【基本編】ストック・ペグ・細引きを使った設営方法

撮影:三宅 雅也
まずは、地面からの冷気を避けるため、落ち葉などの緩衝材を敷き詰めます。 次にツェルトを取り出し、入り口ファスナーを閉めます。

撮影:三宅 雅也
その後、フロア部分となる四隅をペグダウン。

撮影:三宅 雅也
ある程度テンションを掛けながら長方形のフロアを作ることを意識しましょう。

撮影:三宅 雅也 (見やすいよう末端処理はしていません)
トレッキングポールの石突部分に細引きを通します。 結び目は、ダブルフィギュアエイトノット (二重8の字結び)でループを作っています。

撮影:三宅 雅也
これをトレッキングポール1本に対し、2本用意しセット。 細引きはあらかじめ自宅で結んだものを持っていくと現場での時短となりますし、ロープワークはすぐに忘れてしまうので事前準備が良いでしょう。

撮影:三宅 雅也
まずは片側の幕を起こしていきます。 トレッキングポール先端を本体の接続リングに挿入し、細引きにテンションを掛けていきます。 細引きの反対側は「自在結び」に。

撮影:三宅 雅也
なお、細引きの地面との固定は、今回は落ち枝を利用しました。 手頃な石があれば、石で固定も有効。 状況次第では割り箸などを活用するのも手段の一つです。

撮影:三宅 雅也
片側の細引きのテンションが掛けられたら、反対側も同様にペグダウンしテンションを掛けていきます。同様の工程を反対側でも。

撮影:三宅 雅也
ひとまず立ちました。

撮影:三宅 雅也
その後、均一にテンションを掛けるため、フロア部の4点の位置を微調整します。

撮影:三宅 雅也
内部を覗くと、まだフロアはこのような状態になっていますので、中に入りフロアを閉じていきます。

撮影:三宅 雅也
左右のフロアを紐で縛って完成!
最初は手間取るかもしれませんが、慣れればサッと設営できます。