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有名アウトドア7ブランドの意外な逸品を集めました!

今回集めたのは全7ブランド。「えぇ、こんなモノあったんだ!」という意外な発見を楽しんでください!
登山用テントといえば、国内生産の<アライテント>

ところでアライテントというのは社名で、テント等のアイテムのブランド名は「ライペン」。社員全員がミシンを踏め、道具を生み出せる職人集団であることから、「熟練」という意味の言葉が、ブランド名に冠されているのです。
テントメーカーが作る、軽く強靱なバックパック

アライテントといえばテントですが、古い登山愛好家ならば、バックパックも実は定番のひとつです。デイハイクから山小屋泊まで使えるこの「クロワール35」は、同じ太さなら鉄よりも強い「スパイダロンリップ」を使用。コットンのような風合いで、しかも軽い! ULパックのように背面パッドを取り外してマット代わりにできる仕様など、一本締めのクラシックなパックながら、つくり手のこだわりを存分に味わえます。
シンプルで、しかも人と違った道具に興味があるという方、コレ、かなりオススメです!
マルチツールといえば、誰もが持っている<ビクトリノックス>

マルチツールという言葉を知らなくても、アウトドア好き、山好きなら、誰もが知っているビクトリノックスです。
スイスメイドの精密さを腕時計にも!

ビクトリノックスといえばマルチツールですが、ビクトリノックス創業の国、スイスといえば腕時計で知られています。かつてビクトリノックスのファンは、マルチツールづくりで培ったメタル加工技術やメカニックの精密さを活かして腕時計をつくってほしいと強く要望したそうです。そうした声を受けて誕生したのが、ビクトリノックスの腕時計です。
ビクトリノックスらしい堅牢性、スイスメイドならではの美しさ、生涯を共にできる高品質。ストラップはパラコードで、ラバー製のカバーも付属。街からアウトドアまで、あらゆるシーンで活躍してくれそうです。
ビクトリノックス/I.N.O.X. Autumn Spiritの詳細
日本が誇る総合アウトドアブランドの<モンベル>

縫製箇所を極限まで減らす独自のパターンと、しなやかな着心地を生み出す「ゴアC-ニット・バッカーテクノロジー」により、かつてない着心地のよさを実現。レインウエアの最高峰と言って過言ではありません。
コスパがよすぎる、折り畳みポール

コストパフォーマンスの高さで人気のモンベルですが、そんな中でも随一のコスパ、そして機能性の高さを誇るのが、この「U.L.フォールディングポール」です。写真は長さ113cmですが、他に105cm、120cmもラインナップ。収納は三分割に折り畳む方式で、113cmモデルは収納サイズ37cm。ポールに設けられたボタンを押せば簡単に折り畳めます。重さはプロテクターも含めて153g。販売単位は1本からですが、2本でも税抜き1万円以下!
デイパック、トレッキングシューズと並んで、ハイカーをサポートするトレッキングポールを、この価格で、しかも使い勝手よくつくるモンベル、さすが日本が誇るアウトドアメーカーです!
モンベル/U.L.フォールディングポール 113の詳細
北欧発のアウトドアブランドの代名詞<ホグロフス>

また米国ブランドのパタゴニア同様に、環境に配慮したモノづくりに早くから取り組み、アウトドアブランドとしての信頼性の高さも評判です。
<アシックス>との融合で、シューズも履き心地がアップ

ウェアや小型のバックパックが人気の<ホグロフス>ですが、2008年頃からシューズもラインナップしています。当初は欧米人の足型で履き心地は正直イマイチな部分もありました。
しかし、2010に日本のシューズメーカー<アシックス>の子会社になり、現在のシューズは、着用感も機能も素晴らしいの一言。アシックスはトレイルランニングシューズも高い評価を得ています。メディアではあまり取り上げられないホグロフスのシューズですが、アシックスが誇る機能と北欧ブランドらしいデザインが融合したシューズは、試してみる価値がかなり高いモノといえます。
ホグロフス/オブザーブミッド GT サラウンドの詳細
登山のマストアイテム<シルバ>のコンパス

最近ではスマホの地図アプリの普及によって少し目立たない存在になっていますが、それでもOMMなどの山岳マラソンレースに参加する人たちが増え、シルバのコンパスは変わらず地図読みの定番品として重用されています。
数々の賞を獲得しているヘッドライト

山岳マラソンやアドベンチャーレースなど、コンパスを使ったナビゲーションが求められるシーンでは、日没後もレースを続けることもあります。だからこそシルバがより軽く、明るく、長持ちするヘッドライトをつくりました。日本での認知度は今ひとつですが、海外では2009年頃から多くの賞を獲得。
この「エクスプローラー3」は本体が電池込みで88gと軽量。近くをワイドに照らすライトと遠くを照らすスポットライトを常に同時点灯することで、より日中に近い明るさをデザイン。350ルーメンの最大光でも40時間の長寿命。またオレンジ色のサブライトを搭載。地図読みやテント内、山小屋内でまぶしくないけれど視認性のよい光を灯してくれ、山で大活躍間違いなしの、まさに銘品です!
テント泊の夜を照らす、キャンドルランタンの<ユーコ>

最近ではユーコからもLEDランタンが登場していますが、やっぱりユーコといえばキャンドルランタンという方が多いと思います。
今年新発売されたのは、なんとクッキングセット

<ユーコ>はキャンドルにしろLEDであれ、灯りに特化したブランドです。だのに今年新発売されたのは、プレート、蓋、スポークが一体となったクッキングセットなのです。
プラスチックな素材で、一歩間違えると安っぽい印象になりそうです。でも、さすがはユーコ。暖かい光に似合う、そして山の風景に似合う雰囲気に仕上げています。重量は240g。カップルやグループでの登山、テント泊に使いたくなる逸品です!
英国を代表するバックパックブランド<カリマー>

日本でもアルプス志向の強いハイカー、そして百名山ハイカーなどが愛用。シンプルなデザイン、他にはない発色のよさ、そして使い勝手のよさから、カリマーといえば山だけでなく、街でも使いたいバックパックとして人気を得ています。
シンプルで色味がよい機能ウエアもあるんです!

バックパックの人気にちょっと押され気味なのが、ウェアです。でも、パック同様にシンプルなつくり、パックとコーディネートしたらちょっとオトナな雰囲気になれるカラーです。山で着ているハイカーがいると、目が行ってしまうものが多く揃っています。

まだまだ知られざる銘品はあります!

それでは皆さん、よい山旅を!
紹介されたアイテム
ライペン クロワール35 スパイダロン
シルバ エクスプローラー3
ユーコ 4ピースメスキット

カリマー ウィンパー EV ジャケット