「激安」な軽量テントを発見!
皆さまはテントをいくつお持ちでしょうか。
テント好きな私は、厳冬期対応テントやULシェルターなど7張の天幕を保有しており、うち3張は1kg以下のULテントです。
世界中のガレージブランド各社が工夫を凝らした個性溢れる軽量テントは、見ているだけでも楽しく、さらに使い勝手を想像するとワクワクしてしまいます。
いまだに定期的にチェックしていますが、今回、「激安」なうえ、とても「使い勝手が良さそう」な軽量テントをAmazonで発見!
3シーズン対応で950g、なんと約1万円!
それがこの非自立式モノポールテント「GeerTop Pyramid Ⅱ」。
激安軽量テントの多くは、軽量と謳いながらも 2kg前後のものが多いなか、このテントは950gで確かに軽量です。
GeerTop製 Pyramid Ⅱ はどんなテント?
GeerTop社にコンタクトしてみたところ、香港に本社を置く2012年設立のまだ若いガレージブランドとのこと。
中国を生産拠点とし、LAやロンドン、バンクーバー、ハンブルグ、中国に倉庫を持ち、グローバルな製品供給網を構築。 創業者の実経験を通した製品開発と生産を行なっている会社のようです。
そして、このテントのスペックはというと…
収容人数 | 1人 |
---|---|
重量 | 900g |
収納サイズ | φ11x40cm |
生地 | フライ=15D耐水シリコーンコートナイロン ボトム=20Dダブルシリコンコートナイロン |
耐水圧 | フライ=PU3,000mm ボトム=PU5,000mm |
ベンチレーション | 2箇所 |
前室 | 1箇所 (210L×Max: 90W) |
インナーテント寸法 | 210L×Min:60/Max:120×115H |
幕営マストアイテム | トレッキングポール(目安:125~130L) ペグ×8(または×6+石×2) |
その他 | 大型メッシュサイドポケット×2 吊下げランタンフック×1 |
表記上では、山岳使用を前提としてみても、スペック的に充分。 また、過去にオリジナルテント作製にあたり作図したデザインにそっくりだったため、発見から1分後にはクリック・注文完了していました。
軽量テントはいろいろ引き算されている、気になる実力やいかに!?
前述のとおり多くのテントを所有していますが、やはりいずれも一長一短。
例えば、居住性の悪さ (狭さ)、前室がない不便さ、オールメッシュで寒々しいインナーテント、フロアレスでは降雨時の心許なさや林間での虫の侵入などなど、軽量化と快適性の高水準な両立は困難なため、何かを犠牲にすることになります。
が、このテントはスペック的に、それら不便さの多くをクリアできそうだと思えたことが購入に至る決定打でした。はたして、実際はどうなのでしょうか?