食中毒事故も多い要注意キノコ!暗い場所で光る「ツキヨタケ(月夜茸)」
ツキヨタケ(月夜茸)に関する特集です。ヒラタケに似ていて見分け方も難しい、光るツキヨタケについてご紹介します。日本を中心に分布しているため、目にすることも多いかもしれませんが、毒があるため注意が必要。写真から違いを知って口にしないように!
2022/12/27 更新
監修者
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所フェロー
根田氏
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編集者
YAMA HACK編集部
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YAMA HACK編集部のプロフィール
制作者
Naomi
京都府生まれ千葉育ち。17歳でオーストラリアに留学し、広大な酪農地帯で花の高校生活を牛とともに過ごす。以来オーストラリアが第二の故郷。舞台女優、ダンサーとして活動する一方で英会話の講師、ダンス講師を掛け持ちながらライターとしても活動中。わかりやすく、伝わりやすい記事作成を心がけて奮闘中。
個人Blog:http://ameblo.jp/bush-fire/
Twitter:a_napple
Naomiのプロフィール
アイキャッチ画像出典:PIXTA
ツキヨタケ(月夜茸)とは

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ツキヨタケの見た目の特徴は?
カサは8cm~25cmと幅広い大きさで、半円の形、まれに円形をしています。色の濃い小鱗片を持つことも。ヒダは白色で、発光性があるため、真っ暗な場所ではうっすら光っているのを見ることができるでしょう。表面は老成するにつれ紫褐色・黄褐色になります。
ツキヨタケの分布は?

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晩夏から秋にかけて発生します。日本では北海道南部以南を中心に九州まで、極東ロシアや中国東北部にも分布。ブナの倒木や切り株などの上に重なり合うように発生します。
食べたらどんな症状が起こるの?

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食後30分~3時間で発症。下痢や嘔吐、腹痛が起こります。
ひどい場合は痙攣や脱水、アシドーシス、ショックを引き起こします。過去には死亡例もあるため注意が必要。