⼭⼩屋存続の危機を、登⼭と⾃然を愛する⼈の⼒で⽀えるプロジェクトが始動!
福岡発の登山アプリ最大手<YAMAP>は、⼭⼩屋⽀援プロシェクト運営協議会を発⾜し、⽇本の⼭⼩屋を⽀援する「#⼭⼩屋⽀援プロジェク ト」を始動。クラウドファンディング⽀援者の募集を開始しました。
プロジェクト始動の背景
登⼭の⾃粛要請による影響はもとより万全な”三密”対策も難しいことから、 ゴールデンウィーク期間中はもちろん今夏シーズンまでをも休業を余儀なくされ、売り上げの激減・資⾦繰り等、存続の危機にさらされている⼭⼩屋があります。
⼭⼩屋は古くから、休憩・宿泊・救助活動等の「拠点」としての機能だ けでなく、登⼭道の治安を「維持・管理」する役割も担い、安全で快適な登⼭は、⼭⼩屋を維持・運営する⼈たちの営為に⽀えられ続けてきました。
そんな“⼭のインフラ”とも⾔える⼭⼩屋の運営者を、今こそ登⼭と⾃然を愛する⼈の⼒で⽀えることが必要ではないか。本プロジェクトはそんな思想に端を発し、始動する運びとなりました。
「#⼭⼩屋⽀援プロジェクト」 ⽀援⾦の使途・⽀援⽅法
クラウドファンディングにて集まった全支援金を、新型コロナウイルス対策のための資材購⼊費をはじめ、登⼭道の整備、遭難対策費⽤、当座の運転資⾦等に充当します。
支援コース
⽀援者は、下記2つのコースより支援方法を選択できます。
①支援する⼭⼩屋を「指定する」コース
※⽀援⾦は本取り組みにかかる事務経費を除いた全額を各⼭⼩屋へ。運営協議会や応援者に⽀援⾦が流れることはありません
※集まった⾦額の総額や各⼭⼩屋への分配⾦額・事務経費等・プロジェクトに関する各種情報は、プロジェクトページおよびYAMAPウェブサイトにて適宜開⽰されます
⽀援対象(5⽉18⽇現在/敬称略・順不同)
運営協議会の呼びかけや⼭⼩屋からの連絡により、第1期分として約30軒の⼭⼩屋が⽀援の対象となっています。
▼関東周辺
▼上信越・北陸
▼八ヶ岳
▼北アルプス
▼中央アルプス
▼南アルプス
▼中国・四国・九州
※今後も、本プロジェクトの拡充・強化を図り、⽀援対象の⼭⼩屋は順次プロジェクトページ(READYFOR内)に追加予定
※⽀援を必要としている⼭⼩屋関係者様のご参加も広く募っています
「#⼭⼩屋⽀援プロジェクト」 実施概要
プロジェクト名 | #⼭⼩屋⽀援プロジェクト |
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プロジェクト概要 | 新型コロナウイルスの影響により甚⼤な被害を受けている⼭⼩屋存続の危機を 登⼭と⾃然を愛する⼈の⼒で⽀えるプロジェクト |
実⾏者 | ⼭⼩屋⽀援プロシェクト運営協議会 |
募集期間 | 2020年5⽉18⽇(⽉)〜 2020年6⽉30⽇(⽕)当⽇中 |
⽬標⾦額 | 2,000,000円 |
資⾦使途 | ⼭⼩屋の維持・運営に係る各種費⽤ |
山小屋運営者の声(⼀部抜粋)
そもそも⼭⼩屋は、登⼭道整備や遭難救助、公衆トイレや診療所の設置等、⼭の世界での社会インフラの整備、また過酷な⽴地条件での設備投資や⾼額な物資輸送によって、⾮常に薄利です。
それは奥地の⼭⼩屋ほど顕著で、私共の⼭⼩屋でいうと、宿泊者が2割減で⾚字に転落です。今シーズンは多くの⼭⼩屋が休業や規模を縮⼩しての営業に追い込まれていますが、現在の過激な登⼭⾃粛論も⼿伝って、登⼭⽂化⾃体が危機に瀕しているといえます。登⼭は⼈々の⼼の⽀えとなる⽂化です。どうか皆様のお⼒添えをお願いいたします。
通年営業の甲斐駒ヶ岳七丈⼩屋では、感染拡⼤防⽌の観点から、3⽉中旬頃から段階的に営業を縮⼩し、4⽉3⽇から休業となり今に⾄ります。休業後もスタッフが常駐し、⼭⼩屋の維持管理や登⼭道整備に励んでいます。
今シーズンは営業を再開できたとしても、登⼭者数の減少や、⼭⼩屋の利⽤そのものを控える⽅も多くなると予想しています。また感染対策をしながらの営業は困難が 予想され、今シーズンの休業を決めた⼩屋も出てきました。
そんな中でも⼭の公共インフラでもある⼭⼩屋(トイレやテント場も含む)や登⼭道を守り続けるには、皆さまのお⼒添えが不可⽋です。どうぞご⽀援よろしくお願いいたします。
応援メッセージ(一部抜粋)
新型コロナウイルスの影響は⽇本のアウトドア業界にも深刻に広がり、登⼭ 活動の⾃粛が求められました。これから本格的な登⼭シーズンが訪れますが、 各地の⼭⼩屋も営業⾃粛が余儀なく求められ、先の⽬途が⽴たず困窮しているようです。
⼭⼩屋が果たす役割は⼤きく、僕も幾度となくお世話になってきました。⼭を愛するひとりの登⼭者として、⽀援活動を応援します。
変わり続けることを求められ、時には不意に変えられてしまう時代の中で、ひたすら変わらずにあり続けることを宿命づけられた⼭⼩屋を、変わることのできる私たちが守るべきときが来た。
登⼭道を守り、環境を守り、登⼭を守り、⼭を守り、私たちを守ってくれる⼭⼩屋を、いまこそ、我々が守ろう。
「#⼭⼩屋⽀援プロジェクト」に関する問い合わせ先
株式会社ヤマップ
TEL:092-710-5511 / 03-4500-2013
FAX:092-710-7070
MAIL:info@yamap.co.jp