路:菅沼登山口〜湯元温泉・関越交通バスで約13分/湯元温泉〜東武日光駅・東武バスで約70分/東武日光駅〜下今市駅・東武日光線で約9分/下今市駅〜北千住駅・東武線特急で約90分

 

ルート概要
ロープウェイ(60分)→避難小屋(110分)→日光白根山( 50分)→弥陀ヶ池(90分)→菅沼登山口

 

コースのポイント

出典:PIXTA(弥陀ヶ池からの日光白根山)

関東地方および関東以北で最も標高の高い山(2578m)として知られる日光白根山。山頂からは神秘的な青い水をたたえた五色沼などの火口湖や、美しい円錐形の男体山の麓に広がる戦場ヶ原の草原、中禅寺湖など素晴らしい眺望が広がります。

標高約2000mのロープウェイからの往復コースが一般的ですが、下山を菅沼に向かうことで神秘的な弥陀ヶ池からの日光白根山など縦走ならではの絶景を楽しめますよ。
ただし上記の通り交通アクセスが複雑でバスの便数も限られているため、山頂までの登りでコースタイムを切れないようなら往路を下山してください。

丸沼高原ホームページ|アクセス

【2】谷川岳|天神尾根〜西黒尾根

秀麗な双耳峰の谷川岳

出典:PIXTA(秀麗な双耳峰の谷川岳)
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース全長:約7.4km
コースタイム:約5時間55分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ・くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
・往路:JR東京駅〜JR上毛高原駅・上越新幹線で約80分/上毛高原駅〜谷川岳ロープウェイ・関越交通バスで約50分/谷川岳ロープウェイ〜天神峠・ロープウェイ&ペアリフトで約30分
・復路:谷川岳ロープウェイ〜上毛高原駅・関越交通バスで約50分/JR上毛高原駅〜JR東京駅・上越新幹線で約80分

 

ルート概要
天神峠(45分)→熊穴沢避難小屋(45分)→天狗の留まり場(45分)→オキノ耳(10分)→トマノ耳(10分)→オキノ耳(70分)→ラクダのコル(130分)→林道(10分)→谷川岳ロープウェイ

 

コースのポイント

西黒尾根から振り返る谷川岳

出典:PIXTA(西黒尾根から振り返る谷川岳)

往年のアルピニストたちがさまざまなドラマを繰り広げた谷川岳ですが、ロープウェイ〜天神尾根経由のコースは樹林帯や笹地の尾根と比較的平穏な風景が続くため、意外におとなしい山と感じることも。

そこで標高差1200m以上を誇るクラシックルート・西黒尾根を下山に利用してみましょう。浮石もある岩稜の下りで複数の鎖場もあるため、行動には注意が必要ですが、クライマー憧れの一ノ倉沢を左後方に望みながら、アルペンムードを堪能することが可能。谷川岳の魅力をより深く感じ取ることができる縦走コースです。

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