ほかにもたくさん!全国で池に映る絶景が楽しめるテント場
大雪山|ヒサゴ沼 テント場

出典:PIXTA
湿原にあるため足元が悪く、虫も多いので、行くのは少々大変です。が、沼の周辺は高山植物の宝庫。夏にはエゾツガザクラやエゾコザクラなど、さまざまな花を見ることができます。また、ナキウサギやエゾシカが現れることも。

出典:PIXTA
朝夕の、空の色が移り変わって行く時間帯がおススメ。幻想的に変化する沼の色を楽しみましょう。大雨の時は沼の水位が上昇することも。危ないと思ったら、早めに避難小屋に入るようにしましょう。小屋は約30人が利用できます。
- 料金|無料
- トイレ|避難小屋の横にあり(無料)
使用後の紙など、ゴミは持ち帰りましょう。 - 水場|融雪水の水場あり(要煮沸)
※沼の水は飲用には適していません。
上信越|高谷池ヒュッテ テント場

高谷池は、その名に「池」とついていますが、実は湿原です。無数の池塘と緑に囲まれてたテント場は、景色が良いことで人気です。ハクサンコザクラなどの高山植物を楽しめる夏と、紅葉で真っ赤に染まる秋がおススメ。

人気があるため、到着が遅くなるとテントを設営できない場合も。また、湿原ですので、雨が降るとテントに水が入りこむことも。早めの時間に到着し、水が流れたり、溜まったりしたあとを避けて、安全な場所にテントを張りましょう。
- 料金|1,000円/1名(トイレ協力金含む)
- サイト数|約25張
- トイレ|小屋と共同(男女共同、水洗でキレイ)、洗面所あり(飲用不可)
- 水場|湿原からの出水をご利用される場合は煮沸すること。自身で利用する水を持参するのが望ましい。ヒュッテ内でもペットボトルの水は販売
- 営業期間|2025年4月26日~10月26日
- その他|インターネットにて要予約。電話での予約は+500円/1名。テントの固定に使えるような石が少ないのでペグは必携
尾瀬|見晴らしキャンプ場

出典:PIXTA
見晴地区唯一のキャンプ場。テント泊の受付は燧小屋でできます。木々の間から尾瀬ヶ原が覗き、少し歩くと、池塘に映る逆さ燧ヶ岳を見ることもできます。

きれいなトイレや飲用可能な水場のほか、雨が降った際にちょっと駆け込める休憩所も。寒い場合には毛布を借りることもできますよ。
- 料金|1泊1000円/1名
- サイト数|約100張
- トイレ|公衆トイレあり(有料)
- 水場|あり(飲用可)
- 営業期間|4月下旬〜10月下旬(予定)※詳細は燧小屋に確認
- その他|貸毛布あり(1枚200円)
赤城山|大沼キャンプフィールド【2026年春頃オープン予定】

出典:PIXTA
県立赤城公園キャンプ場の閉鎖に伴い、大沼に面する湖畔に新たなキャンプ場『大沼(おの)キャンプフィールド』がオープン予定。
大沼は、赤城山の火山活動によって出来たカルデラ湖。そのため周囲を山に囲まれています。そんな山々が水面に映り込むさまが美しくいことで人気です。冬には池の上でワカサギ釣りもできますよ。
気をつけよう!池が近いテント場にはこんな危険も

出典:PIXTA
池がある場所は窪地である場合が多く、そこには水も石も集まって来ます。テントを張る前に、水の流れたあとや水たまりの形跡、斜面を転がって来たであろう石など、よくまわりを観察して安全な場所を選ぶようにしましょう。
また、雨の時は池が増水することも。あまりも水に近すぎる場所は避けましょう。雨が続くときや池が増水しているときは特に注意してください。
刻々と変わる絶景を、全身で味わおう!

出典:PIXTA
池に映る景色は、ほんの少しの風や光で変化して、ずっと眺めていても飽きません。風のない日はキーンと張りつめた鮮明な景色が映り込み、風のある日はぼんやりとしたパステル画のよう。その日、その時、一瞬一瞬違う絶景を、全身で味わってみてはいかがでしょうか。