この企画は、全国にいる「山好き」のYAMA HACKライター陣が「読者の皆さんに知ってほしい好きな山」「自分のおうち時間の過ごし方」をリレー形式で紹介するものです。ひとりひとり、家にいても山を思う気持ちは同じ。みなさんともその気持ちをシェアしていきたいと思います!
前回は<黒田猫太郎>さんでした。
はじめまして、<高橋典子>です
こんにちは。YAMA HACKライターの高橋典子です。
都内の大学を卒業後、旅行雑誌などの編集を経てフリーの道へ。長野県や山梨県への転勤生活の後、現在は埼玉県で元気いっぱい珍獣系息子の子育てに奮闘中。
谷川岳の日(7月2日)と誕生日が同じことが密かな自慢。
私の山遍歴
もともとはバイクツーリングが趣味でした。ある日、ツーリングマップを開くとそこに山(と温泉)があることに気づき、山を歩きはじめたのがきっかけです。
会社員時代は、ソロで関東甲信越や東北の山を主に登っていました。登山道を黙々と歩いていると、呼吸や使っている筋肉に集中でき、体はキツいのに頭の中はクリアになる感覚が気持ちいい。なんだかんだ、つい山に行ってしまうことの繰り返しで今に至ります。
現在は、体格・体力ともに母を追い抜きそうな小3の息子と、飽きずに楽しめる山行を模索中。
週末は、下山後の温泉を楽しみにゆるい低山ハイクへ。長期休みには北アルプスや北海道など、テントを担いで縦走しています。ソロばかりだったのに、いつの間にか息子が山の相棒になりつつある今日この頃。今後、奥秩父縦走路(雲取山〜甲武信岳)のスルーハイクに挑戦したいです。
高橋典子が書いた記事はこちら
何度でも登りたくなる山<大菩薩嶺>
山梨・甲府盆地の北東に位置する大菩薩嶺は標高2,057mの日本百名山。都心からも好アクセスで、気軽に百名山を楽しめることから人気があります。登山口の上日川峠へは、絶景ドライブコースの大菩薩ラインを通るため、ツーリングがてら立ち寄ったことも数知れず。山麓には温泉もあるので、足繁く通ってしまいます。
【ここが好き①】富士山の大絶景に出会える天空の稜線歩き
最大の魅力は、なんと言っても稜線から眺める景色の素晴らしさ。山頂からの展望はありませんが、すぐそばの雷岩から石丸峠にかけて、眼下に大菩薩湖、その奥には美しい富士山がそびえる、大パノラマの稜線歩きが楽しめます。稜線に出て視界がパッと広がる瞬間の、なんとも言えない爽快感は病みつき!
【ここが好き②】バリエーション豊かな山域で、四季折々の自然に触れる
大菩薩嶺付近は、森林や草原、岩場などのバリエーション豊かな山域で、四季折々の表情が見られるのも魅力のひとつ。春から夏は多くの山野草、秋には色豊かな紅葉が楽しめます。バスが運休となる冬季は、若干アクセスしにくくなりますが、白銀の世界を楽しみに行くのもおすすめです。
【ここが好き③】豊富なルートで楽しみ方いろいろ
上日川峠の登山口を起点に約3時間半ほどの周回コースから、丸川峠から山頂を目指すルートや牛奥ノ雁ヶ腹摺山や滝子山へ縦走するなど、とにかく様々な登山計画を立てることができるのもポイント。
登山道もよく整備されているので、サクッと登りたい時やナイトハイク、登山初心者のアテンドにもぴったり。「小菅の湯」を下山口に選択すれば、帰宅前に温泉で疲れを癒すこともできます。多彩な楽しみ方ができ、何度行っても飽きることがありません。
大菩薩峠に興味を持った人はコチラも読んでみてくださいね!
「気象予報の勉強」が私の<おうち時間>
おうちで過ごす時間が増えたいま、子どもの頃から興味のあった天気について勉強を始めました。日々、必ずチェックするお天気はとても身近な存在なので、なるほど、ふむふむと楽しく学んでいます。
子どもとのお散歩の途中で雲を眺めたり、明日の天気を予想しあうのも楽しい時間。空を見上げることが多くなり、気持ちもなんだかリフレッシュ!また山へ行ける日のために、気象に関する知識を蓄えていきたいと思います。
私がハマったYAMA HACK記事
<SISUKO>さん 『うずまきが生み出す快適な履き心地とは?ファイントラック「トルネードパンツ」の秘密に迫る!』
体型に合うパンツがなかないため、常にパンツ難民である私にとって興味のある内容でした。国産アウトドアメーカーならではのこだわりや特徴が簡潔にまとめられており、とてもわかりやすい記事です。クライミングパンツではありますが、ちょっと気になる存在のパンツになりました!
次のバトンは<SISUKO>さん。よろしくお願いしまーす!