この記事ではクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」のプロジェクトから、アウトドアにぴったりな注目のプロダクトを編集部が厳選してお届けしています。
今回ご紹介するのは、トレイルランニングが「安全に、持続可能な形で」広がることを願う「KZKR(カゼキル)PROJECT」です。
<以下、起案者、YAMAP / ヤマップが展開するブランド「KZKR(カゼキル)PROJECT」のプロジェクト内容>
KZKR(カゼキル)PROJECTとは
KZKR(カゼキル)PROJECTは、山のあたらしいアクティビティ「トレイルランニング(トレラン)」を広めたいという人・組織・作品が、垣根を超えてトレランを楽しく、安全で、持続可能な文化にしていくことを目指すプロジェクトです。
トレランは、その名の通り「トレイルを走る」というシンプルなアクティビティですが、街を走るのと同じ装備や知識で臨むものではありません。
また、山には危険がつきもの。遭難者の数も決して減少傾向ではないのです。山を安全に楽しむための登山アプリ「YAMAP」を開発する私たちにとって無視できない問題です。
このプロジェクトは、トレランの楽しさやテクニックと同時に山の知識・マナーなどを(楽しさは忘れずに)啓蒙するイベントやコンテンツを中心に形成されています。
PROJECT01
初心者向け講習会・座学の開催
初心者向けのトレラン講習会、座学の場を提供します。講習会はフィールドでの実施、座学はイベントスペースなどで行います。この取り組みは、YAMAPユーザーで組織される『YAMAP KZKR TEAM(仮)』で行っていく予定です。『YAMAP KZKR TEAM』は、後日募集を開始します。
PROCECT02
初心者のための、トレランWebコンテンツの制作
初心者が、トレランを始めるときに参考になるコンテンツを制作します。webにはすでに様々なトレランのページがありますが、情報が点在しているため、多くのページをまわらなければなりません。本プロジェクトでは、トレランを体系的に、網羅的に、楽しく学べるコンテンツを目指します。
PROJECT03
選手やメーカー、団体とのコラボレーション
プロのトレラン選手のトークショーや練習会の開催、インタビューコンテンツの制作などを予定しています。また、メーカーとのコラボ商品の制作や、団体と連携したトレラン地図の作成も行います。ここでも、『YAMAP KZKR TEAM』との連携を見据えています。
あなたは「トレラン」を知っていますか?
「トレラン」は、トレイルランニングの略称。トレイルとは不整地のことなので、山や草原や荒野などの舗装されていない道を走ることを指します。
トレイルランニングは、平成の時代とともに黎明期を終え、今まさに普及のフェイズに入るところ。トレラン人口はもとより、地域を巻き込んだトレランの大会も増加の一途を辿っています。
行き過ぎた都市化の反動か、アウトドアを時代が求める中、風を切って野山を駆けるという解放的で原始的な体験には、人間の野生や冒険心に働きかける魅力があります。間違いなく、山を走る人は増えることになるでしょう。
本来、山を歩くのも、走るのも、滑るのも、どう遊ぶかは自由なはず。だからこそ、みんなが気持ちよく安全に遊べるために、お互いが歩み寄らねばなりません。
そのためには、山を愛するすべての人が、正しい知識や情報に触れる必要があります。
トレイルランニングが「安全に、持続可能な形で」広がることを願い、YAMAPはこのプロジェクトを行うことにしました。
「トレイルランニング」を題材にした世界初のコミック『カゼキル』が連載開始!
このプロジェクトの名前には、6月28日(金)よりComicWalker、ニコニコ漫画ならびにpixivコミックにて連載が開始された本橋ユウコ先生のトレラン漫画『カゼキル』の名を冠しています。
山と風との出会いが景色(セカイ)を変えた――!!
中学時代の最後の大会での失敗から、陸上から距離を置いていた高校1年生の扇谷颯太は、偶然出会ったプロトレイルランナーの守山啓介に誘われて、トレイルランニングの体験会に参加することに…。
この出会いが、陸上選手としての颯太の運命を、大きく変えていく――!!
いま大注目のスポーツ「トレイルラニング」を題材に少年たちの戦いと挑戦を描く、“世界初”熱血トレイルランナー青春譚、ここに開幕!!
本橋先生は元々「オーバーハング」というクライミング漫画を書いていた漫画家です。「オーバーハング」連載後、お会いする機会があり「なぜ、色々と題材がある中で敢えてアウトドア系の漫画を書くのか?」というお話をしました。
本橋先生の答えはこうでした。
「漫画を通して、多くの人が自然の中で過ごす機会をつくりたいから」
この想いは、偶然にもYAMAPが目指す先と同じものでした。その時から、本橋先生と一緒に、自然と触れ合う人を増やしたいと考えていました。
「漫画」は大きな力を持っています。サッカー、バスケ、自転車に百人一首、漫画の力で、多くの人が“それ”を始めたのを私たちは知っています。
そして、本橋さんがトレラン漫画を書くということで絶好の機会が訪れました。YAMAPは「カゼキル」と一緒に、トレランを自然の入り口としてアウトドアを盛り上げていきます。
今回の漫画連載のお話を頂いて大変嬉しく思うとともに、責任も感じています。トレランを通して一人でも多くの人が身近にある自然に親しむこと、そこで自分らしい充実した時間を過ごす日常を、当たり前と思える社会になっていけるように、 この漫画がそうした一助となれることを願っています。
YAMAPさん始め今は様々な安全を守るためのツールも進化していますから、そんな情報発信も作品の中でどんどんしつつ応援して行きたいです。
プロジェクトを応援してくれるサポーター
すでに、世界で活躍するトレラン選手をはじめ様々な人・企業が、このプロジェクトを応援してくれています。今後のプロジェクトの企画やコンテンツにも協力や登場をお願いをする予定です。