紅葉を見に行こう!中央線沿線でいける紅葉登山スポット5選

暑さも段々落ちつき、空が高く感じてくる紅葉シーズンがいよいよ到来!山が赤や黄色に色付き、季節の移り変わりを肌で感じる紅葉登山は、訪れる登山者を楽しませてくれますね。今回は、都心へのアクセスも便利な中央線から行ける山を厳選。初心者でも気軽に紅葉登山に行ける山を、都心から順にご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA(中央線長野色/小渕沢~長坂)

中央本線でサクッと紅葉を見に行ける

中央線の電光掲示板

出典:PIXTA

中央本線は、東京駅から名古屋駅までの109駅。駅から徒歩で登山口までアクセスできる東京都を始め、駅から約1時間ほどで登山口まで移動できる長野県など、中央線は登山でも利便性の良い移動手段です!紅葉登山の1つ目の山は高尾山。そこから西へ向かいながら、全部で5座ご紹介します。

【高尾駅】高尾山(599m)|東京都

高尾山の山頂標識
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高尾山に訪れる多くの方は京王線の高尾山口駅を利用しますが、混雑を避けたい人は中央線の高尾駅を利用するのがおすすめ。登りは6号路コースで、木々の色付きを堪能しながら川沿いの登山道を歩きます。下りは1号路コースの金毘羅台から、登りの経由地高尾山口駅を経て高尾駅まで戻るルート。

燃えるような紅葉スポットがたくさん

薬王寺の紅葉
出典:PIXTA
【コースタイム/距離】5時間22分/13.8km
【コース詳細】高尾駅(55分)→四辻(10分)→高尾山口駅(10分)→妙音橋(15分)→琵琶滝(60分)→大見晴台(10分)→もみじ台(15分)→薬王院(27分)→霞台園地(60分)→高尾山口駅(15分)→四辻(45分)→高尾駅
出典:ヤマプラ
  • 1号路コースは展望台や食事処が多く、観光客やハイカーの人気コースです。紅葉のスポットはもみじ台、そして山頂や薬王院。青空に映えるモミジが見事!ケーブルカー乗り場の清滝駅では、毎年11月1日から30日まで”もみじ祭り”を開催しています。
  • 【見頃】11月中旬~11月下旬

【アクセス】高尾駅

高尾山の寄り道グルメ

大見晴亭のとろろ蕎麦

提供:ヤマレコ/satomi7(山頂の大見晴亭のとろろ蕎麦)

高尾山と言えば”とろろ蕎麦”が有名ですね。夏は激盛りのかき氷や冷たいとろろざる蕎麦、冬は温かいとろろ蕎麦やなめこ汁、デザートにはお団子やアイスクリーム。山頂付近には4軒、中腹には11軒の食事処、麓には20軒以上の食事処や土産屋があり、下山後の体重増に要注意です!

【藤野駅】陣馬山(857m)|神奈川県

陣馬山の山頂

出典:PIXTA

東京と神奈川の県境にあり、山頂に白馬像があることで知名度の高い陣馬山。ご紹介するのは、緩やかな勾配で登山道もしっかりある周回コースです。藤野駅から徒歩30分ほどで陣馬登山口に行けますが、交通安全上バスで向かいましょう。

色彩豊かな山肌を堪能

陣馬山山頂から見る紅葉
出典:PIXTA(山頂から見る紅葉)
【コースタイム/距離】3時間25分/10km
【コース詳細】陣馬登山口(100分)→陣馬山(30分)→奈良子峠(50分)→陣谷温泉(25分)→陣馬登山口
出典:ヤマプラ

針葉樹の黄葉の道を歩き、山頂付近は真っ赤なモミジのある広葉樹。周囲をぐるりと一望できる山頂からは、富士山はもちろん、黄色、赤、緑で染まる山肌が楽しめます。高尾山と陣馬山を縦走して紅葉登山を満喫するコースもおすすめです。
【見頃】11月中旬~11月下旬
【アクセス】藤野駅。神奈川中央交通バス「和田行」で約4分乗車し陣馬登山口バス停で乗降。乗降するバスは運行時間と本数が少な目なので、時刻を調べて計画しましょう。

▼バスの時刻を調べる
神奈川中央交通

陣馬山の寄り道グルメ

清水茶屋の陣馬そば

提供:ヤマレコ/risumaru(清水茶屋の陣馬そば)

陣馬山山頂には3軒の茶屋があります。こちらは清水茶屋のさつま揚げが入った陣馬そば。他の茶屋にも陣馬そばがあるので、食べ比べするのも良いですね!藤野の特産は柚子。柚子シャーベットや柚子サイダーなどもあります。

【甲斐大和駅】大菩薩嶺(2,057m)|山梨県

大菩薩嶺の山頂

出典:PIXTA

都心からアクセスしやすい百名山として、年間通して多くの登山者が訪れる大菩薩嶺です。山頂は眺望はなく、眺めが良いのは”日本の秘境100選”に選ばれた大菩薩峠周辺。冬は雪山初心者にも登りやすい山としても最適な山です。

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