登山脳を効率的に鍛えるには?
編集部
青柳
青柳
とにかく何度も計画をして登山をしながら、そこで起きるタスクをクリアして登山脳を鍛える・・・のはわかるんですが、効率的に鍛える方法はないのでしょうか?
笹倉ガイド
私が使っているSUUNTOの画面は登山脳を育てる役割も持っていると感じています。
編集部
青柳
青柳
いろいろな機能があると思うのですが、どの画面ですか?

笹倉ガイド
登山中のアクティビティ画面です。
最初にお話ししたように、登山ではさまざまなタスクがランダムに出てきます。これらのタスクの判断に使う必要な情報を一度に表示させることができるんです。
最初にお話ししたように、登山ではさまざまなタスクがランダムに出てきます。これらのタスクの判断に使う必要な情報を一度に表示させることができるんです。
脈拍(=疲れ度合い)やペース、これからの高低差、現在の標高など、いちいち地図を開いたり、スマホで確認しなくても一瞬でわかる。
青柳さんは時計を見る時ってどのくらいかかります?
編集部
青柳
青柳
うーーん、かかって5秒くらいでしょうか?
笹倉ガイド
いやいや、2秒くらいじゃないですか?
実際には山の状況を観察する方が重要ですし、急な岩場での落石の危険や雪崩、転倒の危険など、山の中では時計の画面よりも実際の山をしっかりと見るべきです。
実際には山の状況を観察する方が重要ですし、急な岩場での落石の危険や雪崩、転倒の危険など、山の中では時計の画面よりも実際の山をしっかりと見るべきです。
SUUNTOの画面は行動時間やペース、全行程の中での自分の場所などすべてをほぼ一瞬で確認できます。
編集部
青柳
青柳
なるほど。私も使ってますが、ちょっと漫然と見るだけになっていたかもしれません・・・。
笹倉ガイド
登山というのは標高差があるスポーツなんです。だから距離だけじゃなくて「登りや下り、アップダウンの変化がどのくらいなのか?」も欲しいんです。
「この先、まだきつい上りはあるのか?」を知りたいと思うことってありませんか?
編集部
青柳
青柳
めちゃくちゃあります。思い当たる節がありすぎます。

笹倉ガイド
それも全部わかるから、「もうあとは下りだけだな」とか「ここから急登だから少しエネルギー補給しなきゃ」といった判断ができるんです。
編集部
青柳
青柳
それ、事前に知れるだけで安心感半端じゃないですね。
笹倉ガイド
もちろん使い分けは必要だと思うけど、スマホ出すよりも紙の地図出すよりも、腕時計を一瞬見るだけで情報が得られるってすごく便利なんですよね。しかも、ルート作成もスマホでできちゃう。
編集部
青柳
青柳
ルートを作成するのがカンタンなのも魅力ですよね。私も使っていて、地図上の自分の位置とか、高低差はビジュアルでなんとなくわかるので重宝しています。
ただ、ペースやタスクに対してどんな情報が必要なのか、画面を一瞬見ただけではどう判断すればいいのか自信がないです・・・。
ただ、ペースやタスクに対してどんな情報が必要なのか、画面を一瞬見ただけではどう判断すればいいのか自信がないです・・・。
笹倉さんは画面を見るだけでタスクに必要な情報を一瞬で把握できるんですか?
笹倉ガイド
はい。結局、普段気になっていることが画面に出ているだけなんです。
「今、このくらいのペースかな?」と思いながら時計をチラ見して答え合せをしているイメージ。
「今、このくらいのペースかな?」と思いながら時計をチラ見して答え合せをしているイメージ。
車だってそうです。カーナビを見ながら運転しないでしょ?
山の中にあるさまざまなタスクは常に同時進行してるんです。それをサポートするのがこういった時計の機能。だから、一瞬で確認できるのは理想的だし、どんどん活用してほしいですね。
SUUNTO9 Baro
バッテリー駆動時間が長く、耐久性が非常に高いので登山、トレッキング、トレイルランニングに最適なモデル。標高や気圧の変化だけでなく、日没時間も表示。ナビゲーション機能も充実している
今回は山岳ガイドの笹倉孝昭さんに「登山脳」とそれを鍛えるためのSUUNTOの活用方法について解説していただきました。今年こそは登りたい山があるという人、いつも連れて行ってもらっているという人は、是非登山脳を鍛えてみてはいかがでしょう?あなたの自身の登山レベルが上がることで、より登山を楽しめるかもしれませんよ。もちろん、その時はSUUNTOをはじめとするツールも是非活用してみてくださいね。
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