点在する湿原も魅力!八甲田山(はっこうださん)
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
1,584m | 青森県青森市、十和田市 | ★★~★★★ | ★★~★★★ |
八甲田山は日本百名山にも登録されている名峰。しかし、八甲田山という単独の山ではなく、八甲田大岳を最高峰とする山々の総称です。
大岳に至る道や大岳山頂から見る景色は雄大で、青森市街はもちろん、数々の湿原、そして遠くには北海道まで眺められる絶景が楽しめます。
「山頂公園駅」は標高1,300mで、ここから大岳までは2時間半の道のり。八甲田山の「田」は「田代(湿原)」が由来なのだとか。
山頂公園駅からはこれらの湿原をめぐる遊歩道「八甲田ゴールドライン」が整備されており、湿原巡りや高山植物も気軽に楽しめます(長靴の無料貸出あり)。
【営業時間】9:00〜16:20(3月~11月上旬)、9:00〜15:40(11月中旬~2月)
【料金(往復)】大人/2,000円、小人/700円
【所要時間】約10分
▼八甲田山の詳細はこちら
お釜も気軽に!蔵王山(ざおうさん)
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
1,841m | 宮城県蔵王町、山形県山形市 | ★~★★ | ★~★★ |
天候条件によって色が変わり「五色沼」とも呼ばれる「蔵王のお釜」で有名な蔵王山も日本百名山のひとつ。
熊野岳を最高峰とする蔵王連峰の総称で、秋の紅葉はもちろん、点在する沼やコマクサの群生地など、楽しめるバリエーションが豊かで、初心者から経験者まで満足させてくれる山です。
ロープウェイは山麓線と山頂線に分かれており、山麓線の「樹氷高原駅」からリフトに乗れば、有名な「いろは沼」を散策できます。
「樹氷高原駅」から山頂線に乗り換え、到着駅の「地蔵山頂駅」から熊野岳を越え、お釜が見られるスポットまでは約2時間。
【営業時間】山頂線8:30〜16:45(変更有)、山麓線8:30〜17:00(変更あり)
【料金(往復)】大人/2,800円、小人/1,400円
【所要時間】約17分
▼蔵王山の詳細はこちら
花も紅葉も楽しめる!安達太良山(あだたらやま)
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
1,700m | 福島県二本松市、郡山市、大玉村、猪苗代町 | ★~★★ | ★~★★ |
日本百名山、花の百名山にも指定されており、6月中旬ごろから本格的にミネズオウやイワカガミなどが見られる花のシーズンが始まります。
また、秋は赤や黄や緑の色とりどりのコントラストが圧巻。頂上からは磐梯山や飯豊連峰を見渡せる360°のパノラマが登山客の目を楽しませてくれます。
標高1,350mの山頂駅から安達太良山の山頂までは1時間半ほど。山頂から少し歩けば、この山が火山であることを教えてくれる爆裂火口跡「沼の平火口」があります。
山頂駅は薬師岳の山頂で、「薬師岳パノラマパーク」に続く遊歩道も整備されており、ここから見る安達太良山も見事です。
【営業時間】8:30〜16:30
【料金(往復)】大人/1,700円、小人/1,300円
【所要時間】約10分
▼安達太良山の詳細はこちら
冬は樹氷も!森吉山(もりよしざん)
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
1,454m | 秋田県北秋田市 | ★~★★ | ★~★★ |
花の百名山でもあり、赤や紫、黄に白…いろいろな色を一度に楽しめるのも森吉山の魅力。秋は紅葉、冬はスキーや樹氷も。
森吉山に着くまでも高山植物が咲くお花畑をはじめ、日本海や男鹿半島を眺められる展望台や湿原とお楽しみスポットがあるので、飽きずに登山を楽しめます。
冬にはスキー客を乗せるゴンドラで標高1,167mの山頂駅に向かいます。そこから山頂までは約1時間40分。
冬には山頂駅から徒歩5分の場所に遊歩道が整備されており、1周約30分で圧巻の樹氷の鑑賞が可能です(スノーシュー・かんじき無料貸出あり)。
【営業時間】6:45〜16:00(6月~9月)、8:45~15:30(10月)
【料金(往復)】大人/1,800円、小人/800円
【所要時間】約20分
▼森吉山の詳細はこちら
ロープウェイ登山で山をもっと身近に!
ロープウェイを使えば標高が一気に高くなるだけでなく、テンションも高くなること間違いなし。
ロープウェイ登山は、山を身近に感じられる選択肢のひとつ。体力と時間を節約しながら山に触れ合えるロープウェイ登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。