COCOHELI ココヘリ / 山岳遭難対策制度(ココヘリ) 550万円までの捜索救助を実施 入会金1,100円OFF
梅雨登山 西日本

梅雨明けが待ち遠しい“好山病”発症中のあなたに!雨でも登りやすい山【西日本編】

遂に西日本も梅雨入りし、本格的な雨のシーズンとなりました。雨が降っていると、家から出るのもちょっと億劫になりますよね。ましてや梅雨時期の山登りとなると、晴天の山登りより危険度も増えるから出掛けにくい!なんて方も。ここで、“好山病”の症状が出ている山好きのみなさんに朗報です。初級者向けの梅雨の山の美しさに心惹かれる西日本の山で、梅雨のモヤモヤを晴らしましょう!

目次

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。
山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。
アイキャッチ画像出典:PIXTA

梅雨真っ最中の西日本!梅雨明けはいつごろ?

雨の中を歩く男性

出典:PIXTA

とうとうこの時期が来てしまいましたね。2023年の西日本の梅雨入りは平年・昨年よりも遅め。登山好きのみなさんは、はやくも梅雨明け情報が気になっているのではないでしょうか。

地方2023年の梅雨入り平年の梅雨明け
沖縄5月18日頃6月21日頃
奄美5月18日頃6月29日頃
九州南部5月30日頃7月15日頃
九州北部5月29日頃7月19日頃
四国5月29日頃7月17日頃
中国5月29日頃7月19日頃
近畿5月29日頃7月19日頃
東海5月29日頃7月19日頃

(2023年6月9日時点)

でも山に行けないなんてもう無理!何とかしたい

部屋にこもる女性

出典:PIXTA

”毎年恒例の梅雨。やまない雨はない!”と分かっていても、イヤなものは嫌。梅雨の晴れ間を期待して登山計画を立てても、天気がずれ込んで雨予報に・・・。何もない梅雨の休日は、一日終わるのが長~く感じてしまいます。山に行きたくてウズウズする好山病の症状、何とかしたいですよね。

好山病からのフラストレーションは、やはり”山”で!

差し伸べる手

出典:PIXTA

北アルプスや八ヶ岳など、国内のメジャーな山は東日本に集中していますが、西日本にも魅力的な山がたくさんあるんです!しっとりと艶やかな森の中は、樹木の葉が輝き草花は活き活きしています。好山病の症状をエスカレートさせないためにも、一歩外に出掛けてみましょう。

“好山病”の窮地を救う山情報

”幻想的、神秘的、神々しい”。梅雨の山だからこそ、晴天とは一味違うシーンに感動できます。それでは、コースタイム5時間以内で歩ける6座を見てみましょう。

①倶留尊山(1038m)|三重県・奈良県

倶留尊山

標高所在地最高気温(6月-8月)最低気温(6月-8月)
1038m三重県津市、奈良県宇陀郡曽爾村23.6℃13.8℃
参考:ヤマレコ

倶留尊山は、三重県と奈良県にまたがる高見山地のうちの1座。そして倶留尊山と曽爾高原は室生赤目青山国定公園に指定され、曽爾高原の平坦地はなんと東京ドーム約8個分(約38ヘクタール)の大きさ!コース内の二本ボソより先は私有地のため、入山料500円が必要です。

おすすめコース:曽爾高原駐車場(43分、※推定値)→亀山峠(25分)→二本ボソ(25分)→倶留尊山(20分)
※下りは来た道を戻ります
コースタイムと距離:2時間37分/4.8km

<一面に広がる広大な緑は圧巻>

曽爾高原

提供:ヤマレコ/kaoribe(7月中旬・曽爾高原)

広大な曽爾高原は、春は野焼き・秋は黄金色のススキに覆われ、多くの人で賑わいます。ハイシーズンは秋ですが、夏の曽爾高原も素晴らしい景色ですよ!

②剣山(1955m)|徳島県

剣山と次郎笈

提供:ヤマレコ/saibaba(7月上旬・左の次郎笈と右の剣山)
標高所在地最高気温(6月-8月)最低気温(6月-8月)
1955m徳島県三好市・美馬市・那賀郡18.4℃8.8℃
 参考:ヤマレコ

日本百名山でもある剣山は西日本で2番目に高い山で、別名”太郎岌”とも呼ばれています。この剣山は、「ソロモン王の秘宝が眠っている、ユダヤの三種の神器が隠されている」など、穏やかな山容からは想像もつかないいくつものミステリアスな伝説があると言われているんです。

おすすめコース:リフト西嶋駅(15分)→刀掛の松(35分)→二見展望所(25分)→次郎笈峠(25分)→次郎笈(15分)→次郎笈峠(40分)→剣山(5分)→剣山頂上ヒュッテ(20分)→刀掛の松(10分)→リフト西島駅
コースタイムと距離:3時間10分/5km

<どこまでも続く稜線歩きは爽快>

次郎笈まで続く稜線

提供:ヤマレコ/saibaba(7月上旬・次郎笈まで続く稜線)

剣山から次郎岌、そして三嶺までの美しい道のり。絶景を眺めながら開放的な空間を歩く次郎笈までの稜線は、「もっとその先を歩いてみたい」と意欲を掻き立てられます!

1 / 3ページ