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【メーカー担当者にズバリ直撃vol. 6】 “自社ブランド以外”で愛用している山道具をベタ褒めしてください! <PETZL>編(2ページ目)

<PETZL>最高出力のヘッドランプ「スイフト RL」

ペツルヘッドランプ スイフトRL

撮影:YAMA HACK編集部
清家さん
昨年2019年9月に出たばかりのヘッドランプ「SWIFT(スイフト) RL」です。
編集部 荻原
これまでのモデルと何が違うんですか?
清家さん
ペツルのラインナップの中で最も明るい900ルーメンで、100gと非常に軽いのが特長です。今までこのクラスの明るさのランプって、倍くらいの重量があったんですよ。
編集部 荻原
ヘッドランプを選ぶとき、重量も気にしますが、ルーメンって悩みますよね。とにかく明るい方がいいのか?…とか。
清家さん
それはすごく難しいところで、一般的にパッケージに書いてある〇〇ルーメンって、フル充電時の最大光度なので、時間の経過とともに残量が減っていくと、明るさも徐々に落ちていくものなんです。例えば300ルーメンのランプを買って使っていても、実際には100しか出ていなかったりとか。

明るくなればなるほど、バッテリーの消耗が早くなるので、暗くなるスピードが速いんです。これを理解した上で選ぶ必要がありますね。その点も「スイフト RL」はしっかりカバーしています。

光量とビームパターンを自動調整、バッテリーの消費を最適化!

ペツルヘッドランプスイフトRL

撮影:YAMA HACK編集部
清家さん
「スイフト RL」は、通常の照射モードの他に、ペツル特許の『リアクティブライティング』というモードを搭載しています。

光センサーがついていて、周囲の状況に応じて明るさを調節してくれるんです。必要のないところでは自動で明るさを落としてくれるので、省エネになり、照射時間が長くなります。

さらに、バッテリーの残量が減っても最大の明るさが低下しないので、長時間の夜間行動をする場合に大きなアドバンテージになりますね。

編集部 荻原
それは便利な機能!
清家さん
「ナオ プラス」という上位モデルに搭載されていたこの技術を、小型化して「スイフト RL」に搭載しています。

コンパクトになったことで、登山、トレラン、クライミングまで、様々なシーンで使いやすくなりました。価格も「ナオ プラス」よりだいぶ抑えられていますよ。

PETZL|スイフト RL

愛用している山道具“ベタ褒め”リレー企画、次回は…

今回も普段はなかなか聞くことのできない、メーカー担当者が愛用している“他社製品”を知ることができました。いつも山道具に触れている審美眼を持った方々が、どんな風にギア選びをしているのか、興味深いですね!

次回予告

<アルテリア>の清家さんがベタ褒めしてくれた、<ファイントラック>を訪問! 担当者が愛用している他社製品とは!?

 

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