【素朴な疑問】小屋じまい後のテント場って利用してもいいの?料金は?

2019/10/04 更新

「小屋じまい後のテン泊ってしてもいいの?」こんな疑問を持ったことはありませんか?水場やトイレなど、テント場を管理する山小屋のホームページにも記載がなく「いまいち分からない・・・」なんて方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな営業期間外のテント場の利用方法についてまとめました。営業期間外のテント場利用法の注意点もあわせてチェックしてみてください!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

テント場の管理者がいない時はどうしたらいい?

冬場のテント場
出典:PIXTA
山行スタイルの一つ、テント泊登山。快適な山小屋に宿泊するのもいいですが、テントで過ごすのも山の醍醐味を感じる楽しみの一つ。
通常、山小屋などが管理するテント場を利用する場合には「幕営料」を支払うのが一般的。しかし、山小屋の営業期間は通年とは限りません。そんな時は一体どうしたらいいのでしょうか?

テント場利用方法のおさらい

テント場
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登山地図には、キャンプ指定地が“テントマーク”で記されています。原則、テントマークがある場所を選びましょう。テント場の予約は一般的には不要です(一部例外あり)。まず山小屋で受付を済ませ、料金を支払ってからテントを設営するのがルール。
多くのテント場には水場やトイレがあり、幕営料を支払えば利用できます。それらは管理者あってのもの。整備してくれる人がいるおかげで、快適な幕営が可能になっているのです。

▼テント場利用についての詳細はこちら

結論|利用は基本的にOK、幕営料はケースバイケース

電話
出典:PIXTA
管理する小屋が営業期間外であっても、基本的にテント場の利用は問題ありません
日本の山には数多くの山小屋があり、各運営者によって方針は様々。そのため、営業期間外や管理者が不在の場合、利用料金の対応については各小屋によって異なるのが実情です。
テント場を利用する際には、時期に限らず必ず事前に確認しましょう。

【事例あり】営業期間外の利用方法

ここでは実際の事例を元に、営業期間外のテント場の利用方法をご紹介します。

ケース①別の山小屋に支払う

行者小屋
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八ヶ岳にある【行者小屋】の場合、営業期間外の利用料金は、同グループが運営する【赤岳鉱泉】で支払うことになっています。
小屋同士の距離は少し離れていますが、冬季でも水場やトイレが利用できるように整備されていますので、その恩恵を考えればさほど手間だとは感じないことでしょう。

ケース②料金をポストに入れる

南御室小屋
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南アルプスにある【南御室小屋】の場合は、幕営料を入れるポストが設置されています。利用料金を事前に確認し、きっちり納めましょう。

ケース③料金を支払わなくてもいい

燕山荘
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北アルプスにある【燕山荘】は、営業期間外の利用料金は取らない方針。つまり、無料で利用できます。
テントを張りやすい環境を整えてくれていることに変わりはありませんので、感謝の気持ちを忘れずに!

注意してほしいポイント

山小屋の営業期間外ということは、テント場にある設備が使えない場合があるということ。営業期間外にテント場を利用する際に注意するべきポイントもチェックしましょう。

水の確保

水場
出典:PIXTA
水分は登山に限らず生命線。山小屋が営業していない時期には水場が使えない場合があるので要注意です。
自身で用意することが必要な場合もありますので、水場が使えるかは事前に必ず確認しましょう。

お手洗い

トイレ
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登山をする上で外せないのがトイレ問題。できるだけトイレで用を足すのがベストですが、そうもいかない場合には【携帯トイレ】を利用するようにしましょう。
登山口などにトイレが完備されている場合には、出発時に必ず利用する習慣も大切です。

【やむをえず野外で用を足す場合の注意点】

・登山道から十分離れること
・沢や水辺から十分離れること
・穴を掘って埋められること

▼携帯トイレについての詳細はこちら


ゴミの持ち帰り

ゴミの持ち帰り
出典:PIXTA
こちらも当然ですが、自分で出したゴミは自分で持ち帰ることがルールです。無人の山小屋にゴミを置いて帰るのは絶対にNG。
ゴミを持ち帰るために、ビニール袋を多めに用意しておきましょう。また、食べ物のカスや汁類を外に捨てることはマナー違反なので、トイレットペーパー等でふき取って持ち帰りましょう。

▼マナーについての詳細はこちら

快適なテント泊登山をするために

テント泊
出典:PIXTA
テント場を管理する山小屋のホームページには、営業期間外についてのアナウンスがされていない場合もしばしばあります。しかし、「分からない状態」で現地を訪れることにはリスクが伴います。事前に確認をとり、しっかりと準備をしたうえで、テント泊登山に臨みましょう!

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YAMA HACK編集部 生井
YAMA HACK編集部 生井

YAMA HACK編集部。大学時代に山岳部に所属し、縦走からクライミングまでオールラウンドに活動。トレイルラン・ボルダリング・沢登りなど、山を軸とした様々なアクティビティの魅力を発信してきます。

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