正しく理解してる?アナフィラキシーショックの原因と対応表
アナフィラキシーショックについてまとめました。症状や対応・治療方法、原因になるもの(蜂、薬など)について掲載します。アナフィラキシーショックはいつ、どんなタイミングで起こるかわかりません。正しい知識を身に着けて緊急時に備えましょう。
2019/10/30 更新
編集者
YAMA HACK編集部
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Ryo
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アナフィラキシーショックとは

出典:PIXTAアナフィラキシーは、極めて短い時間のうちに全身アレルギー症状が出る反応で、主にアレルゲンを食べる、飲む、吸い込むことをきっかけに起こります。
・アレルギー
原因物質に対しての過剰な免疫反応を指し、皮膚のかゆみ、発疹などの症状が出ます。
・アナフィラキシー
アレルギー反応によって急速に、皮膚、呼吸器、消化器など複数の臓器に全身性の症状が出る状態を指します。
・アナフィラキシーショック
アナフィラキシーの症状のうち、ショック状態(血圧低下、意識障害などが起こり命に危険がある状態)に陥っている状況を指します。

アナフィラキシーの原因は、食べ物 > 蜂などの昆虫 > 薬物 という順に多くなっています。重篤な症状(心停止)まで至る平均時間は、食べ物=30分、蜂毒=15分、薬物=5分と言われています。
アナフィラキシー(ショック)の症状

出典:PIXTA
アナフィラキシーの症状は様々ですが、下記の表にあるような症状が複数の臓器にわたり全身に急速で現れるのが、アナフィラキシーの特徴です。

赤く塗ってある部分のような「ショック症状」が見られた場合、緊急医療の対象です。救急車を呼ぶなどして、すぐに医療機関を受診しましょう。