分離型ストーブ「APSA-III STOVE」
小久保さん
実はこれ、今EPIgasで販売中の製品で一番古いモデルなんです。
EPIgasはもともとイギリスで生まれたブランドで、94年から日本での生産に変わりました。今はイギリスでの生産はありませんが、「APSA-III STOVE」は88年にイギリスで誕生した製品を改良して生まれたモデルです。
イギリス時代のモデルで今も残っているのはこれだけで、伝統ある形なんです。
編集部 荻原
唯一継承されているということは、それだけファンが多いということですね!
抜群の安定感と丈夫さが自慢!
小久保さん
分離型って大きな鍋を乗せたりするときに使うと思うんですが、「APSA-III STOVE」まさに大鍋を乗せたときの安定感が抜群なんです。
しかも、ゴトク部分をスライドすると、ゴトク経が小さくなるように工夫されていて、小さい鍋やシェラカップもばっちり安定しますよ。
編集部 荻原
いろんなサイズの鍋に対応できるのは嬉しいです。
小久保さん
シンプルで故障も少なく、丈夫なところも自慢です。そう簡単にはゴトクが曲がったり折れたりもしない。点火装置付きで、火力調整ももちろんできます。
編集部 荻原
めっちゃ頼もしいじゃないですか!
小久保さん
山岳部やパーティ登山が多い方に特に支持されていますね。
人数が多いときや山ごはんをじっくり楽しみたいとき、そこまでコンパクト性を重視しないキャンプにもおすすめです。
愛用している山道具“ベタ褒め”リレー企画、次回は…
今回も普段はなかなか聞くことのできない、メーカー担当者が愛用している“他社製品”を知ることができました。いつも山道具に触れている審美眼を持った方々が、どんな風にギア選びをしているのか、興味深いですね!
次回予告
『ユニバーサルトレーディング』の小久保さんがベタ褒めしてくれた、<アライテント>を訪問! 担当者が愛用している他社製品とは!?