雨の日に着るだけじゃない! 山の“ユーティリティーウェア”としての「レインウェア選び」

2020/05/22 更新

レインウェアは雨の日専用のウェアだと思っていませんか? 防風・防寒着として、シャツやパンツの汚れを防止等々、山のあらゆるシーンで活用できるんです。今回は、そんな「万能ウェア=ユーティリティーウェア」として活躍してくれそうなレインウェアを集めてみました!


アイキャッチ画像:PONCHO

いつも持っていくウェアだから、いろいろ使えた方がやっぱり便利

撮影:PONCHO
雨が降ってきた時に身体を濡らさず、冷やさないために着るのが「レインウェア」。でも登山では、雨の日にだけ着るものではないんです。

防風、防寒目的で着てもいいし、雨上がりや岩場ではシャツやパンツの汚れを防ぎ、身体を保護するためにも活用できます。テント泊時に冷えを感じたら、寝袋の中でレインウェアを着込んで寝てもいい。山帰りの電車内では、濡れたり汚れたシャツやパンツで座席を汚さないために着用するのもあり!

レインウェアは、雨天時意外の登山中、そしてその前後と、あらゆるシーンで着たくなる、着たいユーティリティー(=実用的な)ウェアとして活用できるもの。

そこで今回はそんな『ユーティリティーウェア』目線でレインウェアをレビューしたいと思います

「レインウェア選び」のポイントは5つ!

撮影:PONCHO
レビューの際は、 「レインウェア選び」のポイントでもある以下の5つをチェック。

 
①軽さ・耐久性・運動性
アウトドアブランドなら防水性は確か。軽さ・耐久性・運動性のどれを重視しているか
②フードの仕様
意外と忘れてしまうけど、試着の際はフードのフィット感や使い勝手もチェック
③ポケットの位置
ショルダーハーネスやウエストベルトに干渉しないかどうかは、やっぱり重要
④換気性能
雨ではなくムレでレインウェア内が濡れることもあるので、換気性能も大事
⑤着脱性
シューズを履いたまま着脱できるパンツの方が、断然便利

ちなみに今回紹介しているレインウェアは、すべてジャケットとパンツ別売り、またはジャケットのみです。

まずは今春新発売のモデルから、紹介していきましょう!

パタゴニア|3層構造の独自防水透湿素材を採用し、耐久性重視

撮影:PONCHO
[2020年NEW]
メンズ・トレントシェル3L・ジャケット
素材:H2Noパフォーマンス・スタンダードの3レイヤー
重量:394g
価格:22,000円(税込)
 
メンズ・トレントシェル3L・パンツ(レギュラー)
素材:H2Noパフォーマンス・スタンダードの3レイヤー
重量:335g
価格:17,600円(税込)

耐久性・運動性

このレインウェアには「濡れるときに着る、より長く着る、永遠に着る」というキャッチコピーが付けられ、雨天時だけでなく、山で長時間着用することも想定してつくられています。このモデルから裏地のついた3層構造の防水透湿素材になり耐久性も向上。

着心地はちょっと固め。生地が厚手で、丈夫さを感じます。フィット感はゆったり。レインウェア内に着るウェアを選ばず、薄手の中綿ウェアやフリースウェアの上から着用しても、動きづらさはありません。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードは鉢巻状のコードと顔まわりに配された2箇所のアジャスターで、フィット感を調節。首にあたる部分にはマイクロフリースの裏地が施されていて快適。フードのツバには芯が入っているので、視界をしっかり確保できます。

ジャケットには下部にポケットが備わっていますが、バックパックのウエストベルトを締めると、ビミョーに干渉するのが残念! もう少し高い位置、胸あたりにあるとよいのですが・・・。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
フロントジッパーは外側と内側にフラップを設け、開閉もしやすくなっています。脇下にはベンチレーション用のピットジッパーを装備。バックパックを背負うとショルダーベルトがやや干渉して、開きが限定的。でも換気はできます。

パンツにフロントポケットを装備。レインパンツでフロントにポケットを装備しているモデルは、かなり少なめなので、長時間着る際には便利です。

パンツのサイドは、大きくジッパー開閉可能。着脱もラクです。また上下に開くジッパーなのでベンチレーションとしても有効。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

生地が厚めで耐久性があり、ベンチレーションも装備しているので、岩場や高所、寒冷期に、アルパイン用のウェアのように着られるレインウェアです。

トレッキングだけでなく、より本格的な登山を目指す方にも向いています。
メンズ・トレントシェル3L・ジャケットの詳細はこちら
メンズ・トレントシェル3L・パンツ(レギュラー)の詳細はこちら

 

アウトドアリサーチ|元祖軽量レインウェアは、森林限界以下のハイク向き

撮影:PONCHO
[2020年NEW]
メンズ ヘリウム2ジャケット
素材:パーテックスシールド30Dリップストップの2.5レイヤー
重量:180g
価格:24,200円(税込)
 
メンズ ヘリウムパンツ
素材:パーテックスシールド30デニールリップストップの2.5レイヤー
重量:153g
価格:18,480円(税込)

軽さ・運動性

軽量レインウェアの元祖。だからこそ軽い着心地が特長です。

ゆったりとしたフィット感なので、ムレがこもりにくい印象を持ちました。またレインウェア内に保温着を重ね着(レイヤリング)もしやすいです。

パンツはちょっと大きめなつくりのようで、試着して確認が必要だと思いました。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードをかぶるとアゴの下に前立てが入るので、雨天時に顔にかかった雨がレインウェア内に侵入しにくい構造です。

バックパックを背負うと、フィット感はゆったりですがダブつくところもなく、動きに馴染みます。胸にポケットがありますが、チェストストラップがジッパーに干渉してしまいます。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
フロントジッパーは止水仕様。コマが小さくソフトです。表側にも内側にもフラップはなく、ウィンドジャケットのようです。

袖口はゴムでフィット感を出す仕様で軽量化を狙っています。ベンチレーションは備わっていませんが、生地の透湿性が高いといわれている素材、前述の通りゆったりとしたフィット感がムレを抑制する可能性が高いです。

パンツの裾のサイドジッパーは浅め。もう少し長く、膝付近まであるとブーツを履いたままでも着脱がしやすいのですが・・・。これも軽量化を狙った仕様なのでしょう。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

軽く、コンパクトにまとめられ携帯性にすぐれているレインウェアです。その分、素材も薄く、高所では冷風の影響も受けやすいでしょう。岩場で擦れれば破ける心配もあります。

だからこのレインウェアは、温暖な季節、里山から森林限界以下を中心にトレッキングするのに向いています。また軽く、ゆったりしたフィット感なので、長時間の着用にストレスがありません。


メンズ ヘリウム2ジャケットの詳細はこちら
メンズ ヘリウムパンツの詳細はこちら

ブラックダイヤモンド|クライミングブランドならではの動きやすさ+コスパ

撮影:PONCHO
[2020年NEW]
メンズ ストームラインストレッチレインシェル
素材:BDドライの2.5レイヤー
重量:320g
価格:16,500円(税込)
 
メンズ ストームラインストレッチ レインパンツ
素材:BDドライの2.5レイヤー
重量:235g
価格:11,000円(税込)

軽さ・運動性

2.5レイヤーながら、かなりしっかりとした着心地。でも動いてみると2WAYのストレッチが効いて、アクティブな動きにもモタつくことなく対応してくれます。しかも動くと軽さを感じるレインウェアです。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードは鉢巻状のコードでアジャスト。ヘルメット対応のため、やや大きめなデザインで芯入りのバイザーはやや短めに感じます。

ジャケット下部に装備されたフロントポケットはバックパックのウエストベルトを締めると、完全に塞がる位置。これは改善してほしいところ。

また生地が厚い分、ベルトを締めると少しゴワつきがあります。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
前立ては止水ジッパー。脇下にはベンチレーションとなるピットジッパーを装備。バックパックのショルダーベルトと干渉せず、違和感もなし。

パンツのウエスト背面部分は太めの伸縮素材で、クライミング動作やランニング時もズレが少なく、ストレスがありません。

裾のサイドジッパーは浅め。もう少し長いとよいのですが・・・。末端を磁石のボタンで留められるので、ジッパーを開けて換気しながら歩いても、バタつかせずに済みます。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

定価がジャケット16,500円、パンツ11,000円。この価格で、この機能を考えると、かなりコスパが高いです。生地の耐久性も高そうで、その分少しゴワつくところもありますが、ストレッチ素材で動きやすさも◎。

真夏なら高所、それ以外のシーズンならあらゆる山域で常時着用していても快適そうな安心感のあるレインウェアです。ジャケットは全5色のキレイなカラーバリエーションがあり、コーディネートも楽しめます。


メンズ ストームラインストレッチレインシェルの詳細はこちら

メンズ ストームラインストレッチ レインパンツの詳細はこちちら

コロンビア|防水メンブレンを表地に採用!撥水性が落ちない新世代レインウェア

撮影:PONCHO
[2020年NEW]
アウトドライエクストリーム ライトウェイトジャケット
素材:アウトドライエクストリーム
重量:255g(Mサイズ)
価格:27,500円(税込)
 
※パンツの展開はなし

軽さ・運動性

アウトドライエクストリームという防水透湿性素材は、これまでの常識を覆した素材です。

既存の防水透湿性素材は、表地、その下に水を含まない防水メンブレン、そして裏地の3層構造が基本でした。しかしこのアウトドアエクトリームは、表地を持たず、防水メンブレンが表面にむき出しになっていて、裏地が張られた2層構造です。

防水メンブレンが表地になっているので生地の撥水性が高く、既存モデルのように撥水性を失った表地が水分を含んで、冷えを感じることがないのです。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
ヘルメット対応でゆったりめのフードは、顔周囲に配されたドローコードと頭頂部のベルクロテープで深さを調節できます。着心地はやや固めですが、動きづらいことはありません。

ベンチレーションも兼ねる大きなフロントポケットは、ショルダーベルトと干渉しない位置にあり、小物、行動食の収納に有効です。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
袖口は引っ掛かりの少ない仕様のベルクロテープを採用。通常はウェア裏面にある縫い目を防水処理するシームテープがジャケット表面に出ていて、それがデザインのようになっています。

フロントジッパーは上下に開閉できるWジッパーを採用。バックパックを背負ったまま、下側を開けて換気が可能です。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

表地がないので、ムレにくい。撥水性も半永久的に持続。素材の特性として摩耗やひっかき傷にも強いという。

3シーズンの長期縦走、軽さを活かしてスピードハイク、ムレにくのでトレイルランにも対応。これでストレッチ性が備わっていたら完璧なのですが、肩や肘まわりの立体裁断によって、動きへの対応も考えられています。

これまでのレインウェアとは違う安心感を、着る人に提供してくれそうです


アウトドライエクストリーム ライトウェイトジャケットの詳細はこちら


カリマー|縫い目を減らした超軽量コンパクト、着心地のよさも秀逸

撮影:PONCHO
[2020年NEW]
ビューフォート 3L アノラック
素材:防水透湿性素材ウェザータイトの3レイヤー
重量:220g
価格:26,400円(税込)
 
※今回は紹介できていませんが、同素材のパンツもあり
ビューフォート 3L パンツ
素材:防水透湿性素材ウェザータイトの3レイヤー
重量:170g
価格:17,600円(税込)

軽さ・運動性

着心地はとてもしなやかで、軽く、レインウェアというよりもウィンドジャケットのようです。

フィット感はぴったりでもなく、リッラクス系でもなく、保温着を内側に着込む余裕もちゃんとあります。軽量モデルだけれども、トガり過ぎていない。気分に余裕を持たせてくれる着心地です。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードのフィット感は鉢巻状のコードを後頭部側のロックで調節。ヘルメット対応で、バイザーはややゆとりのある大きさ。

バックパックを背負うとフロントジッパーの下部を廃したアノラックタイプなので、ジッパーのゴワつきがなくて違和感皆無。肩まわりも動きがよく、胸ポケットはバックパックのベルトと干渉せず、ストレスなし。よく、考えられています。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
素材は12Dとかなりの薄さなので、わずかにストレッチ性も感じられ、アクティブな動きでも問題ありません

また縫い目を極力減らし、ラグランスリーブを採用しているので、腕上げがしやすい構造です。ただし薄い素材なので、岩場では神経を使いそうです。アノラックタイプなので着脱はフルジップタイプに比べて面倒ですが、防水性、防風性が高いもの。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

レインウェアをウィンドジャケット的に、いつでも着たくなるウェアに近づけていったら、こうなった!と感じるつくりです。

アノラックタイプで、縫い目を減らし、袖口は面テープで調節できるなど、レインウェアとしての機能は十分。220gと見た目以上に軽く、高い透湿性でムレを軽減。温暖なシーズンのトレッキングでマルチに活躍するのは間違いありません!


ビューフォート 3L アノラックの詳細はこちら

ビューフォート 3L パンツの詳細はこちら

モンベル|上下217gの超軽量さに加え、着心地のよさに驚く

撮影:PONCHO
バーサライト ジャケット メンズ
素材:ゴアテックス インフィニアム ウインドストッパー ファブリクス(防水仕様)2レイヤー
重量:134g
価格:16,060円(税込)
 
バーサライト パンツ メンズ
素材:ゴアテックス インフィニアム ウインドストッパー ファブリクス(防水仕様)2レイヤー
重量:83g
価格:10,450円(税込)

軽さ・運動性

着た瞬間に、「あっ、これは!」と驚く着心地のよさ。サイズ感、フィット感ともに、筆者にはぴったり。そのため素材にストレッチ性がなくとも動きやすく、違和感は皆無。

10Dという極薄生地なので、岩場や藪では破れが少し心配ですが、通常の登山道を歩く分には問題ないでしょう。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードは顔まわり、後頭部の面テープ、鉢巻状のコードの3箇所でフィット感を調節。ポケットが軽量化のため省略されているので、ゴワつくところはありません。

またこのジャケット、身頃と袖が一枚の生地でできているんです。それにより、縫い目を減らし、軽量化も実現、フィット感も格別です。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
フロントはアクアテクトジッパーで止水仕様。内側にフラップが備わります。裾にはドローコードが配され、バタつきを抑えます。

またベンチレーション等は備わっていませんが、素材のゴアテックス インフィニアム ウインドストッパー ファブリクス(防水仕様)は、透湿性に長けています。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

上下で重量217gと超軽量、価格は26,510円というコスパのよさは、他に類を見ないレインウェア。透湿性もかなり高いのでムレにくいのも特長です。

ポケットを装備していないので少し不便に感じるところもありますが、それはサコッシュやフロントバッグを装備することで解決可能。温暖な時期のトレッキングには、ぴったり。軽さを活かしたトレッキングのスタイルを、自分なりに模索したくなる一着です。
バーサライト ジャケット Men'sMen バーサライト パンツ Men's

OMM|とにかく軽いレインウェアを求めているなら、コレです!

撮影:PONCHO
ヘイロ スモック
素材:OMM独自のPoint ZeroH2o fabric 2レイヤー
重量:90g(Sサイズ)
価格:18,700円(税込)
 
ヘイロ パンツ
素材:OMM独自のPoint ZeroH2o fabric 2レイヤー
重量:69g(Sサイズ)
価格:14,300円(税込)

軽さ・運動性

上下(Sサイズ)で159gという信じられない軽さのレインウェア。ジャケットだけでなく、パンツも斬新なツートンカラーで、かなりトンガッった見た目です。

フィット感はウィンドジャケットのようにジャストッフィット。その分、バタつき、モタつきがないので、スピードハイクのようなアクティブな動きで機能しそうです。保温着は薄手のものなら、重ね着できます。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードはアジャスター類はなし。前立てを立てて顔を覆うバラクラバのようにもかぶれますし、顔まわりが伸縮素材なのでアゴの下に掛けることも可能。

またアノラックタイプなので、フロントジッパーが干渉せず、バックパックのウエストベルトを締めても違和感がありません。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
ジャケットの袖口は親指を通すサムホールを装備。風雨の侵入を防ぎます。アノラックタイプなので着脱が面倒と思うかもしれませんが、超軽量素材なので、多くの季節で1日中着ていたくなる、着ていても快適さを維持。

フロントジッパーの内側には細いフラップがあり、風雨の侵入を抑えます。またジャケットの裾の背面側は、ラウンドして尻を覆ってくれています。

パンツの裾はジッパー開閉ではなく、軽さを求めて面テープで幅を調節する仕様です。

ユーティリティーウェアとして、どうか?

単なるレインウェアではなく、最小限の装備で、経験を活かして山の天候の変化にどこまで対応できるのかを試せるマウンテンウェアに思えました。

クライミングの縦移動よりも、スピードハイクやトレイルランのような横移動が主のアクティビティでもっとも機能を発揮。

一方で体力に自信のないハイカーが、温暖な季節の低山を中心に使ってみれば、その軽さから体力を温存できるウェアにもなりそうです。


ヘイロ スモックの詳細はこちら
ヘイロ パンツの詳細はこちら

ファイントラック|これぞユーティリティーウェアとして使えるレイウンエアのお手本!

撮影:PONCHO
エバーブレスフォトン ジャケット
素材:finetrack独自の防水透湿素材エバーブレス3レイヤー
重量:280g
価格:25,300円(税込)
 
エバーブレスフォトン パンツ
素材:finetrack独自の防水透湿素材エバーブレス3レイヤー
重量:205g
価格:17,600円(税込)

軽さ・運動性

雨の時だけでなく、山のさまざまなシーンで活用できる『マルチシェル』を目指してつくられたレインウェアです

着込んだ際に、すぐに高い伸縮性を感じて、思わず開脚&ジャンプをして確認してしまいました。

このウェア、身体、動きとの一体感が、頭抜けています。フィット感も適度で、保温着をレイヤリングしてもモタつきません。

フードの仕様・ポケットの位置

撮影:PONCHO
フードは鉢巻状のコードでアジャスト。バイザーは長めで、柔らかくてもしっかりした芯が備わり視界良好。

バックパックを背負うと、しなやかな素材のよさを、より実感。胸ポケットはベルトと干渉しない位置に備わっています。

換気性能・着脱性

撮影:PONCHO
このレインウェアにはさまざまな機能が備わっていますが、特筆すべきは換気性能です。

ジャケットには脇下に大きく開くベンチレーションを装備。パンツもサイドジッパーが大きく開き、しかも上下から開閉するWジッパーなので、裾を閉じてバタつきを抑えながらジッパーを開けて、換気できる仕様です。着脱も当然、ラク!

ユーティリティーウェアとして、どうか?

多雨多湿な日本の山を快適に過ごせるよう、高い防水性とムレの軽減を、独自素材と独自機能で実現。

さらに同社自ら『異次元』と名乗る伸縮性の高い素材を採用して、運動性の高さも装備。レインウェアのガサガサした着心地に不満を持っていたハイカーに、オススメです。


エバーブレスフォトン ジャケットの詳細はこちら

エバーブレスフォトン パンツの詳細はこちら

同じレインウェアでも、それぞれに個性は異なります!

撮影:PONCHO
クライミング、トレッキング、スピードハイク、トレイルランニング等々、山を楽しむアクティビティがいろいろあるように、レインウェアにも、それぞれに特長があることを、今回紹介した8着のレインウェアをテストしてみて改めてわかりました。

その、それぞれの個性を理解した上で、登る山、標高、季節、期間、そして自分の登山スタイル、体力、経験に合うものを選んでみてください。

ちなみに筆者が登山ビギナーにオススメを聞かれたら、動きやすさでファイントラックの「エバーブレスフォトン」を選びます。

それでは、よい山旅を!


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PONCHO
PONCHO

登山、トレイルラン、自転車、キャンプ、旅をテーマに雑誌、WEBで企画、執筆する編集・ライター。低山ハイクとヨガをMixしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』を妻と共に主催する山の案内人。

登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」

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