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【山岳ガイドにお悩み相談】 登山道での「すれ違い」「追い抜き」「鎖場の通過」のマナー(2ページ目)

上田ガイド

上田ガイド

結論から言うと、下りの人に先に通ってもらっても問題ありません。ただし、状況によりますので、まずは「登山道でのすれ違いは登りが優先といわれているのはなぜなのか?」を考えてみましょう。理由は大きく2つあります。

◆下りの人の方が対向者に気づきやすく、登山道の先も見渡しやすいので、安全にすれ違える場所を見つけやすいため
◆落石や転倒によって下にいる人に被害を与えないため
出典:いらすとや(編集:YAMA HACK編集部)

登山者Aさん

相談者Aさん

大切なのは、登りを優先することではなくて、「安全にすれ違えること」なんですね!

上田ガイド

上田ガイド

そういうことです。例えば2つのグループがすれ違う場合、少人数のグループの方が安全な場所を確保しやすいので、大人数のグループを優先させた方がいいですね。

登山者Aさん

相談者Aさん

少人数同士のすれ違いでも、考え方は同じですよね。

上田ガイド

上田ガイド

その通り! Aさんのような場合には、下りの人に先に通ってもらうのもいいでしょう。

ただし、安全にすれ違えるかどうかを考えて判断することが重要なんです。そのためにも、どちらが先に行くのか、声を掛け合うことも大事ですよ。

登山道でのすれ違いは臨機応変に

どうしたら最も安全にすれ違えるのかを考えて、状況に応じて判断することが重要。どちらが先に行くのか、互いに声を掛け合いましょう!

 

【相談➁】登山道で前の人を追い抜きたい・道を譲りたいとき、どうするのが正解?

岩場(鎖場)の混雑・渋滞
出典:PIXTA

Bさんが登山道を登っていると、後ろから迫ってくるペースの早い登山者の姿が。気づいたら真後ろにぴったりとつかれており、咳ばらいをしたり、わざと足音を大きく立てたりと、どうやら早く抜かしたい様子。狭い道だったため、広いところまで行ったら止まって抜いてもらおうと思っていたBさんは、すごく嫌な気分になったそう。

相談者Bさん

相談者Bさん

道を譲るときや追い抜きをしたい時、お互いにどう対応するのがよいのでしょうか?

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