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梅雨明けが待ち遠しい“好山病”発症中のあなたに!雨でも登りやすい山【西日本編】(3ページ目)

⑥久住山(1786.5m)|大分県

久住山の山容

出典:PIXTA
標高所在地最高気温(6月-8月)最低気温(6月-8月)
1786.5 m大分県竹田市19.2℃10.5℃
参考:ヤマレコ

久住山は”九州の屋根”と呼ばれる九重連山のうちの1座。火山群特有のガレ場やザレ場が多い多彩な登山道に併せて、赤川温泉方面と星生山側とで違った表情を見られます。山頂からの眺めも素晴らしく、九州でも人気の高い山です。気象庁 九重山の活動状況

おすすめコース:牧ノ戸峠(25分)→沓掛山(45分)→扇ヶ鼻分岐(15分)→扇ヶ鼻(15分)→扇ヶ鼻分岐(30分)→久住分かれ(40分)→久住山(30分)→久住分かれ(30分)→扇ヶ鼻分岐(40分)→沓掛山(15分)→牧ノ戸峠
※下りは見た道を戻ります
コースタイムと距離:4時間45分/9.9km

 

<九重連山を一望できるパノラマビュー!>

久住山山頂から見える中岳

提供:ヤマレコ/mfaysal(7月下旬・久住山山頂からの中岳)

久住山および九重連山は登山コースが豊富です。久住山山頂からは、中岳・硫黄山・三俣山などが寄り添うような眺め。それぞれの山の個性を身近に見られ、時間が経つのを忘れるほど!

<眺めだけじゃない!扇ヶ鼻の花たち>

マツムシソウ

提供:ヤマレコ/URAURA0613 (マツムシソウ)
久住山は斜面一面に咲き乱れるミヤマキリシマで有名ですが、梅雨の時期の扇ヶ鼻は薄紫のマツムシソウを始め、濃い紫のママコナやピンク色のシモツケソウなど、たくさんの花を愛でることができます!

梅雨の山歩きはココに気をつけよう

登山装備の画像
出典:PIXTA

①雨によるスリップや川の水量などに注意

雨のため登山道の土も緩み、木道や木の根・石が滑りやすくなるので、手元足元には十分注意して下さい。また、川や沢の増水や氾濫が起こりやすくなるため、現地付近の天気予報を確認しましょう。

②行動中の体調管理に留意

樹林帯は湿度が高く蒸し暑くなります。服装のレイヤリング調整を始め、熱中症にならないよう水分や行動食を携行しましょう。

③身の回りの防水対策

天候変化によるレインウェア、足元はゲイターや防水機能付きの登山靴、カメラやスマホなどデジタル機器の防水対策も必要です。

④無理のない登山計画を

突然の雨や雷雨など、変わりやすい山の天気。事前に、本来歩くコース以外にエスケープルートがあるか確認しましょう。コース上に小屋・避難小屋があると安心です。登山道が整備された高原や湖沼群のハイクなら、小雨でも歩けます。

ストレスをためちゃうくらいなら……思い切って山に出かけてみては

剣山/次郎岌への稜線

出典:PIXTA(剣山/次郎岌への稜線)

せっかくの貴重な休日を鬱々と部屋で過ごすのは、とてももったいないですよね。日常生活から離れ山に行くだけで、ストレスや悩みなどをリフレッシュしてくれます。ゆっくりのんびり歩いて山に溶け込んで、好山病の症状を軽くしましょう。

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