うぅ・・・絆創膏がすぐ剥がれてしまう・・・
ちょっとしたケガをした時に活躍する衛生用品『絆創膏(ばんそうこう)』。持ち運びも容易で、登山でも重宝する存在です。
しかし・・・
「貼ったものの、すぐに剥がれてしまった」
「絆創膏がフィットしなくて気になる」
「貼った部分が曲げ伸ばしにくい」
という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
たったの一工夫で、剥がれにくく快適に!
そんな悩みを解決してくれる、絆創膏の貼り方テクニックがあるんです。
しかも、必要なのは絆創膏とハサミだけ!
登山だけでなく、普段の生活や災害時にも役立つ知識なので「このような処置の方法がある」と知っておくだけでも何かと便利ですよ。
登山で使える!絆創膏の貼り方テクニック4選
ご紹介するのは、登山でも絆創膏を使うシーンが多い、以下の4箇所。関節付近は“動きが多い”ため、特に剥がれやすい場所です。
今回は【実際に貼ってみての感想】と【貼り方の手順】を紹介していきます。
①指先
②指関節
③ひじ・ひざ
④かかと
【指先】の貼り方テクニック
剥がれにくさ | 動かしやすさ | おすすめ度 |
---|---|---|
★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
すり傷や切り傷など、「指先」は何かと絆創膏を貼ることが多い箇所。
しかし、「いつの間にか剥がれてしまっていた…」ということも多いですよね。
この方法は、絆創膏が指にしっかりフィットされ、剥がれにくさを格段に上げてくれます。
実際に試してみた
高い固定力がこの貼り方の特徴。「工夫あり」の絆創膏は1日中貼り続けた状態でも、形状が崩れることはありませんでした。
また、「工夫なし」の貼り方よりも指先の圧迫感がなく、指も動かしやすいです。登山だけでなく日常などの様々なシーンで利便性が高いでしょう。
貼り方の手順
【使用する絆創膏のタイプ】細長いスタンダードサイズ
包装から出した絆創膏を、ガーゼを中心に両サイドにカットします。ガーゼのフチまで切れ目を入れておきましょう。
絆創膏のカバーを剥がします。
ガーゼ部分に傷口を当て、カットした左下部分(赤線)を右斜め上へ、右下部分(青線)を左斜め上に貼りつけます。
絆創膏の中心部にクロスを作るようなイメージです。※このとき強く締めがちになりますが、指先が鬱血してしまうので優しく貼りましょう。
③でできたクロスをなぞるように、左上部分(黄線)を右斜め下へ、右上部分(緑線)左斜め下へ貼りつけます。
クロスを二重にするイメージです。
しっかり貼りつけて完成!