”山も街もシームレスに楽しむ”山のセレクトショップ『Sokit』に潜入
東京・練馬駅の商店街にある山のセレクトショップ『Sokit(ソキット)』。2012年に春にオープンの、コアな品揃えが評判のお店。今回は店主の長島知樹さんに話を伺い、オススメの山アイテムを紹介してもらいました!
2022/08/04 更新
制作者
モノ書き
ポンチョ
アウトドアライター歴25年。「細かすぎるライター」としてアウトドア道具のレビューが評判。登山はファストハイクからコーヒーやハンモックでくつろぐのんびりハイクまで。日本山岳耐久レース完走7回のトレイルラン好き。自転車雑誌&WEBでもアウトドアと組み合わせた記事を執筆。低山ハイクとヨガをMixしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の案内人。
ポンチョのプロフィール
アイキャッチ画像撮影:PONCHO
こだわりのアイテムが豊富なセレクトショップを発見

撮影:PONCHO
山道具好きのSNSやブログに度々登場する、山のセレクトショップ『Sokit』。
都内ではココでしか扱っていないというアイテムも多く、知る人ぞ知るアウトドアショップです。西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線と4つもの路線が通る練馬駅にあり、都心から少し離れた場所にあることから、「気になってはいたのだけれども、なかなか行く機会がなくて…」という人も多いみたい。
そこで「どんなお店なの?」と、気になっている”道具好き読者”を代表してお邪魔してきました!

撮影:PONCHO
まず気になったのは、やはり場所。なぜ「練馬駅」という場所を選んだのでしょう?
練馬の理由は、実家が近いというのもありますが、電車なら西武線で秩父方面、車なら関越自動車道と山へも行きやすい場所になります。なおかつ西武池袋線、大江戸線、副都心線、有楽町線と都心からのアクセスも悪くない、というのが理由です。
なるほど、都心から離れていると思っていましたが、結構便利な場所ですね。開業のきっかけはなんですか?
元々アパレル関連の会社で働いており、いつかは独立を目標としていました。実際独立するにあたり、自分が好きな山にまつわるお店を開こうと思ったのがきっかけです。それが2012年の3月…早いもので、すでに7年目です。

撮影:PONCHO
アパレルの仕事と今の山の仕事、似ているようで違うような・・・元々、山が好きだったんですか?
大学時代に友人と富士山を登ってみようとなったのが、山を好きになったきっかけです。
富士登山の練習の山としていろいろ調べていて、「百名山というのがあるみたい」と知り、簡単に登れる筑波山や赤城山に登りに行きました。
その次に経験したのが富士山のご来光登山。正直かなりキツかったのですが…、景色に感激し、達成感もありました。
以来、”アルプスの方が富士山より面白いんじゃないか?!”と登りに行ったりと、百名山もこれまでに80座くらいは登っています。

撮影:PONCHO
へぇ、80座も登っているんですか!それは完全に山にハマりましたね。
お店に並べられたアイテムを見ても「こだわり」の強さを感じますが、コンセプトはどんなものなのか教えてください。
コンセプトはズバリ!
“山のセレクトショップ”です。外遊びも街での生活もどちらも好きだし、楽しもうといった感じです。特にアパレルや小物は、山でも街でもシームレスに使いやすいものを中心にラインナップしています。
また、街着として使えるアウトドアテイストなカジュアルウェアや小物も扱っています。
「わざわざ購入に来て頂けるものであるかどうか」、なおかつ「自分も使ってみたいものかどうか」ということをベースにして、アイテムをセレクトしています。

撮影:PONCHO ※写真は山バッヂのデザイナーさんがつくったピンバッジ。カワイイ!
今日も長島さんはアウトドアテイストの服を着ていらっしゃいますが、山と街をシームレスに楽しもう、楽しんでもらいたいと思う理由はなんですか?
私がそもそもアメカジを扱うアパレル店出身ということがあります。山でしか着られない服よりも、山でも街でも着られる服の方が、総じてデザインが優れていると思うんです。
それに、実際に毎週末のように山へ行かれるという方よりも、月に数回行くという方の方が多数だと思います。
であれば、山でしか着れない服より、普段からご活用頂ける服の方が理に適っていると考えています。

撮影:PONCHO
オススメの山アイテムを教えてください!
山と街をシームレスに楽しめる、しかも他のお店ではなかなか出会えないアイテムを揃えている『Sokit』。そこで店主の長島さんに、『Sokit』らしさを感じられるオススメのアイテムを選んでもらいました。