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鳳来寺山l山全体が天然記念物!歴史が息づく見どころ満載な登山コース紹介(2ページ目)

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山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。

鳳来寺山登山口

今回は参道入口、三ノ門のすぐ側にある「笠川駐車場」からスタート。15分ほどで鳳来寺山の登山口に到着すると、日本で3番目に長いと言われる石段が始まります。登ってすぐの道脇に松尾芭蕉の句碑もありますよ。
仁王門

出典:PIXTA(仁王門)

朱色の橋を渡り石段を登ると、立派な仁王門が現れ迫力ある二対の仁王像に出迎えらます。
傘杉

提供:PIXTA(傘杉)

傘杉がそびえるあたりは、登山道脇に巨木杉が立ち並ぶ壮観な景色。
松高院

提供:ヤマレコ/bigriki(松高院)

石段を登っていくと「松高院」や「医王院」など数々の寺院跡が登場します。霊山らしい独特の雰囲気が感じられますよ。
階段の登山道

提供:ヤマレコ/bigriki(石段)

所々に何段目か表した看板が。表参道ルートは、緩急ある石段が続くコースなので体力的にきつく感じるかもしません。
鳳来寺本堂

出典:PIXTA(鳳来寺本堂)

1316段の階段を登り切ると、ついに鳳来寺本堂が現れます。トイレも併設されており、本堂の向かいには大きな休憩舎もありますので、お参りを済ませたらひと休みしましょう。
勝岳不動

提供:ヤマレコ/WashiTabi(勝岳不動)

鳳来寺本堂からは本格的な登山道に。道中には、寿命を悟った利修仙人が亡くなったとされる「勝岳不動」や、阿弥陀如来像を作成した杉の木「六本杉」などが見られます。
奥の院

提供:ヤマレコ/WashiTabi(鳳来寺奥の院)
木の階段や桟橋がある登山道を更に進むと、今は損壊が激しい「奥の院」が現れ眺望も開けてきます。そこから15分ほど登っていくと山頂です。
鳳来寺山山頂
出典:PIXTA(鳳来寺山山頂)
鳳来寺山山頂は岩がゴロゴロしており、山頂標識と道標の他にベンチも設置されています。残念ながら木々に囲まれて、山頂からの眺望はほとんど望めません。
瑠璃山からの眺望
提供: ヤマレコ/bigriki(瑠璃山からの眺望)
鳳来寺山の頂を踏んだ後には、ここから目と鼻の先にある「瑠璃山」を目指しましょう。尾根を進むと10分ほどで、見晴らしのよい瑠璃山に到着。大きな岩陵の頂からは奥三河の山々が望めます。
天狗岩
提供: ヤマレコ/WashiTabi(天狗岩)

鳳来寺山山頂に戻ったら尾根沿いの「東海自然歩道」を歩いて「天狗岩」へ。眺望のよい天狗岩からは気持ちのいい景色が広がり、少し先にある展望台からは南アルプスも満喫できます。
鷹打場

提供: ヤマレコ/WashiTabi(鷹打場)

天狗岩を下って、分岐を「鷹打場」方面へ。分岐から3分程で岩陵の鷹打場展望台に到着。こちらも眺望が良く、正面にはハートの地形をした山が望め、撮影ポイントとしても人気です。
木の階段

出典: ヤマレコ/bigriki(木の階段)

最後の見どころ、鳳来寺山東照宮を目指して下りましょう。木の階段や橋を数カ所通りますが、雨の日は滑りやすいので要注意。
東照宮

出典:PIXTA(東照宮)

山中に佇む立派な東照宮がお出迎え。お参りや記念撮影を済ませたら、ここから10分ほどの鳳来寺本堂に向かいます。本堂からは往路の登山道を戻り、表参道登山口まで下ってゴールです。

駅から歩いて登れる!行者も越えた裏参道コース

鳳来寺山裏参道コース

提供:YAMAP
【体力レベル】★★★☆☆
日帰り
コースタイム:6時間28分
参考:ヤマレコ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
ルート概要
湯谷温泉駅(5分)→湯谷温泉 駐車場(18分)→間伐道ウツノギ線起点(30分)→湯谷温泉登山口(20分)→湯谷峠(16分)→行者越(50分)→鳳来寺(47分)→奥の院(14分)→鳳来寺山(5分)→瑠璃山(6分)→鳳来寺山(42分)→鷹打場分岐(3分)→鷹打場(5分)→鷹打場分岐(63分)→行者越(9分)→湯谷峠(12分)→湯谷温泉登山口(20分)→間伐道ウツノギ線起点(18分)→湯谷温泉 駐車場(5分)→湯谷温泉駅

「湯谷温泉街」からスタートするコースで、湯谷温泉駅から歩いて登頂可能。こちらは裏参道コースと呼ばれ、かつては修験者が難所の岩場を越えた道として知られています。途中からは「東海自然歩道」と合流。登山道は鉄階段などが整備されており、特筆すべき難所もありません。

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