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水の飲み過ぎ

水毒|水の飲み過ぎによる害!?気になる症状や4つの改善方法

最近なんだか身体がむくみやすくて、冷えやすい……それってもしかしたら水毒かも!ここでは、水毒の症状や改善方法をまとめました。効果的な漢方やツボな療法、普段の食事などで体質改善をはかる方法をご紹介!原因はさまざまですが、私生活の見直しによって改善できます。すぐにできるものもあるので、是非実践してみてくださいね。

目次

アイキャッチ画像出典:photoAC

水毒ってなに? 7つの症状をチェック

水を飲む女性

出典:PIXTA

水毒とは、水分が体内にたまってしまい、痰飲・水湿・水腫などの病症が起こることです。通常だと摂取した水分が全身を巡り排出されますが、気候の変動や精神的なストレス、食生活などによって水分代謝が影響を受けることが要因とされています。

水毒の症状
①むくみ・お腹のぽっこり
②トイレに行く回数が少ない(4回以下)
③疲労感・だるさがある
④頭痛・めまい・嘔吐
⑤気分にむらができる、神経が過敏
⑥痙攣
⑦意識不明

夏は過剰に摂取してしまいがち。気温が高い日でも身体が冷えている人は、水毒の可能性があります。

水毒の改善法4つをご紹介

1.意識した水分補給を

1日で人間が体外へ排出する水分は2.3Lですが、食べ物から補充できる水分の量は0.8Lくらい。その差である1.5Lを水分補給として摂取しましょう。

※水分を摂取する時の注意点※
■一気に水分補給しない
■冷たい飲み物ばかり飲まない
■白湯や常温水を飲む

2.自分の水毒症状に合わせ漢方を飲む

水毒の症状は様々です。普段の生活が仕事の関係で改善できないなど、忙しい人には薬を飲むことも1つの方法です。

【喉が渇く・尿の色が濃くなり少なくなる】

ツムラ 漢方五苓散料エキス顆粒

日局タクシャ、日局ソウジュツ、日局チョレイ、日局ブクリョウなどの混合生薬。水分循環を改善し、余計な水分を取り除くのに用います。体力にかかわらず使用できます。

【冷え症や貧血・めまい、肩こり、耳なり、動悸】

ツムラ 漢方当帰芍薬散料エキス錠A

主薬のトウキ、シャクヤクをはじめ、タクシャやブクリョウなどの6種類の混合生薬です。体をあたため、血行をよくして貧血症状を改善する作用があります。

3.ツボをおす

【水分のツボ】
おなか

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余分な水を体の外に出してくれるツボです。おへそから指1本分上にあるツボを押します。息をゆっくり吐きながら、両手の中指を押し込むように強めに10回程度押してください。

【腎兪のツボ】
せなか

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膀胱や腎臓の働きを刺激し、水分をスムーズに排せつさせるツボです。ウエスト辺りの高さにある背骨の出っ張りから、指2本分両外側に位置するツボを、息を吐きつつ親指で10回ほどやや強く押します。わき腹をつかむように手を置くことがポイント。

4.食生活の改善

食事を見直すことで随分良くなります。毎日1つでいいので実践してみましょう。水毒を防げる食事

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※食事を摂る時の注意点
夏が旬の野菜や果物など身体を冷やす「陰性食品」をとりすぎないようにしましょう。キュウリ、トマト、レタス、バナナ、スイカ、白砂糖、バター、マヨネーズ、酢、白米、うどん、牛乳などです。

※おすすめの食材※
■リンゴ
■ゴボウやニンジン
■しょうが
■海藻
■赤身の肉・魚
■玄米やそば
■みそや醤油

<水毒防止のおすすめレシピ>
サンラータン

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【きのこたっぷり酸辣湯】
<材料>
・まいたけ・・・・・・25g
・しいたけ・・・・・・2個
・えのき・・・・・・・25g
・金針菜・・・・・・・10g
・白ネギ・・・・・・・60g
・豆腐・・・・・・・・1/4丁
・赤唐辛子・・・・・・1/2本
・オーサワの中華だし・1袋
・水・・・・・・・・・300ml
・片栗粉・・・・・・・大匙1/2
・醤油・・・・・・・・大匙1と1/2
・お酢・・・・・・・・小匙2
・ごま油・・・・・・・適量

<作り方>
白ネギは飾り用の白髪ネギに、他の材料も全てカットして、水と中華だしを入れたなべにまず金針菜を入れ火にかけます。少し経ったら他の材料も全て入れます。火が通ったら醤油・お酢を加え、片栗粉を水に溶いてから回しいれましょう。仕上げは白髪ネギをのせて、お好みでごま油をたらしたら出来上がり!

4.運動をする

下半身の筋肉が少ないと代謝が悪くなり、水分が体内にたまりがちです。本格的な運動までいかなくても、日々の生活の中で階段を使ったり、1駅前で降りて歩くなどの意識をしましょう。また、夏でもお風呂につかって身体を温めることも効果的です。

水分の摂り方に注意しよう

水毒防止に少しの水をコップに入れる

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暑くなるとつい冷たい飲み物をたくさん摂取しがちですが、飲みすぎると水毒を引き起こしてしまうかもしれません。かといって飲み控えると脱水症も怖いので、水分の取り方や食べ物に注意して健康に過ごしましょう。

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